2010年12月29日水曜日

「extrem kalt (=extreme cold)」って


ここのところ、毎日ベランダの雪かきをしているなあ。
屋根があるというのに結構な量が毎日追加される。
というわけで屋根の無いところの写真を撮ってきた。
 
車も埋まりつつある。
ちなみにドイツでは車の屋根に雪を
乗せたまま走ってはいけない。
その雪が落ちたときに
後続の車に危険をもたらしてしまうため。
今年からだったかな、ドイツでも
冬用タイヤの着用が義務化されたと聞いた。
両方ともどれくらい守られているかは、
まあ、お察し下さい(笑。
 
これだけ積もると、車のタイヤもスリップして
発進にも一苦労なようで、
昨日、夜中の2時か3時くらいに
近所で一生懸命アクセルを踏み込んでいる音が
30分くらいずっとしていた。
時間帯といい、いつまでもやっていることといい、
で、近所の誰かが途中で止めに入ったみたい。
その車、昼くらいに再度同じことをしていた。
 
自転車も逆立つ寒さ。
 
大人がしゃがんで隠れられるくらいの高さ。
もちろんそれは比較的きちんと雪が
道路端に寄せられている大通り限定とはいえ。
 
それでも大通りの車道にさえ、
まだ結構雪は残っている。
雪かきが間に合っていない。
 
気温は目下さらに下り坂で、
峠となる木曜の朝はマイナス22度とか
RBBのデジタルTV用テクストでは予報していた。
それはベルリンでも郊外の方の話だろうとしても、
街中でもマイナス15度以下になることは確実だろう。
 
来週からは授業が再開となるので、
今週は色々準備もしておきたいところなんだけど、
ホント、天候と相談の上ってことになるなあ。

2010年12月28日火曜日

ベルリーナー

「Berliner ベルリーナー」というのは、
「ベルリンの」という形容詞の他に、
「ベルリン人」という名詞、
そしてもう一つ別の名詞として↑のドーナツを意味する。
 
買う場所、買い方によって値段もまちまち。
パン屋で買うと多分一個1ユーロくらいするかも。
パン屋で買ったことはないが、
学食で似たようなドーナツを買っても
それよりちょっと安いくらいなので、そこから推測。
 
今回はスーパーで安く売っていたのを買った。
6個入りで1.8ユーロ。
別のスーパーではその2倍の値段も見たことがある。
 
こんな風に中にジャムが入っているのが標準。
これはストローベリー。
パン屋でチョコのも見たことがあったような記憶も
あるようなないような。
 
大きさ的にも味的にも
日本だとミスタードーナツ辺りで手に入りそうなものを
想像してもらえば大体そんな感じ。
揚げていない分、普通のパンに
どちらかというと近い。
砂糖のコーティングではなく、
シュトレンのような白い粉砂糖が振ってあって、
美味しかったは美味しかったが、
粉が飛ぶのには注意を要した。
多分買い食いには適しているかと。
 
今年のクリスマスを乗り切るのに
大いに貢献してくれた食品だった。

2010年12月27日月曜日

ホワイトクリスマスだったベルリン

24日から25日朝にかけてドイツ全体で雪。
↑の写真は25日朝のもの。
 
前の初雪の時に上げた写真と被るけど、
寒いし雪がまだ雪も道にそのまま残っている状態で、
他の景色を撮りに行く気力はなかったもので。
 
ちなみにこの後、除雪車が来て
軽く雪をのけてくれていた。
ドイツにおける第一クリスマスなんて、
この国における祝日中の祝日も甚だしいところで、
そんな日にも仕事をしてくれるとは
何て素晴らしい人々だと感心した。
ちなみに今日26日(グーグルのco.jpから
ログインしているためか、いつもの様に日付が
ずれているけれど)の第二クリスマス、
24日からここまで一歩も家を出ていないので
あまり影響はなかったのだけれど。
 
閉店法は憲法通りとかって判決が
あったにも関わらず、ここ数年、
ベルリンはその縛りが着実に緩んでくれていて、
今年なんかはそろそろ中央駅とかあの辺では
25日でも店が開いていたりはしないだろうか、
ちょっと試しに行ってみようかとも
少し前は思ったものだったけれど、
幸運にも買い込んだ食糧が丁度3日過ごす分
あったため、わざわざそんな事をすることはないな、
と判断した。
 
「ホワイトクリスマス」にそのまま相当する
ドイツ語「ヴァイセ・ヴァイナハテン」。
まあ、有難みなんてこれっぽちもない。
この時期雪が降るなんて珍しいことではないし。
雪を被ってより一層美しさが際立つような
この時期限定の風景ってのがあるわけでもないし。
後者は半分主観だけど。
クリスマスは、以前に言ったことの反復になるが、
外でやるものではなく、内でやるものなので。
 
