2010年3月31日水曜日

月、火と

この週明け月、火曜は再び図書館めぐり。
まあ、これはもう現在の論文とは
多分あまり関係ない。
文献表をチェックしていた時に
新たに興味を引かれた本、論文の収集。
 
工科大、及び自由大の中央図書館の
オンライン予約を使った。
どの図書館も、本の貸し出しは
オンライン上でも出来る。
ここら辺は当たり前と言えば当たり前。
問題は、一部の本、特に古い本は、
そうした予約なしには閲覧もできないということ。
書庫から引っ張り出してもらう必要があるため。
 
アカウントが必要だとか、
色々説明を読むのが面倒だったので、
これまではこのシステムを避け、
手にとって閲覧可能な所を探した。
そのために色々な図書館に行っていた次第。
それが今回はいよいよ書庫から出してもらう以外に
閲覧が不可能という書籍に出会ったので、それで。
 
まずは工科大の方。
自分の大学ではないので無論アカウントなし。
それでも図書館内で見る分には、
それ用の匿名アカウントみたいなものが用意されていて、
後は名前と住所さえ入れれば、
誰でも利用できる。
書庫から出してもらうまでの時間が数時間かかる。
自分は土曜に予約して月曜に取りに行った。
一応ここの図書館とうちの大学の図書館は
同じコピーカードを使っているのだが、
なぜかここでは機能しないので、
コピーが出来なかった。
とはいえ、その必要がないと内容を確認したので
それでOK。
 
続いてうちの大学。
説明を読んだら、どうも学籍登録している学生は
全員自動的に図書館のアカウントを持っているとのこと。
やってみたら、本当に自分のアカウントがあった。
書庫から出してもらうまでの時間は
ホームページ上で見つけられなかったが、
火曜の朝に予約して、
同日午前中、それも開館すぐ行ったにもかかわらず
もう貸し出しのカウンターに本が届いていたことを
考えると、割とすぐに本を出してもらえるかと。
 
フンボルト大だけでなく、工科大も
コピー1枚7セントになっていたが、
うちの大学は今なお5セント。
そこは嬉しいところ。
 
ただ、この日はコピー機のあるところに
向かう途中のカウンターにいた人が変な人で、
やたらと呼び止められた。
別におかしな格好をしていたわけではないと思うのだが‥。
それ以外はパーフェクト。
 
おまけ: ベルリン自由大大学図書館へ
向かう途中に生えている木。

2010年3月30日火曜日

おまけ

ベルリンは最も開発が進んだ街中でも
突如としてサッカーグラウンドが出てきたりするものだが、
この付近まで来ると、上の様に広い草原。
さすがにここまでの空き地は中心部にはない。
 
バス停に止まる自転車。
ここまで乗ってきて、
そこでバスに乗り換えて学校へ、
ということなのだろう。
それもベルリンでは珍しい印象がある。
 
ちなみにベルリンの小中高校の春休みは
今年は31日から。
復活祭休みみたいなものだろう。
4月10日まで。
夏休みが日本と同じ感じだが、
それ以外の休みは
自分にはよく分からない時期に
ちょくちょく年何度か10日くらいずつ
取られている。

ハーフェルの様子を追加

道を一本隔てただけで、
こちら側にはハーフェル。
ここではニーダーノイエンドルファー湖と
湖化した名前になる。
でもハーフェルの途中。
 
もう少し別の場所から。
これがベルリン市内から見えるハーフェルの最北端。
‥のはず。
 
これでハーフェルは撮るところ全部撮ったかな。
湖はあと1箇所行こうと思っている所があるが、
今度はもっと春っぽくなってからにしよう。
一応綺麗な自然公園という触れ込みのある所なので。

ハイリゲン湖(春)

U6の終点アルト・テーゲルから、
バスを使ってさらに進むとハイリゲン湖。
133番だとほとんど直行、
124番だと多少北を大回りしつつ、
森の中の道を進むことになる。
 さしずめ「聖なる湖」という意味だが、
かなりそれらしくはない。
ちょっと春っぽいものを探しに来たのだが、
それもまだ早かったようだ。
 
