2012年2月29日水曜日

バウアーントプフを作ってみた

バウアーは農家とかそんな意味、
トプフは鍋、
2つ足して、ドイツ田舎風煮込み料理、みたいな訳か。
 
早速完成図。
なぜならこれ用に粉が売っていて、
自分は材料を切ってそれと一緒に煮込むだけだから。
材料もジャガイモ、挽き肉、あとは割と自由。
自分は上の写真のときはニンジン、
あとシャンピニオンも入れたかな。
パプリカも入っていたかもしれない。
本当に何入れてもOK。
なのでいつもカレーみたいな味になるのが何だけど。
 
これを作っているといつも思う。
ここに米を入れるものありなわけで、
すると逆に何で日本のカレーってジャガイモが入っているのだろうと。
炭水化物に炭水化物の発想は、
お好み焼きにご飯と一緒なのではなかろうか、と。

2012年2月26日日曜日

気がつけば3月が近い

今週はやっと最高気温で10度に到達するまで
気温が回復。もちろんマイナスではない。
これは強調しておこう。
人々の着るコートもワンシーズン春向けになった。
朝晩、自分がベルリンウグイスと呼ぶ
主に夏学期が活動期の鳥の鳴き声も聞こえた日もあった。
 
3月まであと数日、ということは、
今日、駅でアイスを食べている人を見かけて気づいた。
3月になればどれだけ寒かろうが
街角アイス店が営業再開するので、
もうそんな時期だなあ、と。
スーパーなんかも復活祭モード全盛を迎え、

こんなのを買ったりもした。
 
口頭試問の日程に関して。
5月全滅。
中国行ったりギリシャ行ったり、皆忙しいんだなあ。
6月以降は時間があるようだが、
各教授が講義を持つ日は被っているので、
合間の時間を見つけねばならなくなった。
来学期は週末という選択肢もなくなったので、
最悪の場合は7月の学期日程が終了した後
一週間設けられる(かは試験担当局に
問い合わせてみないことにはまだ分からないけれど)
ロスタイムみたいな時期にずれ込むかもしれない。

2012年2月23日木曜日

トルコあるいはアラブのお菓子

前々からちょくちょくブログに出しているファラーフェル屋。
そこの店主とはもう結構仲が良くなって、
週に1~2回くらい通っている。
 
スタンドなのでそこまでメニューは豊富でないのだが、
店主(屋台主?)が面白い人なので。
もうおそらく全メニューは制覇してしまっているので、
最近は専らお菓子の方に興味が移っている。
 

シャミアートなのかシャミイェットなのか
いつも「これ」で済ませているので
発音は分からない「これ」。
これが美味い。
焼き菓子で生地は柔らかいクッキーみたいな感じの中に、
何かが練りこんであって、あんこみたいな味がする。
そう、和菓子の味なんだな、これが。
写真ではちょっと分かりづらいかもしれないけれど、
上の写真のは3種類入っている。
普通のやつと表面にちょっとゴマ成分多目のやつと緑のやつ。
特に緑のやつなんて抹茶&小豆みたいな気に
食べているとなってくる。
僕は別に和菓子ファンではなく、
こっちに来てから食べたいと思ったこともなかったが、
なるほど和洋折衷で真ん中辺の西アジア、というアイデアか。
悪くない。
 
これはバクラヴァ、だったと思う。
名前を忘れてしまったもので。
検索かけてみたらそれっぽいのが出てきたし、
これは日本語のwikiにも記事があったし、
その内容からするとまずそうだと思うが、
如何せん色々なヴァリエーションがあるとのことなので、
正確さに一抹の不安が残るので確言は控えるけれど。
これは‥これ一回きりだったな。
これもここで売っているやつしか食べてみたことはないが、
とにかく甘すぎた。砂糖をそのまま食べてもこんなに甘くはない。
カラメルを固めた感じ。
一口で何かもう十分な砂糖を頂いた、みたいな気になった。
 
おまけ。
ファラーフェルの本体。
家にパンも野菜も余っていたりすると、
この中身だけが欲しかったりすることも。
そんな時にはそういえば一個いくら単位、
まとめて買うと割り引き、の形式で買える。