そして23日だったかまだ帰省ラッシュが続く最中、
雪はとうとうベルリン-ハノーファー間の列車も止めた。
この路線の重要性はというと、
ベルリンからの鉄道交通はまずハノーファーへ、
と言われるくらいだ。まあ、今自分が考えたんだけど。
いやいや、ハンブルクだったら直接行けるルートが
あるのかな?でも西や南(西)に行こうとしたら、
おそらくは必ずハノーファーを経由しなければならない。
自分がフランクフルトからベルリンへ来たときも
もちろんハノーファーを中継した。
だからこの路線が止まると、ベルリンから行ける所は
それとは逆路線になるライプツィヒだとかドレースデンだとか、
相当限られた地方だけとなるはず。
そっちを経由してミュンヘンに出られる路線が存在するなら、
そっちから回って西側に行けそうだが、
一日で着けないんじゃないかな、
よほど早い時間に発たない限りは。
まあこの知識は5年以上前のもので、
ドイツの鉄道網もだいぶ変わった(はず)だから、
大してあてになるものではなく、雑感ということで。
 
そんなこんな、丁度この2日くらいブログ更新をサボったが、
特に何があったわけでもなく、
むしろ何も無くての由。
パソコンを直してからというものの、
読書がはかどるわはかどるわ。
パソコンの安定は心の安定なのか、
まあ心のどこかに引っかかっていたのかもしれないな、
などと思った。
ともあれ切り良く終わるために、
現在同時進行で読んでいる2冊の本を
月末までに片しておきたいところ。
 
今年のクリスマス唯一の誤算はコーヒーを買い忘れた事。
切れ掛かっていることにすら気がついていなかった。
スーパーの開くまであと約7時間、
自分に残されたのはカップ2~3杯分といったところか。
紅茶にしたり、ホットチョコにしたりしながらなら
乗り切れるかな。

2010年12月24日金曜日

ああ混雑

さて、明日からは正月、
クリスマスという名の。
 
イブは14時とか16時くらいで店は全部閉まってしまう。
そのため今日なんかはどこもかしこも
最後の買出しの客、といった体で、
デパート、ショッピングモールから、
スーパー、高速道路まで大混雑だったそうだ。
スーパー以外はニュースが情報ソースだが。
 
昨日からやっと雪が解ける温度にまで
気温が上がったベルリン。
今、道は泥はね。
 
ここのところしばらくは南の方ほど暖かく、
シュトゥットガルトとかミュンヘンの方では
プラス7度、8度とか出ていた日もあって
うらやましく見ていたものだが、
それ以外の地域なのか、
ニュースではそれでもドイツ全土規模、
いや、ヨーロッパ全体規模での大雪による
交通障害を連日取り上げている。
まあ、正月なので帰省ラッシュでもあるわけ。
飛行機は飛ばないor大幅な遅れ、
鉄道もしかり、
高速道路も雪だらけ。
大変そうだあね。
 
自分は取り敢えず赤ペンを買い込んだし、
黒ペンの替えもついでに補充しておいた。
水も買ってきたし、
26日に飲食店が開くまでの間の食料も
部分的に買っておいた。
残りは明日買いに行けばOK。
今年は準備万端な方かな。

街路名をめぐる争い

週一でポストに入ってくる無料タウン紙からのニュースより。
 
先週、自分の住んでいるレオポルド・プラッツより
北西に2駅行ったレーベルゲという地域で、
通りの名前を書いたプレートの上にシールか何かを
貼って、いくつもの通りの名前が書き換えられる
という事件があった。
それらは市当局によって即座に撤去され、
元の戻されたという。
今回はそんな話。
 
自分が住んでいるこの近辺、
広い地域名でヴェディングというが、
このヴェディングには外国の国名・都市名を
名前に使った通りが多数存在する。
例えばレオポルド・プラッツから北東へ2駅、
そこはオスローアー・シュトラーセ。オスロである。
それ以外にもブリュッセル、ユトレヒト、
トリノ、アムステルダム、イラン、ハンガリー
‥挙げていったら切りがない。
そんな中、アフリカ関連の名前が集中している
場所があって、そこは「アフリカ地区」と
呼ばれているのだそうだ。
そんな呼び方があることは
そのニュースで初めて知った。
 
上に書いたようにその他の地域の地名・国名も
登場するため、ちっとも気がつかなかったが、
その「アフリカ地区」で通りの名前に使われている
アフリカの国名は旧ドイツ植民地から取られている。
そのため、通りの名前を変えるための
市民運動及び団体があって、
今回の事件もそうした背景から生じたもの。
 