階段を下りたところ。
 
湖畔は基本的に民家で埋まっていて、
何かその人たちの湖みたいな。
 
色々イマイチ感がぬぐえない。

2010年3月28日日曜日

週末近況報告

そういえば書いていなかったが、
先週の土曜からドイツでは暦上の春に突入。
そこから一気に気温が上がり、
20度くらいまでいった。
半袖で街を行く人もチラホラ見たし、
斯く言う自分もシャツ1枚、
袖をまくってほぼ半袖状態で外に出ていた。
自室内では暖房を切り、
この記事を書いている現在もTシャツ一枚である。
来週は多少とも再び寒くなるらしい。
とはいえ、過ごし易いくらい、だろう。むしろ。
 
そしてこの土曜から日曜にかけての夜、
つい今しがただが、サマータイムに突入。
午前2時に時計を一時間進めて、3時にする。
これによって、日の出、日の入りが
一時間ずつ遅くなる。
したがって今日の日の入りは夜7時半。
だいぶ生活しやすくなる。

その他の関連

こちらが現在の刑務所の一部と思われる建物。
改装中。
 
少年院。何かやたらとモダンな造り。
 
これはO2ワールド(昨年9月の記事)のところにある通り。
戦争に反対したため処刑された女性。

ゲデンクシュテッテ・プレッツェンゼー(内)

2つ部屋があって、
最初の方はこうした慰霊的なもの。
 
次の部屋が資料室。
↑が当時の様子。
 
その他、年代順にここの歴史がパネルになっている。
 

死者のデータベース検索機。

 

2010年3月27日土曜日

ゲデンクシュテッテ・プレッツェンゼー(外)

「記念地・プレッツェン湖」という訳もどうかと思ったんで、
そのままカタカナで。
プレッツェン湖自体は誰も覚えていないと思うが、
去年の8月に記事にした。
湖水浴場になっていて、入場料がかかるところ。
今回はその横にあるところ。
横といっても、実際にはかなり遠いので、
ついでに見ておくか、とは行かないくらいだけど。
というか、最寄のSバーン・リング、
ボイセルシュトラーセ駅からでも結構歩く。
バスTXLか123番で行くのがベスト。
でもTXLはピンポイントで止まってくれるか不明。
123番は20分おきくらいでしか来ない。
意外と中は、これだけ、という感じなので、
正直観光には向かない。
このブログには向いてるな。
 
入り口。
この日、自分と同時間に2組くらい、
どこかの学校の社会科見学(?)の組と鉢合わせた。
 
入ってすぐ正面に記念碑。
ご覧の通り結構大きい。
 
ここはヒトラー暗殺に関わった人を始め、
結構な数の人々が戦時中に処刑された刑務所。
ちなみにドイツ語では処刑と言わず、
「殺害」と言う。責任を明確に示すため。
 
一部は現在も刑務所として使われていて、
それが↑の写真。
なので、こういった建物及び
敷地の中には入れない。
 
倒立しているように見える木は
逆発展した歴史の隠喩である。
嘘。適当に今考えただけ。

2010年3月25日木曜日

図解: コピー機の使い方

その図書館にあるコピー機は↑こんな感じ。
普通のいわゆる昔ながらのコピー機もあるが、
そっちは書籍のコピーには使えない。
(パソコンからの印刷かな?あとプリントのコピー用)
 
料金は一枚7セント。
うちの大学や、その他に置かれたコピー機でやるより
2セント高い。
 
料金はメンザ(学食)カードで支払う。
幸いメンザカードがベルリン自由大のものと
互換性が効き、それが使えた。
 
まずは使用言語を選ぶ。
まあ、大した設定もないので、
それこそポルトガル語とか選んでも別に何のことはない。
リコー製だからか、日本語も選択肢にある。
しかもEU圏内なのに上から四番目か。
スペイン語より上って‥。
 
