2010年8月31日火曜日

ザンクト・ミヒャエル教会 (ヴァンゼー)

塔、壁、入り口、以上、みたいな。
同名の教会がベルリン市中心部にもあるので、
括弧内で地名を補足した。
 
三本の塔は珍しい部類かな。
 
門と入り口とそこに彫られたレリーフと。
 

ラートハウス・ヴァンゼー

まずは昨日のと同様遠景から、角度違いで。
 
ヴァンゼーからなら、
ここまではいくつかのバス路線が通るので
アクセスが非常に容易。
グリーニケ方面へ行く316番バスだと、
ここが街と森の境界といった位置。
 
平日に行ったのに開いていなかったということは、
ここもまた市役所としての機能はもう果たしていなそう。 
 
近くから。
 
裏側から。
 
正面のさらに横、
一番上の写真では左端の木で隠れている部分。
 
‥とこれまたキレイにゴシック。
自分はもっとゴテゴテした方が好きだな、やはり。
 

2010年8月30日月曜日

次回予告

明日はこちら。
ラートハウス・ヴァンゼー。

シェーファーベルク/フェルンメルデトゥルム

バス停のところから階段が上へ伸びている。
が、油断してはいけない。
便利な階段は写真に写っている所だけ。
本当に。
後は土・草・葉の山道。
 
 
こんな風に↓。

倒壊した木もそのままだったので、
下をくぐって行く。
 裏から。
自然倒壊。
 
さらにそこからは、
おそらく有志(=遠回りを面倒がった多数のベルリン人)が
踏み固めたであろう、あまり踏み固まっていない道を行く。
ショートカットだけあって道はまっすぐ塔へ続いている。
が、最後に通った人がいついたのか。
最近人が通った形跡らしいものはなかった。
  

塔に到着。
ここはフェンスがしてあり、中には入れない。

塔の高さは212メートルとのこと。
周りは木ばかりだし、
実は昨日のような遠方からの方がよい写真写りかも。

2010年8月29日日曜日

そして再びグリーニケ

船着場のすぐ向かい、
グリーニケ城への入り口‥なんだと思う。
 
山道を5分で抜ければ、バスに間に合う。
間に合わなかったら、40分待ち。
急げ!!
 
‥だめだった。激しく息切れ。
常日頃から鍛え抜かれた運動不足のせいだ。
バス停に到着したのは予定到着時刻より5分後。
信号とか乗降客の都合その他の理由で
バスが遅れてまだ来ていないのでは、
とちょっと待ってみたが、
やはり行ってしまった後だった。
 
というわけで、次の目的地まで徒歩で向かう。
シェーファーベルクという山(名前は「山」だが、
丘みたいなもの。例によって)の上にある
フェルンメルデトゥルムという塔が目的地。
名前の意味は「通信塔」といったところ。
ラジオ電波や自分が使っているデジタルテレビの規格
であるDVB-Tの電波を主にやり取りしているのだそう。
説明を読んでも略語ばっかで何が何やら。
 
どうも山道をぐるぐる周れば、
船着場からそのまま行けそうだ(った)が、
険しい森と曲がりくねったかつ踏み場の悪い道ゆえ、
バスのことがなくても一度↑の大通りに出ていただろう。
上の写真は、位置としては316番バスのバス停、
その名も「シェーファーベルク」からのもの。

週末近況報告

1.引き続き気温(および天候)
今週はもう多分1日も20度を越えた日がなかった。
気温が下がると同時に天候も曇りがちになる。
別にそれだけが理由ではないが、
今週はずっと家に居た気がする。
 