前にはそういった植民地で開いた大農場で
悪虐の限りを尽くした人物の名前が付けられた
通りもあった。この通りは現在、同名で、
反ナチ運動に貢献した人物の名前である、
とシニフィエを変える形で存続の妥協点を見ている。
 
通りの名前を変えるにしても、
どんな名前にするか、
特にアルファベットにしたときの表記の問題があるとか、
そんなこんなで話はだいぶ前から
先送りされて来ているとのこと。
現在の通りの名前に固執しようとする
保守派の人の意見では、
通りの名前を変えると住所が変更になるため、
公私で各方面へ届けを出さなければならず、
住民にコストがかかる、
通り名を書いたプレート等を新調しなければならないので
市当局にも負担が発生する。
要はお金が‥だそうだ。
どこの国でも地域でもそうだが、
ホント、この手の人はどうしようもない。
 

2010年12月22日水曜日

ミルフィーユ構造体

「このxyzを下さい」
「それはxyzではなく、ナポレオンabcです」
「じゃ、そのナポレオンなんとかを。
あと、そっちのチョコのやつを1つ」
「チョコとマルチパンよ、でもって1個ね
(中性名詞ではなく女性名詞だった)」
 
ちっとも会話が噛み合わねえ(笑。

絶滅危惧種「アルミ缶」?

「環境保護」とかって名目の下、ベルリンでは
一時は絶滅の危機にまで追い込まれていたアルミ缶。
自分がこっちに来た5年くらい前は、
スーパー等では見かけることはまずなかった。
宅配ピザ屋に行くとあったのだが、
それでも表示はポーランド語とか、ハンガリー語で
書かれてあって、要はそっちから輸入してきたもので
あることが伺われた。
 
それがこの夏くらいに、某スーパーでアルミ缶飲料の
販売が再開、ちょっとだけ新聞等の話題になった。
一つの系列で再開されたら、あれよあれよと、
他の系列のスーパーでも‥と広がり、
今や大体どこに行っても売っているようになった。
一気に復活、である。
 
日本に比べ、あまり種類は豊富ではなく、
コーラ、及びコカコーラ社のが数種、
ペプシ、及び同社のが数種、といったところ。
値段は1缶35~45セント。スーパーによって異なる。
これに缶へのデポジット金が25セント。
従って、買って道ながらに飲んでも、
空き缶を捨てたりできない。
 
ちなみにペットボトルの500mlだと
79~89セント+デポジットが15か25セント。
ベルリンの「自動販売機」で売られているのは
ペットボトルの方。
 

2010年12月21日火曜日

最近の夜景の様子

これらの写真を撮ったのは一週間ほど前。
その頃はまだVista再インストールしたてで、
デジカメ関連のドライバ&ソフトを準備出来ていなかったため、
今頃になってアップ。
準備したのは実は昨日だったりするわけだけど。
 
ゼミ帰り、ふと向こうに
青いものが見えたのが全ての始まり。
ウンター・デン・リンデンなんだけれど、
この建物何だったかなあ。
寒かったので後で検索しようと思ったが、
帰ってきてググってもよく分からなかった。
位置的にはクローンプリンツェンパレーの隣、
ドイツ歴史博物館の向かい。
そもそもこんな建物あったっけなあ、だった。
 
年末恒例、観覧車登場。
 
さっきはアレクサンダープラッツ方面。
そっちには行かず、そのまま帰る方へ。
街路樹にイルミネーションをバックに、
フンボルト大の前のフリードリッヒ大王像。
 
イルミネーションはこんな感じ。
ベルリンでは頑張った方。
 
フリードリッヒシュトラーセ。
駅から出たすぐの地点から。
より具体的には路面電車の駅のところから。
 
ウンター・デン・リンデンの今回写真にした辺りは
現在新しい地下鉄路線の工事中。
今は中央駅から国会議事堂、ブランデンブルク門と、
三駅かな、を繋いでいる路線が、
アレクサンダープラッツの方まで伸びる予定。
何年かするとまた景色が変わるというわけ。

2010年12月20日月曜日

たまには建物を五角形

Sバーン・ハッケンシャー・マルクト駅を出たところにある
使途不明の建物‥ってもしかしたら
既出かもしれない、と今思った。
その場合は冬の景色との対比をどうぞ。
 
ベルリン市では、市の清掃局員が
朝の5時から雪かきも担当するため、
雪は道の端に寄せられ、
一体本当はどのくらい積もったのか、
実感することは意外に少ない。
↑の写真でもうっすらとしか降らなかったように
見えるのでは?
 