印刷したい面を上にして置く。
両端を押さえて、
そのまま緑のラインを押す。
この部分がスキャン開始のパネルになっている。
 
上から光が降り注ぐ。
 
これは最初のデモ画面だけど、
スキャン結果がここに表示される。
次のスキャンをするか、
OKボタンを押すと印刷された紙が出てくる。
 
---------
置いたままページをめくっていけるので、
慣れれば多分こっちの方が早い。
 
ネックはまず上に書いた値段。
コピーも1枚とか2枚ってことはなく、
100枚とか200枚単位で考えるものなので、
1枚2セントの違いでも
100枚では2ユーロの差。40枚分もか‥。
 
そして印刷面を押し付けるわけではないため、
プリントの、特に書籍の中央部分が歪む。
そう考えてみると、やはり人間の目は
正確にものを見ていないんだなあ、
とか思いつつ、でもやっぱり多少読み辛い。
 
最後にこれはランダムに起こることなんだけど、
押さえている自分の指がプリントされることがある。
まあ、押さえているのだからむしろそっちが
当たり前なのかもしれないが、
結構指が写らず印刷出来るものなので、
そこら辺がどうなっているのかは良く分からない仕様。
 
まあ、それでもここにしかない
本というものがあるわけで、
取りあえずはそれだけコピって帰ってきた。

2010年3月24日水曜日

おまけのペルガモン

2010年3月23日現在、
ペルガモン博物館の入り口は未だに改装工事中。
去年の7月も同じことを書いていたと思う。
時間かかってるなあと。

‥の内部の様子

まずは図書館恒例のロッカールーム。
さっき入り口の写真を撮ったところの真下、
地下にある。
狭い階段を降り、
↑の様に狭いスペースのロッカールーム。
自分が来たのは朝10時半くらいだったかな、
その時はまだ多少空きがあったが、
2時間後には全部埋まっていた。
どうもやはり苦情が出ているらしく、
近々スペース拡張の予定だそうな。
 
コインなしで施錠できるタイプだった。
うちの大学とかコインが必要なので、
財布の中に常時1ユーロ硬貨を入れていなければ
ならないが、その心配がいらない。
 
外見とは裏腹に、
実は結構高層。
今日の自分の用事は地上2階から8階までに渡り、
階段を登りまくった。
目的の本に辿り着くには体力も必要と。
 
こんな風に、皆さん勉強中。
 
三階か四階くらいまではこの様に中央のスペースが
学習用に当てられており、
周りはガラスで仕切られているので、
一望できる場所というのがあまりなく、
かなり伝わり辛いと思うが、こんな感じ。
このスペースの周囲に本棚。
まあ、本を探し回っているときに出る
物音をカットするため、かな。
 
ちなみにこの学習用スペースも不足の
苦情が日々寄せられているとか。
一応本棚の外周にも机がある。
それでも下の階に行けば行くほど
席は埋まっている。
こういう書き方をすると空きがありそうだが、
5階くらいまで行かないとなかった。
(ちなみに8階はガラ空き(笑)。)
まあ、それは時間帯とか日によって違うとは
思うけど、やはり立地条件の良さから、
混雑は必至かと。
 
一応話題はあるので続くかもしれない。

フンボルト大の新しい中央図書館

というわけで、早速フンボルト大の
新しい中央図書館に行って来た。
と言っても、いつからそうなったのか知らないので、
フンボルト大生にはもうとっくの
昔の話だったりするのだろうか‥。
とりあえず簡単に「中央図書館」と自分は書くが、
建物の名前は「ヤーコプ-ウント-ヴィルヘルム-グリム-ツェントルム」。
「ツェントルム」はここではさしずめ「センター」の意。
略して「グリム-ツェントルム」とホームページでは書かれている。
 
↑が外観。
フリードリッヒシュトラーセ駅を出て、
本当にすぐ。
あまりにも近すぎたので、
逆に一度迷ってペルガモン博物館まで
行ってしまったほど。
Sバーンの高架の向こう(北)だったのか。
 