2012年2月19日日曜日

ストライキで交通がストップ

土日でも勉学をサボらない学生なので、
今日も大学に行こうとしたら、地下鉄駅が封鎖されていた。
何かテロでもあったのか、とか思っちゃったけれど、
ストライキだった。止まったのは地下鉄とバスだったらしいが、
最近新聞を見ていなかったため
事前告知があったのかどうかも分からない。
なかなかの痛手を食った。
自宅最寄り駅は地下鉄も2線通っているし、
バスも何路線かここを通過する。
でも地下鉄もバスも止まってしまうと
交通手段がなくなってしまうのだ。
せめてどっちかだけでも動いていてくれたら。
地下鉄入り口に張ってあった紙は
単にストライキを告げるだけのもので
何が止まっていて何が動いているかまでは
教えてくれなかったため、
それはもうSバーンも止まっていると思ったわけ。
というか、一駅歩いてまでわざわざ
確認しに行くのは苦労に見合わないし、
Sバーン駅からだと大学までちょっと歩かないといけない。
だから地下鉄が止まっていた時点で
予定変更を余儀なくされた形。
 
今週末までベルリナーレこと
ベルリンの映画祭の時期だというのに。
いくらネタがないとか言ってもこれはちょっと大きすぎ。
明日は動いているのかなあ、
ニュースサイト見ても今日の出来事ばかりで、
明日のことは何にも書いてないんだよなあ。
借りている本の期限はまだだから
そっちは余裕と言えば余裕なんだけれど。

2012年2月18日土曜日

たまにはじゃあサッカーの話でも書くか

ベルリンは今週になってやっと寒さから抜け出し、
やってくると言われた雪もドイツ南部の方にはやってきたけれど
ベルリンには今のところそれほど訪れず、
ああ、春の気配、なんて思っても
外は氷点下をちょっと上回ったくらいだったりするけれど、
1週間前より20度も気温が上がったわけで。
最低気温と最高気温の比較だとはいえ。
 
特に書くこともなかったからブログを放置していたら
各方面からメールが来たので更新しておこうと思った。
でも特に書くことがあるわけでもないから
久しぶりにサッカーの話でもしておくか。
 
ブンデスリーガの前半戦+後半ここまで。
日本人選手は軒並み苦戦。
ポジション安泰だろうとか書いた長谷部ですら
スタメンが確保できていないという状態。
ロイスが来る、というので尻に火がついた香川は
後半戦になって俄然調子が出てきた。
前半戦は一人だけバレーボールでやってるんじゃないか、
くらいボールが足についてなかった。
みんなを安心させた、と思ったら怪我したみたいで、
またか、と。
いやいや、分かるぞ、
この一進一退っぷりが何ともドイツらしいじゃないか。
そういうところだよ、ここは。
 
調子が良さそうなのは岡崎なのだが、
彼のところに入った補強もまた中々の選手で
スタメン確保とはいっていない。
そんな中総合で一番の出来だったのは細貝かな。
ドイツで好まれる攻撃参加で活躍できるボランチ、
という役を見事こなしている。
残念ながらチームがちょっと、
はっきりいってしまうと弱い、ので
あまり目立たないものの、
結果が数値にもキチンと出ているということを
先週だったかテレビもしっかりと伝えていたので、
このブログに書いたところで誰が見るんだって話だけど、
見ている人は見ているんだということ。
いいよ、細貝。
こっちでのプレーっぷりを見てから好きになった選手。
 
1部に限定しなければ2部でやっている乾なんかも
日本に居た時気づかなかったくらいいい仕事をしている。
 
そしてドイツ人。
ロイスについて前に書いたので、それ以外で‥、
となると‥、
岡崎のシュトゥットガルトのところのキーパー、
ウルライヒというのだけど、彼が凄いね。
見るたびに解説も「強えぇ」と言っている。
多分物凄い集中力の持ち主なんだろう、と思う。
チームは彼に何度助けられたか、と。
止められない場面を何度も止めている。
彼に止められないと本当に止められない場面だったのだ、
と逆に思ってしまうくらい、
とにかくボールをゴールに入れさせなかった。
瞬時に最適な判断を下す力はとにかく随一。
バイエルンに移ってから(決まってから)ミス連発のノイアーに
代わって現在ドイツナンバーワンのキーパーはこの人だと思う。
まだ23歳らしいけど。
いやあドイツ若手が育ちすぎ。
 
あとベルリンね。
またしても監督の引きとめに失敗したフロント。
何なんだろう、下手なのか魅力がないのかケチなのか。
そして新監督の下でチーム崩壊。
降格した時の反省からか、
今回は素早い対応を見せ、即解雇。
新しい監督の用意が出来ていない段階で。
おおこれは降格が見えてきたか、と思っていたら、
新監督にオットー・レーハーゲルが決まったとのこと。
言わずと知れたあのギリシャをユーロ優勝に導いた監督。
これはフロント頑張ったね。
そして僕は別にサポーターではないが、
それでも驚きの人選だ。
そうか、そういうのが居たか。
これはベルリンは降格しないんじゃないかな。
なかなか面白い。