あ、ちなみにうちの近所では、
朝の5時どころか、
なぜか夜中の2時くらいに除雪車が走ってくる。
24時間体制で働いているのだろうか‥。
 

予測なんて予報くらい当たらない

書いた直後に書いた事と違う事になるのは
もはやこのブログのデフォルトになりつつある。
 
先週までは週末が暖かくなったのに、
今週は週末に冷え込みが来た。
今も外はマイナス6度くらい。
最低気温はマイナス10度を見込んでOK。
 
この一週間は2日に一度雪かきしていた。
これから朝にかけてまた10から15cm追加が
入るとの事で、多分明日(もう今日だけど)、
起きたら雪かきかな。
 
火曜くらいからまたちょっと暖かくなるって話だけど、
天気予報はここの所、ホント毎日変わっているから、
直前、いや、正直その時になってみないと
分からないというか。
ほとんど単なる現在の確認。
 
雪が降っているのはベルリンだけでなく、
ドイツ全土であり、
ケルンとかでは道に撒く塩が不足している
ってニュースで言っていた。
今年はドイツ人でも予想を越えるほどの積雪、
ということなんだろう。
-------
予報も当たらなければ予測も当たらない。
今度こそ見つかったか、と思った、
5人目、最後の審査委員だったが、
週の最初の方で候補の人からお断りの連絡が来た。
今学期終了と同時に別の大学での仕事が入っており、
帰ってくるのが再来学期になるからだそうだ。
その人がさらに代わりになりそうな人物を推薦してくれて、
主査の教授と一応確認の話をした後に連絡を取った。
しばらく連絡が来なかったが、今日になって来て、
こちらもお断りとの旨。
専門が全然違っていて、
受け持てる自信がない、との話。
というわけでまた新しい人に
掛け合ってみなければならなくなった。
休みに入ってしまったので、続きは来年になる。
 
---------
ああ、そう、ついでに今日は第4アドヴェントだった。
↑の写真はそれに関連したチョコレート。
 
クリスマス前最後の日曜、
しかも店営業が解禁されていたので、
KaDeWeとかあの辺は大混雑したらしい、
とはニュース談。
自分にはスーパーが開いていることが重要。
日曜の営業は基本13時から18時。
でも場所によっては今日は特別なのか20時まで
許可されていたところもあって、
Sバーンで2駅行かなくては行けなかったけれど、
そっちに行ってきた。
ゲズントブルネンの隣、
シェーンハウザー・アレーってとこ。
駅隣接のショッピングモールがあって、
でもその中のスーパーが目的地という。
冬服もなあ‥買うと言って、
結局毎年何も買っていないな‥。
 

2010年12月13日月曜日

始まりはいつも年末

週末に暖かくなって、週が明けると再び冷え込む、
そんなベルリンの今日この頃より。
 
今日(昨日)日曜が第3アドヴェント。
クリスマス市に行く人は忙しかったのかも。
スーパー等は休みで、自分には普段の日曜だった。
 
これまで降った雪が先週までは
道にまだ残っていた。それが
土曜に6度か7度まで上がった時に結構解けて、
道は泥はねで歩くのが大変だった。
今日になってやっと歩道が顔を出した感じ。
まだ道端には随分雪が残っているけど。
 
--------
そして自分の本業、学業の方だけど、
ちょっと進展があって、
週明けから各方面へ連絡して回ることになる。
探していた最後の論文審査委員が
見つかるかもしれないから。
今年は今週で年末休暇に入るため、
そして、年末休暇に入る週は、
人々は結構もう休み気分になっているため、
結局何かあるのは来年になってからに
なるかもしれないけれど。
 
そろそろドイツ語も勉強しないと、
と、何かもう何度も書いている気がするなあ。
 

2010年12月8日水曜日

真・近況

というわけで、その他、近況。
 
土曜日、ドイツ各地のスキー場は
この日今シーズンの営業を開始したと言っていた。
が、週末から現在に至るまで、
ニュースの話題を掻っ攫っていったのは、
この日の夜に行われた生放送の番組で起きた事故。
自分は見たことがないからよく知らないが、
もう随分長いことやっている番組らしい。
ゲストにハリウッドの大物俳優・女優・歌手が
来るということは知っている。
視聴率もかなりいい人気番組。
ある特技を持った人が出てきて、
その人が制限時間内にこれこれのことが出来るか否かを
「賭け」るというタイプのバラエティ。
企画が過激化していった結果、
事故に至ったというような論調なのかな。
ともあれ、何かニュースは今その話ばっかしている。
 
日月は気温が多少上がったので、
日曜は洗濯へ、
月曜は図書館へ。
そういえば言い忘れていたけれど、
先週からアドヴェントの季節に入り、
この日曜が第2アドヴェントだった。
今年はアドヴェントにおけるスーパーの営業も
いつもより多めに認められている模様。
近所のスーパーで、
いつもは営業可な日曜でも閉まっていたところでも
この日は開いていて、どこに行こうか少し迷った。
全品10パーセントoffを謳うところにするか、
消費税還元(多分7パーセントから19パーセント、
品物によって違う)のところにするか、
割引は無くても、普段から値段が安いところに行くか。
 