これが入り口を入ったすぐのロビー。
 
続く。

2010年3月23日火曜日

ベルリン(ドイツ)の口座振込みシステム

生活していると、どうしても口座振込みをしなければ
ならない場面というものが出てくる。
 
例えば先の電気料金。
自分の場合、大体月々払っている金額よりも
少ない分しか電気を使用しないため、
毎月自動振込みにしていると
無駄に多く振り込むことになる。
そんなわけで、毎月用紙に書いて、
手動で振り込んでいる。
 
後、学生証。
特別な延長手続きが必要な時以外は、
基本的に事務手数料+ゼメスターチケットの料金を
振り込むだけで新しい学生証が送られてくる。
 
‥そんな感じだが、
この振込みというのが、ちょっと自分としては微妙。
というのも、ベルリンの銀行では、
振込みの証明になるようなきちんとしたレシート(?)
みたいなものが出てこないから。
自分で書いたものの写しなんて
何か証明力に欠けているような気がするし。
本当に振込みが出来ているのか多少なりとも不安が残る。
口座の明細には出るので、
それが証明と言えば証明になるが、
平たく言ってそれだけ。
相手の方のリアクションがあって初めて
ああ、無事振り込めていたのだと分かるというか。
例えば、学生証の場合だと、
新しいのが送られて来て初めて、
振込みの成功が確認できる。
今回振り込みの期限が2月の10日で、
たしか2月の頭には振り込んでいたはずで、
学生証が届いたのは今月半ば。
一月から一月半は何となく心の片隅に
引っかかるというわけ。
まあ、それを言ったら、
電気料金なんて一年後にしか分からないんだけど、
それはそれ(笑。
 
で、今回は歯医者の診察代。
でもちょっと尋ねてみたら、
振込みでなくても、
カード(もちろんクレジットカードではなく、
銀行の預金カードの方)、あるいは
それこそ現金でもOKだと判明したので、
カードで払った。
これも振込みって言えば振込みには違いないけど、
目の前で自分と相手、お互いに確認できるので
間違いがない‥心理的に。
 
クレジットカードがそれほどポピュラーではない
ベルリン(ドイツ?)では、
通販とかも口座振込みだったりする。
そんなわけで、これらは利用したことがない。
いや、別にそれで困ることはない。
まあAmazon.deは日本にいた時から既に使っているが、
こちらはその時からクレカ決済。余裕。

週末から週明けにかけて

まずはさらっとブンデスリーガ。
ヘルタベルリンは長谷部のヴォルフスブルク相手、
それもアウェイで勝利。
試合前はヴォルフスが5点取るとか、
そこのトップスコアラー・ジーコが4点入れるとか、
散々な書かれようをされていたが、逆に5-1。
ベルリンは確かにもう後がなくて、
とても攻撃的に行ったというのもあるが、
何と言うかヴォルフスの方の過密日程が何よりの勝因か。
何か動けてなかったし。
さらにこれは多分だけど、
ヴォルフス側に油断もあったように思う。
まあ、ともあれ勝ち点3を手にしたベルリン。
でもあまり「よっしゃ」って感じではないのは、
やはり先週の負けがそれほど痛かったということ。
今節も残留争いの相手の中には
着実に勝ち点を積み上げたチームがチラホラ。
一つ上のチームとの勝ち点差だってまだ5もある。
残り試合は7。
その内4試合は現在順位でトップ4のチームとの対戦。
手始めに来週がドルトムント(現在4位)。
今回も大番狂わせだったが、
さらにもっとそれをやっていかねばならないという。
 
さて、私事。
今日は電気メーターの目盛り読みの日だった。
電気のメーターも室内にあるので、
業者立ち入り。
室内と言っても玄関のところなので、
いつものことながら本当にすぐ終わる。
電気料金は各月前払いして、
この検針(?)による実際の使用量との比較の上、
差額は次回(といっても4月は料金を振り込まなくて
いい月なので5月)に差し引かれるか、
上乗せされるかする。
 
その検針の後で、
今度は歯医者にこの前までの
保険でカバーできなかった分の料金を払いに行った。
このことについては、
ベルリンにおける口座振込みのシステムに関することとして、
次の記事で。
 