2012年2月7日火曜日

超寒い以外は野菜と果物

昨日がマイナス18度とかって予想が出ていて、
今もマイナス16度のベルリンより。
いつも予想より下回るような気がする。
どうなってんだか。
大学はどこもうちではこれだけ省エネしてるぜへへへ、
みたいな事が張り出されているのだが、
大学も図書館とかも場所によっては寒いよ、
地球寒冷化はどうなるんだって話だよ。
ドイツ国内ではマイナス28度になって
記録更新だった地域もあったって話。
今度の日曜に何故かグッと気温が上がって、
月曜に冷え込み前の状態まで戻るらしいのだが、
それまで我慢か‥。
とりあえず今日、二機目の暖房を入れた。
微妙に効果を感じない気がするけれど。
 
先週は各スーパーで野菜のセールだったので、
色々周って色々集めた。
何か野菜ばっか食べていたような気もするけど、
まあそれはいいや。
日本人は基本値が最も菜食主義に近い何とかかんとか、
多分農協の力だろう。
そして土曜には果物が珍しいことに一斉に値下げされて
いたところに遭遇。
一例を挙げると、メロン1玉1ユーロ。
買ってもよかったが、ずっとメロン食に
なるのは微妙だと思った。
パッションフルーツやザクロも半額以下だったが、
特に食べたいという気が起こらずパス。
後で写真を載っけるが、何かよく分からないやつと、
イチゴ1パック0.6ユーロだったのでそれを買った。
買ったのは土曜の夜だったというのに
イチゴは翌朝にはカビが生えていた。
そういうのを全部取って食べて、
それでも60セントなら全然安い買い物だったろう。
 
そんなこんなで現在も電子レンジの上が野菜チルド。
置き場がないもので。

2012年2月4日土曜日

寒い以外書くこともないけれど

いやあ、ベルリン寒い。
夜はマイナス10度を軽く下回り、
昼、太陽が出ていてもマイナス7度とかそんなもん。
さすがの弱さを誇る冬のドイツの太陽でも
これくらい冷え込むと効果が出るらしい。
それなりに朝晩の気温のメリハリを作ってくれている。
 
一番寒いのが今日金曜になるって話が
少しずつ延びて日曜になって、
寒波が抜けるはずの日もそれに伴って先延びしていって、
一体いつになるのか、
ドイツの天気予報は当てにならないからなあ。
 
どれくらいの寒さなのか至極主観的に。
 
コーヒーを取りに台所へ行くと、
脚の動きのせいでズボンが脚から離れる、
戻ってくるとズボンが冷たくなる。
室内を歩き回っているだけで冷却効果が発生する。
 
外が今日のようにマイナス2度だとちょっと温かさの気分が出る。
今日は洗濯に行ったのだが
(洗濯もコインランドリーに行くのが億劫でギリギリになった)、
洗濯物を袋に入れて持っていくその手が
マイナス2度だと痛くならなかった。
帰りにマイナス3度になっていて、
そうしたら帰りは痛かった。
ここに自分の手の感覚の壁があったらしい。
 
昨日の夜雪が降って結構積もったのだが、
朝のニュースでベルリンからの中継を見るまで気づかなかった。
保温のため、朝カーテンを開ける習慣もない、
窓を開けるなんて以ての外なのでこういうことになる。
ちなみに緯度が高いと冬の太陽は低空飛行になる。
ベルリンでは物凄く低い。
自分の部屋は1階(日本の2階に相当する)だということもあって、
すぐ周囲の建物の陰に入ってしまうので、
なおさら短い時間しか部屋に日光が来ない。
 
台所の暖房を切っているので、
そこは割と天然の冷蔵庫になっている。
 
朝起きてもすぐ眠くなる。
でもずっと寝ていても室温は上がってくれない。
が、やはり眠い。
雪山で遭難すると眠たくなるというのは本当らしいと思う。
 
それでも学校や図書館に行くといつも同様に人がいる。
さすがドイツ人だと思う。
自分はというと寒いところから暖かいところにきて
やはり眠たくなる。なんだこれ。
 
買った蜜柑が全然減らない。
蜜柑=冬の風物詩はまだ甘い。
あれはおそらくだがコタツ等のせい/おかげなんだと思う。
別にドイツの蜜柑がすっぱいとかそういうわけではないが、
酸味を含んだものが減らなくなる。ジュースとか。
前に冬季限定の紅茶、コーヒーをあげたけれど、
あれも紅茶だけまだ残っている。
砂糖入れないと酸っぱいので。
砂糖はうちにないので。
 
だが今週はあちこち周ってだいぶ資料を集めた。
寒いとか言っている割に結構アクティブだったと。
週末だって家には居ない予定。