昨日月曜が今年のニコラウスの日。
いわゆるプレゼント交換・渡しの日。
「シェーネ・ベシェールング」というこの日用の挨拶は
あちこちで聞いたが、自分の周りでは特に何事もなく。
 
あれだけ寒かった後だと、
マイナス5度でも暖かく感じるもので、
ああ、もう春の足音が‥
‥聞こえてきたらそれは頭の中でだけだろう。

2010年12月7日火曜日

Vistaを再インストールする その7 (感想・雑感その他)

まず何はともあれ、Windowsが
正常に立ち上がるようになった。
今回の再インストールの目的は達成、と。
 
意外に一番面倒だったのは、
ソフトの細々とした設定だったかもしれない。
最近のソフトは皆デフォルトでネット接続や
自動更新を要求してきやがる(笑。
使うこともないのに。
あと良くあるのは、製品の改良に役立てるため、
使用状況の情報を弊社に送信する機能を
アクティブにしておきますか、とか、何とかいう話。
こういうのも切って、
後はインターネットエクスプローラ等の見た目。
デフォルトだとウインドウの上の方に
何か色々出ていて邪魔。
こういうのをどんどん消していって、
見た目をスッキリさせていく作業。
こういうのって、バックアップではしなかったし、
でも使っている内にどんどん変えていった部分であり、
最初のと比べると結構違うものになっていた。
 
その他。
Vistaには、何もOSの再インストールに手をださなくても、
システムの復元ポイントを使って、
その時点の状態にパソコンを戻す機能も付いている。
ただ、自分の場合、復元ポイントを自ら作ったことがなく、
ソフトのインストール・アンインストール、
Windowsのアップデートの際に自動で出来る
復元ポイントしか残っていなかった。
それらは90日間しか有効でないらしい。
9月の頭の時点で復元ポイントが残っていたら、
それを使うことも選択肢に上ったであろうが、
こんな時に限って、丁度その時期には
何のインストールもアップデートも行わなかったようで、
一番古い復元ポイントでも10月のものだった。
これではもう自分のWindowsに支障が出ていた頃なので、
この方法は採ることがなかった。
 
と同時に、従って原因も分からなかった。
何か、最初は小さなものだった欠損を
システムがそれをも取り込む形で自律性を
維持しようとした結果、やがてその欠損側に
システムを乗っ取られてしまったかのような、
印象を残したくらいかな。
興味がある人はカオス理論をやるといい(?)、
そんな感じ。

Vistaを再インストールする その6 (そして今に至る)

次の日、土曜。
色々やることはあれど、
(おそらく)順番が肝心。
前にも書いたように、
ドイツのパソコンはOfficeが付いていないのが
デフォルトなので、そのインストールから。
そして、プリンタのインストール。
この辺は楽々。
Officeなんかも本当にマイクロソフト製かというくらい
すんなりなもんだった。
ここまでやった段階で、ようやくマカフィー。
これでネットの巡回もできるようになり、
ソフトのダウンロードも可能になる。
‥といっても(この記事を書いている現在まで)
意外と何も入れるがないけれど。
以前日本語のメモ帳で書いたファイルは
ドイツ語のメモ帳・ワードパッドでは開けないので、
それ用にテキストエディタを入れる必要があったくらいかな。
 
というわけで、現在に至る、と。
 
次回まとめ。

Vistaを再インストールする その5 (その(直)後)

さて、ここまでが、書いておけば
もしかすると誰かの役に立つこともあるかもしれない、
という部分の話。
というのも、自分が色々サイトを回った限りでは、
今回の様なケースでは
「ハードの問題→メーカー修理」、
ということを勧めているところが多かったから。
 
今回からは全くの個人的な経過。
まあ、ちっとも役に立つことはなさそうだし、
読み飛ばし可。
 
さて、午前1時だったね。
状態は買ったばかりのPCに戻ったので、
まずは言語設定等のいわゆる初期設定。
当然何事もなくサクッと済ます。
 
そこからWindowsのアップデートだけ
終わりにしてから寝ようか、と思った。
アップデートのためにはもちろんネットに
接続する必要がある。
 
というわけで、まずはその設定から。
前述のように、プロバイダ提供の接続ソフトを
ダウンロードしておいてあったので、
それをダブルクリックするだけ、
‥のはずがプログラムが起動しない。
が、こんなこともあろうかと、
手動で設定する方法も頭に入れておいてあった。
いや、うちのプロバイダのこのソフト、
これまで新旧PC合わせて3回か4回インストールを
しているのだが、いずれも一度で上手くいった試しがない。
まあ、接続設定ソフトなんてものは、
何らかのプログラムというより、
設定をある程度自動化というか、
視覚的に簡略化するためにあるようなものなので、
どこを設定すればいいのか分かっているなら
ぶっちゃけ手動ででも普通に出来てしまう。
 