今週末はがっつり本を読んだ。
来学期のゼミ用に、
学期開始前までに500ページ強の本を
読んでおかねばならない。
まあ、まだ後半分くらい残っているが、
日数と考えると、
一日10ページくらいずつ読めばいい程度になったので、
後はゆっくりやってもOKかな、と。
というわけで、文献表を作っていた時に
新しくコピって来た論文とか、
そっちの方を読もうか、などなど。

2010年3月19日金曜日

14度‥もう少しで写真復活

今日(昨日)は最高気温が14度という予報だった。
多分それくらいはいったのだろうと思う。
さっき0時の時点でも9度あった。
やっと暖かくなってきた。
 
さて、今日は件の歯医者。2回目。
抜歯覚悟で行ったが、
詰めるだけで済んだ。
変わらぬ腕の良さに感心。
 
これはもう先週からだが、
参考文献表は完成、ほぼ。
ほぼ、というのは何かまた思い出したら、
再び調べに行く、ということで、
一通りは出来た、と。
そんなこんなして、フンボルト大の方の図書館検索を
していたら、新しく中央図書館が出来たとの事。
何とフリードリッヒシュトラーセ駅のすぐ近くで、
すなわち自宅玄関からでも15分くらい。
おまけに今度は24時まで開いているのだそう
(ベルリン自由大の学部図書館、
工科大中央図書館はなお22時まで)。
しかも近くにはベルリン最大の書店。
ここは22時までだったかな‥
(24時までだった: 追記3月23日)、
ということで、近いうちに行ってみよう。
何か新しい遊び場を発見したかのごとく。

2010年3月16日火曜日

最近の新聞から

最近、最寄のピザ屋のジュースが
缶からペットボトルに変わった。ちょっと高くなった。
買わなくなった。
 
ベルリンでは缶ジュースはあまりポピュラーではない。
特に缶コーヒーなんかはごく一部のスーパーで、
それもたまに見るだけである。
 
それはそう。
なぜなら、コーヒーが飲みたいなら、
そこらにいくらでも買える売店、キヨスク、
パン屋、そしてカフェがある。
ベルリンは知る人ぞ知るカフェの街でもある。
 
さて、そして最近、新聞でこんなことが話題になった。
どうも最近、子連れ客お断り(あるいは別空間)の
カフェが出てきているとのこと。
静かさを求めてやってくる客層への配慮からなのだそう。
一般にドイツ人は静かさを大切にすると言われる。
新聞に出ていた地域は、
意図もあってか、いわゆる閑静なところ。
少なくとも自分の中のイメージでは。
ただ、それへのコメントとして、
NebeneinanderがGegeneinanderへ、とあった。
einanderとは「相互に」ほどの意味。
nebenは「~の横、隣」、
gegenは「反して」。まあ英語でいうアゲインスト。
なので、隣人との調和的関係が反目し合う間柄に
変わりつつあるのでは、と、そういう批判。
なるほどな、と。

セントラルヒーティングの調整

正直、生活の様子がほんの少し見えるだけで、
実に大したことないことを。
 
ひょっとしたらいつか誰かの役に立つことが
あるかもしれない。ないかもしれない。
 
うちには部屋に2つセントラルヒーティングがある。
(+洗面所と台所に1つずつ。これらは今日の話題に
は出てこない)
 
ドイツに多く見られるタイプは、
端っこの方に空気を抜くためのバルブ?みたいなのがあって、
どこにでも売っているそれ専用のねじ回しみたいな工具で、
そこから空気を抜けば準備完了。
うちのヒーティングにはそれがない。
どうも空気が入らない仕組みになっているらしい。
だからこの点はいい。
 
だが、2つのうち一方は
調整ダイヤルを温度の低い方のままにしておくと
夜の内にストップしてしまう。
 
まずここのダイヤル↓、
 
これをクルクル回してはずす↓。
 
↓の写真と比較してもらえば分かると思うが、
中の芯が上は入ってしまっている。
これが入った状態では温水が流れてこない。
 
普通なら、ダイヤルを取った状態では、
下の様になっていないと駄目。
だからこの芯を引っ張り出してやる。
トンカチで打つタイプ・方法もあれば、
うちの様にペンチで引っ張り出すタイプ・方法もある。
 