2.家に居た理由
先週か先々週か、立て続けに
アマゾンで注文し、商品を受け取った。
アマゾンからの商品はドイツ国内(推定)最大手の
宅配サービス業者DHL(といっても現在は実は
ドイツポストの傘下)を通じて来る。
ここの業者は、不在時には近所の人に
荷物の一時保管を任せていく。
自分が留守をしていたのなら
その人の所へ取りに行けばよい。
が、逆に自分が近所の人の荷物を
一時的に預かってくれるよう頼まれることもある。
今回がそのパターン。
近所の人々はいつもすぐに取りに来てくれるので、
今回もまったく何も考えず請合ったのだが、
今度の人は一週間後にやっと取りに来た。
その間、何となく自宅を留守に出来なかった、
というわけ。
 
おまけに配達の人が、自分がこの時間帯家にいるものだと
勘違いして、まあ、確かに半分合ってはいるが、
その荷物が引き渡せていない内から
さらに次の荷物の保管も頼みに来た
(こっちはすぐに取りに来た)。
この間のがまだあるという話をして、
もう一度不在通知を書いてもらった。
そんなこんな。
 
3.自由大学部図書館にて
自由大の学部図書館で週末しか本を
借りることができなかった件だが、
先週か先々週に行った時、
向こうの人が、何か、博士課程の学生だと
2週間貸し出しが可能だと言い出した。
従って週末以外でも借りることが出来そうだが、
どの道週末にしか行かないので不明。
そして今日もまた行ってきたが、
やはり2週間貸し出しになっていた。
というか、手続きは全てコンピューターで管理している。
なぜいきなり変わったのか、
そしてむしろ、なぜ今まで週末だけだったのか、
疑問に思いはしたものの、ここで聞いてはいけない。
大体こういう時に迂闊に質問したりすると、
前の状態を基準に、今回の方が手違いなのではないか、
と思い直し、色々理屈を調整し出すのがドイツ人。
状態が良い方へと変化したのだから、
余計な事を言ってやぶ蛇になるようなことはしないのが吉。
それでよしとしておくのが常に得策である。
今回の方が間違っている場合には、
いつか向こうの方から言って来るのだから。
そしてその場合でも、今度は現在の状態が基準となり、
自分に有利であることに変わりはないのだから。
 
ちなみに、この貸し出しの件については、
自分は以前にも一度、自分のケースでは2週間ではないか、
と掛け合ってみたことがあったが、
その時はやはり週末だけだと言われた。
ドイツもよくこういう公的な機関の官僚主義的な所が
指摘されたりもするものだが、
日本に比べればまだ融通はきく。
ただ、相手個人のその場の判断でほとんど
決まっているようなところがあって、
いっくら言ってもてんで駄目な人もいれば、
何でもあっさり通してくれる人もいる。
上手く行く時と行かない時の落差が激しいというか。

2010年8月28日土曜日

水上タクシーでベルリンへ戻る

無事乗ることが出来た。
時間に間に合うという意味で。
ここで結構人が降り(20人くらい)、
10人くらいが新たに乗り込んだ。
 
これが乗った所。船着場。停留所。etc。
その様子を今。
  
船内の様子。
先頭の方に座っている少年が切符を切る係。
夏休みのお小遣い稼ぎなのかもしれない。
船を操縦している人が彼の父親っぽかったから。
 
切符って言っても、
こんな感じのレシートを貰うだけだけど。
乗る時ではなく、乗った後、船が発進した後で
少年が料金の徴収に来る。
自分は1区間だけだったので3ユーロ。
 
この水上タクシーは、
ハーフェルにあるいくつかの停泊所を順次巡っていく。
バーベルスベルクのマトローゼンハウスの
時に言及したのがその一つ。
 
こうして5分から10分はかからなかったであろうくらいの
時間で対岸、ベルリン・グリーニケに到着。
船旅を満喫、には短いけど、
ベルリンの中心部でシュプレーのフェリーツアーを
したことのない自分にとっては、それなりに楽しめた。

水上タクシー乗り場へ

ここザクローに来る方法は二つあると言ったが、
もう一つの方法は水上タクシー。
 
乗り場は昨日の教会の横なのだけど、
一度この公園(緑地帯?)からは出て、
少しだけだけど周っていかねばならない。
水上タクシーは約2時間に1本しか来ないため、
事前に調べていった時間に遅れるわけにはいかない。
   水上タクシーの船着場から見たハイランド教会。
このようにすぐ水際だったので、
裏側からの写真がなかったというわけ。
 