で、手動でやったのだが、
‥なぜかつながらない。
PCを再起動するとつながった時もあったので、
やってみたが、それでもダメ。
何か設定するべきことを忘れたか見落としたの
かもしれない、明日ネカフェかな、
と思い始めた矢先、
ふと、接続設定ソフトをアドミニスター権限で
立ち上げてみることを思いつき、
試してみたら、成功。
で、接続が上手く行かなかった理由も分かった。
自分のIDを間違えて入力していた。
まさかパスワードの方でなく、IDを間違うとは、
何たる間抜けっぷり。
 
ともあれ、無事にネット接続を復旧したので、
早速Windowsのアップデートへ。
109個入れろ、と言われた。
思ったより多くはなかったし、
容量的にも500M程度、
これならすぐかな、と思いつつ実行し、
これらが全てインストールされるまでに
2時間半かかりましたとさ。
ネット接続の復旧は、間に夜食作りも
していたりして、終わったのが2時半、
そこから2時間半で、この日、
結局全部終わった時には朝の5時を回っていた。

2010年12月6日月曜日

Vistaを再インストールする その4 (実行)

夜、飯も食ったし、
メールのチェック等々も終え、
一応何か忘れたことはないか、
最終確認もした後、
22時半から作業をスタート。
 
BIOSの設定で
DVDドライブ→HDDの順に起動させるようにした後、
パソコンを再起動したら、
見事再セットアップ用の画面が出てきた。
 
HDDのドライブとパーティションの選択で、
どれを選んだものか少々間誤付いた以外は
すんなり進んで、Vistaそのものは
30分するかしないかくらいで復旧。
 
その後、ドライバとプレインストールされていた
ソフトの復旧用CDを入れるよう指示される。
ここからが長かった。
実にここから2時間。
パソコンはその間何度も再起動を繰り返していた。
そして最初はセーフモードのような画面から、
普通のVistaの画面に変わり、
それだけでなく、画面のあちこちも
インストールされたソフトやらなにやらの表示が
出来上がっていって、
そのさながら生物の進化のような様子を
じっと見守った。
 
こうして深夜1時を回った頃、
新生Vistaが誕生した。

Vistaを再インストールする その3 (準備)

ということで、いざVistaの再インストール。
と言ってもどうやればいいか、ということから。
幸いなことにASUSがリカバリーDVDを
つけてくれていて、どうやらそれをドライブに
入れれば良いだけだと分かった。
 
ここまで3ヶ月もあっただけあって、
HDDのバックアップは終わっていたし、
再セットアップ後に必要なソフト
(ネットに接続するための設定ソフトが
あれば、大体それだけで自分の場合OK)
も準備しておいて、
Vista再セットアップを取り扱ったサイトをいくつか
回って大体の手順というかイメージをつかんで、
いざ、‥‥
と言いたいところだが、
普通にDVDからプログラムが起動するのではなく、
パソコンをそのDVDから起動させなければならない。
で、この段階になって初めて気がついたのだが、
最近のパソコンってデフォルトでは
HDD→DVD(CD)ドライブの順に
起動するようになっていた。
いや、昔のWindowsはCDドライブ、
あるいははたまたフロッピーディスクドライブから
HDDという起動優先順位だったのだ。
フロッピーディスクドライブがAドライブとかに
なっていたもので、ドライブの中にディスクを
入れっぱなしになっていると
パソコンが点かなかったんだよな、
とそんなことを思い出したりした。
 
ともあれ、BIOSを立ち上げる方法を探さねばならなくなった。
BIOSの立ち上げ方は大体どんなパソコンでも一緒で、
メーカーロゴが出ている時に何かのキーを押すのだが、
何のキーを押せばいいかは
それぞれのメーカーによって異なる。
 
が、この時までに、万が一の時に備えて(?)
これならしばらくこれを読んで過ごせるだろう、
というくらいの分だけ本(のコピー)をプリントアウトさせたり、
まあ、そんなこんなで、夕方、
買い物に行かなくてはならない時間になっていたので、
夜に続きを行おう、と、
作業を中断。
中断っていっても何もまだしていないけれど。
 
夜に続く。

2010年12月5日日曜日

Vistaを再インストールする その2 (原因等)

前回のように書くと、そんなに一気に
OSの再インストールに踏み込んだのか、
と思われそうだが、
OSの再インストールをしようと思ったのは、
何というか、3ヶ月に渡る経験と‥勘?(笑。
 