こうして引っ張り出してやった後はフルパワーで
温水が流れ込んで来るので、
熱くなって触れなくなる前にダイヤルを再設置。
 
‥これをこの冬は毎朝やっていた。
どうもこの芯のところに油を注せばいいとも聞くが、
今度それでペンチが滑って芯を引き出せなくなったら
どうするよ、と思って、
その選択肢は採っていない。
まあ、上に書いた仕事なんて
ほんの数十秒で終わる作業だし、
それくらいなら、と。

2010年3月15日月曜日

今週(先週)あったことから(文字)

文字って、最近文字ばっかだけど。
 
まずは歯医者から。
レントゲンの結果、どうも3つも虫歯があったらしく、
先週はまず親知らずではない所から治療。
思いっきり削られた。
ここは以前にも虫歯になって、
ちょっと変な角度だったため、
セラミックが入れられなくて、
銀歯にしていたところ。
そこが再び。
で、その銀歯を取って、再治療。
今度はセラミックになったけど、
治療費がかかった。
今週は残りの2つ。多分その内の1つ。
どちらも今度こそ親知らず関連。
はあ。
 
今週は寒く、何度か雪も降った。
晴れていると春っぽい感じはしてきたが、
それでもまだまだ、といったところか。
日はだいぶ長くなって、
現在日の出が朝6時半くらい、
日の入りが夜の6時くらい。
ベルリンは日が長くなればなるほど
日が顔を出すようになる地域。
 
新聞にしろテレビにしろ、
先週は至る所でレーブ(サッカードイツ代表監督。蛇足ながら)
の批判が起こっていた。
後100日切っているのに大丈夫か、と。
あ、そうか、アルゼンチンに勝たなければいけないのか。
いや、いまさらながらだけど。
 
それよりこの週末、
ヘルタベルリンはホームで降格争いの相手、
ニュルンベルクと対戦した。
で、見事に負けを喫し、
怒りを爆発させたファンがスタジアム内に乱入、
色々物を壊して回るといった
ちょっとした暴動に発展した。
といっても見る限り、そこまで酷いものではなく、
怪我人もゼロだったそうで、
この辺はさすがに心優しきドイツ人。
 
この試合に先立って、
ヘルタの上層部は、現監督のフンケルについて、
そのあまりにもディフェンシブというか、
もう勝ちに行かなければならないのに
もたついた采配への疑問から会合を開いた。
が、フンケルとともに奇跡を信じるとかいう結論を導いた。
見事に裏目に出た。
もうヘルタに残された相手はほぼ格上ばかり。
多分だが、降格は免れないと思う。
フンケルは格上相手に一泡吹かせてやろうという
タイプでは、自分の見る限り、ない。
それどころかギリギリ、やってやっとで引き分けで、
かつそれで成果とするようなところさえある。
多分戦術家タイプではないのだろう。
昨季だったら互角かそれ以下だった相手も、
今はかなり危険な相手になってしまっている。
それでも監督続投らしいが、
シーズン終了後、監督はもちろん、
それどころか上層部も総辞職かもしれない。
2部に落ちると、選手は別のところへ移籍してしまうので、
なかなか1年で1部に復帰というのは難しいのが
ブンデスの恒例なので、
今シーズンの出来は、
それはそれはクラブ史に残る汚点になりそう。
シーズン前は優勝するとか言ってたのにね。
しっかり目標を立てる、
そしてしかし、それ以上にしっかり計算することが重要だという話。

