2011年8月4日木曜日

むやみやたらと

先週末は教授宅での学期打ち上げ飲み会。
それに参加せねばならないというのに、
先週降り続いた雨は、自宅ベランダから
階下への浸水という波及効果をもたらし、
金曜に大家さんの家へ訪問、
土曜に業者による自宅点検、
と忙しさを倍化させてくれたのだった。

今週も知人宅へ伺う予定があったのだが、
こちらは週明けに向こうからキャンセルの申し入れがあって、
今週はそれなりに予定なしの状況になった。
加入している健康保険会社がどうも自分のゼメスター数を
数え間違えているっぽいので、そこにクレームの一報と
証拠となる学籍登録証を送ること、
そして上の業者によるベランダ改修に関する日程調整のための
連絡待ち、これくらいかな。

ベルリン自由大にはSLZ(ドイツ語でSprachlernzentrum
だったかな?の略で、「言語学習センター」の意)
というちょっとしたサロンみたいな部屋があって、
最近はそこに行くようにしている。
一応各国語学べるけれど自分は取り敢えずドイツ語を学びに。
あるいは学ぶヒントを得るために。
そこに置かれたちょっとした教材のプリントは
一日に5枚までしか持ち帰ることができないという決まりがあるので、
行ってそれを取って来る→そのまま図書館へという流れ。
言語学習は時間がかかって仕様がないが、
口頭試問を全部板書で済ますわけにもいかないだろう。

最近ちょっと仲良くなったドイツ人の知人がいるが、
彼はとにかく喋りまくる。
話しているとこっち1:向こう100くらい喋る。
その彼とはメールで哲学のことをやりあっているのだが、
こちらでも自分が1書いたことに5くらい質問が来て切りがない。
それでもこれは哲学のことをドイツ語で説明する練習にも
なると言えばなるだろうから、多少時間をかけてもやっている。
しかしヘーゲル専門でやっている人間に
ソシュール、バンヴェニスト、ラカンといった事への
説明や関連を求められても決して簡単な事ではないことは、
哲学をやっている人なら分かってもらえるのでは、と思う。
彼とは万事がこんな調子。
おまけにフランス系の哲学を自分がやったのはこっちに来る前、
最低でも6年か下手すると10年くらい前の話。
それを思い出しつつ、たまには確認しつつ。
結構それなりに何とかなるものではあるけれど。

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