機械の動きだけ見ると、
HDDのアクセスが途中で止まる、
あるいはきちんと読み込まないように見えるため、
自分が一番最初に疑ったのはHDDの故障だった。
猛暑でもクーラーの無い部屋の中で、
このパソコンを酷使していた夏の記憶もあったので。
テレビにつないでいる埃のせいで読み込みの悪くなった
DVDプレーヤーの動きにも似ていたので、
埃でも内部に入ったのかも、とも思った。
ただ、こういうハード関連の故障の場合、
1か0という印象が自分にはある。
正常に起動するか、まったく起動しないか。
今回のように、起動するときもあれば、
起動しないときもある、というのはどうも
ハード関連ではないのではないか、と。
ノートパソコンでありながら、
自分の机の上半径30cm内くらいしか
動かないマシンである。
そうそう内部の機械的なコンディションが
変わるわけはないだろう、と。
 
その次、接続された機器。
自分がパソコンにつないでいるのは、
マウス、ネット接続用のLANケーブル、
イヤホン、電源コードである。
イヤホン?と思われるかもしれないが、
うちのパソコンはイヤホンの接続もドライバ管理
しているっぽい。抜き差しすると表示が出てくるので。
まあ、もちろんこれは今回の問題に
一番関係ないのは確か。
LANケーブルは一度抜いてみれば故障しているか
どうかすぐ分かる。
マウスしかり。
調べているときに知ったのだが、
マウスが故障していたため、
ドライバの読み込みがきちんと行われず、
Windowsが起動しなかった、と
誰か書いている人がいた。
それゆえ一応マウスも調べてみた。
 
電源コード。
電力の供給が不十分で、
HDD起動にパワー不足ということがあるらしい。
また、ノートなので、バッテリーの過充電も
調べてみたがそれでも改善せず。
 
いずれも該当の機器をはずして
電源を入れるだけだから、チェックは簡単。
 
その他、静電気がパソコン内に溜まって
起動を妨げることもあるという話を聞いて、
放電とかやってみたが、効果なし。
 
そんなこんなで原因はハード関連ではないな、と。
いや、まあ、ハード関連だと修理に出さなくては
いけないし、どこに出せばいいかも
実は良く分かっていないし、2割くらいは、
実はハード関連の故障でなければいいなあ、
という希望観測であったことは否めないけど。
 
もう眠くなってきたので、明日に続く。

Vistaを再インストールする その1 (それまでの経過)

しばらく前からちょこちょこと、
「パソコンの調子が悪い」と書いていた。
 
発端は9月くらいに遡るのだけど、その頃から
パソコンがつかないという事態に出くわすようになった。
正確には電源は点くのだが、Windowsが立ち上がらない。
Vista起動までのプロセスを目で見える範囲で書くと、
電源を入れた後、
1.メーカーロゴ(自分の場合ASUS)が出る。
2.Microsoftの社名と起動中を表すメーターみたいな
バーが左から右に流れては消え、を何回か繰り返す。
3.一瞬、電源を切った時のような暗い画面。
4.Windowsのロゴ。
5.ログイン用画面。
となるのが正常だが、
3の段階に行かないという状態が起きるようになった。
2のメーターが延々と左から右へ行く画面で
止まることもあれば、
その画面が消えて、暗い(ただし電源が入っているのが
わかる)画面で止まることもあり、
そこでハードディスクが読み込みを止めてしまう。
その後はHDDのアクセスランプが
弱く定期的に点滅をするだけで、
そこからいくら待っても起動プロセスは進行しない。
電源ボタンを5秒間長押しして、
ハードから(強制的に)電源を落とすしかない。
もう一度電源を入れると、
後者の弱暗い画面で電源を落とした場合は
プロセスを最初から再試行、
前者、メーターの画面で電源を切った場合は
スタートアップ修復をするかどうかの選択画面が出る。
 
スタートアップ修復をする方が「推奨」とされていたので、
そっちを選択したこともあった。特に最初の頃は。
これは起動に必要なファイルの故障の有無を
調べてくれ、自動で修復もしてくれるらしい。
自分の場合、見つからないのか、
自動で修復ができませんでした、と出るのがオチで、
その後、今度は、きちんと起動できていた時点へ
システムを戻すかどうかの選択が出てくる。
これがかなりの曲者。
「きちんと起動していた時点」というのは、
どうやら「前回正常起動していた時」のことらしく、
その時点で既に起こっていたことが直るわけでもなく、
それ以前の「本当にきちんと起動していた時点」を
探し出してくれるわけではない(なかった)。
そしてさらに、自分のパソコンでは、
この操作を行うと、パソコンの時計まで戻った。
まあ、こんなことはただ時刻を再び合わせれば済む。
問題は、どうもこの操作をマカフィーが
「不正に行われたファイルの改変」か何かと
勘違いするのか、更新の逆行で不具合を起こすのか、
リアルタイムスキャンを切ってしまうようになったこと。
手動で直してもすぐにまた切れてしまう。
こうなるとマカフィーを再インストール
しなければならなくなった。
そして、それでも起動の問題は残り続ける、と。
 