2010年3月10日水曜日

国産ドギュウ

たまには、まともな食事をしているという証拠写真でも、と。
明日(もう今日)は歯医者だし、
どうもその後固いものは控えるように言われそうだし。
 
ドイツと言えば、ソーセージとジャガイモとビール、
そんなイメージを持っている人が多いかもしれない。
それは一応正解。
これらはとにかく安い。
ソーセージがというか、肉全般が。
↑のステーキは100gで1ユーロ。
ひき肉を始め、他のは100g40セント代から。
ジャガイモは、2kgとか大量にまとめてあるのなら、
70セントとか、それくらいのを見たことがある。
そんなに買っても腐らせてしまいそうなので、
自分はその時その時食べる分だけ。
そのためちょっと割高。
今回は200gで40セントだった。
ビールは下手するとジュースより安い。
自分はアルコール飲まないのでよくは知らない。
が、それだけ安いので子供たちがそっちを飲む。
‥ということではないのだろうけど、
最近折々問題になっているな、この関連の話。
‥と、それはさておき、
大量に作って、安く多く売る、
これが食物にかんしての
ドイツの基本的な姿勢だと思う。
 
あ、この絶対このワードで検索する人がいなそうな
今回のタイトルは和牛ならぬドイツ牛の略。

2010年3月7日日曜日

ここ数日のこと

もう雪は降らないとか言っていたら、
今日降った。
正直何時降っていたか分からなかったけど。
まあ、ほんと少し。
道より車の上にかかっている霜みたいなのを見て、
あ、降ったんだと分かるくらい。
 
一昨日は歯医者に行って来た。
どうも親知らずが虫歯になったらしく、
レントゲン→来週また来て下さいの黄金パターンだった。
というわけで、来週も行かねばならない。
今回から新しい歯医者に行くことにした。
別に前のところに不満があったわけではないが、
何と言うか、フィーリング。気分。
今度のところの先生はいい意味で神経質そうで、
第一印象はいい。
まだ何も治療らしいことはしてもらっていないので、
それくらいしか分からない。
歯をチェックしながら、何か色々言う。
「ああ」とか「うわ」とか、「これはこれは」みたいな。
え、相当状態が悪いのかとこっちが心配になる。
それが面白い。面白かった。

2010年3月5日金曜日

文字ばかりのその2

その他のことども。
 
しかし図書館通いやっていると、
洗濯物が溜まってしょうがない。
掃除もだが、掃除は元々しないので平気だ(爆。
基本的には一度もう既に読んだ文献の書誌情報を
集めているだけなわけだが、
それゆえにこそずっと立ちっぱなし。
帰ってきてから、さらにコインランドリーまで
の道のりを往復する気にはなれない。
文献リスト、作っておけば良かったと今更ながら。
後でまとめてやろうと思っていた結果がこれだよ。
そもそもそんなに大した量になるとも、
なっているとも思っていなかった。
やはりドイツ語で読むスピードは
日本語で読むのに比して断然遅いので、
自分の中では全然読んでいないという感覚が
常時つきまとっているのだが、
それでも5年もする内にはそれなりの量になっていた、
ということらしい。
 
ついでにサッカーの話も書いておこう。
前に触れたことだし。
試合見たことだし。
ドイツ対アルゼンチン。
ダイジェストにすると
本当に見るところは少ない試合だったと思う。
でも、90分通して見るとなかなか色々と、という。
ハイライトにならないようなところが
徹底的に面白い試合だった。
結果を言ってしまえば1-0でドイツは負けた。
スコアだけ見ると惜敗っぽいが、
この1と0はデジタル信号の1/0くらいの違いがあった。
実況や解説のカーンも、
身体的にも戦術的にも、あと何だったか、
とにかく、あらゆる面で、ということだろう、
アルゼンチンの方が上だと言っていた。
同じようなことが前のユーロの決勝のスペイン戦でもあった。
ただあの時はほとんど試合放棄とでも言っていいほど、
それまでのサッカーを捨てて、
いかにショックの少ない負け方をするか、
というサッカーをした。
その結果、得るもののほとんどない試合をしてしまった。
それに対し今回は、多分あの時よりも
多く点を取られる覚悟でもあったろうが、
戦い方を(そこまで?)変に変えることなく、試合をした。
だから、色々な面で足りないものが見えても、
それが見えただけ2年前よりずっと良かっただろうと思う。
2年前は手も足も出ない感覚だけが残ったとすれば、
今回は体鍛えて、1対1に強くなって‥と
かなり明確な課題が残った。
まあ、課題山積みっぽいが、
手応え、というのか、
それも「よし通じる」という根拠薄弱な
自信のようなものではなく、
「こうしよう」という方向性というか、
そういうものは見えたのでは、と。
収穫は大きかったんじゃないかな、と思う。

文字ばかりのその1

最近は晴れるようにもなり、
それもようやく春らしく晴れるようにもなり、
段々過ごしやすくなってきた。
まあ、今週はそれでもちょっとまた寒いが、
それでももう雪が積もったりは
しないんじゃなかろうか、さすがに。
3月になると、各所に点在する街角のアイス屋が
営業を再開する。彼らはどんなに寒くても3月から
店を開き、9月末日で店を閉じる。
さすがに今年はアレだったので、
自分の近所のところは、今日前を通って見た感じ、
今のところそこまで客が入っていないようだったが、
ベルリン人はアイス好きなので、
やがて、まあ、割とすぐ列するだろう。
 
そう、書き忘れていたが、
先週で雪はほぼ溶け切ったので、
今週は自転車が通りに復活していたのを良く見た。
もうだいぶ普通の光景に戻りつつある。
 
だが電車は‥。
雪があれだけ降ったり、
恐ろしく冷えこんだりしていた時には、
自分は出くわさなかったのだが、
先週はよく電車の遅れに出くわした。
何だ、気の緩みか?とか思ったが、
原因は分からないので何とも。
さて、自分の家の最寄地下鉄駅は
2本路線が走っている。
U9は夜や朝方以外常時5分間隔、
U6も平日は同様に5分間隔で来る。
で、前の電車が遅れれば、
後の電車はその分すぐに来るのが通常である。
次の電車があとどれくらいで来るか、
2本目までは電光掲示板が知らせてくれる。
が、ベルリン人はせっかちなのか、
来た電車に一斉に乗りこむ。
そういう習性がある。
そんなわけで、遅れた電車は満員に、
1、2分後の次の電車はガラ空きになる。

2010年3月1日月曜日

そして近況(文字)

先週は予報通り暖かくなった。
8度くらいいった日もあったとのこと。
もちろんマイナスではなくプラスで。
 
そして現在は春一番?
そんな感じの嵐が外で轟々いっている。
 
このところはずっと図書館通い。
前に言った参考文献用の書物・論文の書誌情報集め。
家でリスト作って図書館で探し、メモ。
そのメモを帰ってきてからワープロ打ち。以下繰り返し。
ヘーゲルの『大論理学』さえ読んだことがあれば
後はそれなりに分かるように書いたつもりだが、
やはり積もりだったようなので、
参考として挙げておく文献の基準ラインを引き下げた、
ら、またしても結構な数の文献を
さらに追加して載せる必要に迫られた。
正直、それが面倒だからやらなかったのに‥。
時間があるとおかしなことを考え出すのかもしれない。
ちょっと普通の論文っぽくなって、
自分的にはなり過ぎてきてないか、とも思うくらい。
これが今度の水曜までに終わればなあ、と。
 
というのも、今度の水曜に
サッカーのドイツ代表はアルゼンチンと試合。
4年前のこの時期はイタリアとやって、
インザーギにフルボッコにされてたなあ。
あの時のドイツメディアの凹み様ったらなかったが、
3ヶ月もあればメンタル的にも回復するようで、
多分、この時期が強い相手と試合するに当たっての
最後のリミットなのかな、と。
ドイツに限らず、本番直前の調整や勢いづけみたいな
試合は、あくまでその程度の内容になるので、
W杯前に面白い試合が見られそうな最後の機会でもある。

バナナの色違い

こんなのがあったので買ってみた。
一本あたりの値段が振ってあったのだけど、
そこのスーパーはレジで向こうの人が量ってくれるところで、
間違って普通のバナナとしての量りをしてくれたおかげで、
とても格安で手に入った。
 
‥中は普通のバナナだった。
いや、渋かった。
とても食べられたものではなかったので
コーヒーにひたしたり、
グレープフルーツジュースに入れたりしたが、
やはり渋かった。
何か食べ方か食べ頃か、そこらへんを間違ったっぽいが、
ググってもよく分からずじまい。