9月頃には何回かに一度、
上の弱暗い画面が出ただけで、
そういう場合にはもう一度電源を入れなおせば
すぐに元通り正常に起動したのだが、
10月、11月、と時間を経るごとに、
正常起動しないケースが増えていき、
やがて、正常に起動する方が珍しくなった。
11月頃に至っては、
一発で起動した時にはHDDのバックアップを
取るようにしていたくらい。
大体2週間に1度。
先のスタートアップ修復のいざこざも、
この辺になってくると、行わない方がいい事が
分かり出し、起動するまで電源を切っては入れ、
切っては入れ、を繰り返した。
11月終わりになると、もう一度で立ち上がることは
なくなり、むしろちっとも立ち上がってこない、
という日もチラホラ。
電源の切り入れを3時間やって
やっと立ち上がった日もあった。
(まあ、あまりに、なので、途中で食事を用意しながら
だったり、電源ON/OFFだけなので本を読みながら
やったりしていたこともあるけど)
昨日(一昨日)の金曜、よし、今度また起動に時間が
かかったら、今度はWindowsの再インストールだな、
と覚悟を決めて、パソコンに向かった。
覚悟に決めたことを実行すべき事態になった。

一段落、それとも中休み

マイナス14度とか経験した後だと、
今日のマイナス7度でも暖かく感じる。
まあ、風がなかったからかもしれないけれど。
 
明日はかなり暖かく(?っていうのもアレだけど)
なるそうで、2度か3度まで上がるらしい。
マイナスって付かないだけで
テンションが上がるというもの。
 
しかし、その後の予報を見ると、
再び気温が下がるらしいんだなあ。
マイナス5度前後が並んでいる。
ああ‥うん。
 
しかしごく個人的なことで、
それ以上に大変なことがあった土曜だった。
詳細は次の記事にて、
いや、おそらくは次の記事「から」にて、
になるだろう。

2010年12月3日金曜日

寒中雪かき

予報の通り雪が降り積もった。
↑の写真は昼過ぎのものだが、
この後夕方近くまでさらに降り続いていて、
19時くらいに買い物に出かけた時には、
踏み固められていないところを通ると
足首まで埋まるくらいの量が積もっていた。
 
自分の部屋のバルコニーの雪かきも行った。
出かける前、もうすっかり日が暮れた後だった。
‥何か量がやたらと多くて多分70パーセントくらいやって、
後は明日また続きをしようとサボった。
自分はバルコニーをあまり信用していない。
まず使わないし、そもそも出ない。
だからなのかもしれないが、
まったくもってキレイな空間だとは思っていない。
むしろそっちから何かが室内に入ってくる方を嫌う。
だから定期的にバルコニーの掃除をしはするものの、
そういう時は大抵洗濯に行く直前にする。
今日の様な緊急の場合には、
まあ、今回は雪だし、砂埃とかもないということもあって、
そこまで気にはしないが、
それでも室内で(この後)着るものではない格好をする。
具体的にはTシャツと下着のみ、で。
氷点下マイナス10度を切る環境で、
そんな格好で雪かきをする、
そんなシュールなベルリンの夜。
 
来週にはだいぶ気温も戻ってくるらしい。

2010年12月2日木曜日

最低の最高気温

マイナス7度とかこのブログは騒いでいたが、
今度はマイナス7度は最高気温になるそうだ。
今日なんかもとてつもない寒さで、
学校へ行くまでの道でフードを被っているにもかかわらず
耳が痛いのなんの。
さっき帰ってきて気温を見たら、
ベルリンの現在の気温はマイナス8度。
 
そして気になる最低気温の方だが、
予報ではマイナス二桁、マイナス11度って日が
明日だか明後日に来るらしい。
 
今ドイツは南のアルプス近辺はもはや論外とすると、
真ん中辺が一番寒くなっている。
北の海近くの方は幾分マシなよう。
ほぼその間的な位置であるベルリンは、
そんなわけで多少はマシといえるようなのだが、
とうとう本格的な雪も降るらしいとの話で、
これから週末にかけては
とんでもない天候・気候になるのだそうだ。
 
さて、ベルリン人の行動パターンは
次のうちどれになるだろうか。
1.寒いので家に留まり、図書館ガラ空き、
2.寒いので図書館に行くor留まり、図書館混雑。