昨日に引き続き、目的地はあちら。
 
この時期にもなってくると、
自分は蜂に襲われるのだが、
この日はトンボだった。
うーむ、全然うまく撮れていないが、
中央右上にいる。何とかをさがせ的な。
ドイツにもトンボがいるんだなあ、と。
 
そんな事をしていると、
やって来たあれが水上タクシー。
 

もう少し近くに来た所。
実は乗っていくのはこのすぐ向こう側。
それでもこれしか手段はない。

2010年8月27日金曜日

ハイランド教会 (その他)

鐘塔。
 
メインの建物の入り口前の床。
このマークも見たことない。記憶にないなあ。
 
ベンチ(十字架付)。
 
向こう岸はもちろんベルリン。
遠くに見えるタワーは後ほど。
今は雲をお楽しみください。

ハイランズキルヒェ

以前、グリーニカー橋から北側を写した写真にも
小さく写っていた建物はこちら、ハイランド教会。
別名をザクロー教会とも言う。
 


古典主義的でかつかなり独特な造りである。
周囲に巡らされた回廊や柱の感じは
自分には古代ギリシャ風に見えたが、
Wikiによれば、ここは古代ローマ、初期キリスト教時代風に
設計がなされたとのこと。
‥妙に強調されていて怪しい(笑。
ご存知、ひとえに古典古代と言っても
古代ギリシャと古代ローマでは
キリスト教に対する意味合いが全く違う。
古代ギリシャ風というと問題なんだろう。
 
そのWikiとかで写真が出てくると思うが、
ベルリンの壁はこの教会のすぐ脇、
この教会をハーフェルと挟む形で
建造されたため、壁が破壊されるまで、
この教会は荒れる一方だったらしい。
今はこの通り修復が完成している。
 
そして、これまでほとんど人に会うことなく
ここまで来たというのに、
ここに来たら一気に人が大勢いた。
三脚立てたり、いかにもそれっぽいカメラを
持った人が居たり、と、人気の撮影スポットだった。

2010年8月26日木曜日

そして目当ての‥

目的地はこちら。
さっきのベンチからすぐ東。
 
詳細は次回。

~ハーフェルへ

館を後にして、
 
そこの正面からハーフェルへまっすぐ続く道を
大体まっすぐ川へ向かう。
 
ここは、ローマ式とか何とか、
カッコいい名前があったような気がするが、
見晴らし台というには位置が低いベンチ。
 
方向としてはグリーニケ橋の方。
上の写真ともども一応画面に捉えているはずだが、
小さすぎて見えないかも。

千年樹

さっきの城・宮殿・家のところにあった地図によって、
来る時に何となく横切った大木が
「千年樹」と呼ばれていることが分かったので、
写真を撮りに戻った。
まあ、すぐ目と鼻の先だけど。
 
というわけで、
見なはれ、あれが千年樹でっせ。
 

説明の看板らしきものも無かったので、
本当に千年ものなのかは不明だが、
そうとうな樹齢であることは確か。
何ていうか、千年も経つと、
木もどこが幹でどこが根だったか分からなくなるのか。
そういうのはどうでもよくなるのか。
「‥林檎をもじゃれ」。

2010年8月25日水曜日

シュロス・ザクロー

次の舞台はポツダムのザクローという地域。
 
ひとまずグリーニケでの話を思い出してもらおう。
前に書いた様にここでハーフェルは4方向に分かれている。
×印を書くと大体の略図になる。
中心がグリーニケ橋。
×印によって分けられた領域のそれぞれが陸地。
東がベルリン(シュロス・グリーニケ等)、
それ以外がポツダムで、
南がバーベルスベルク、
西に、ずっと先の方だが、サンスーシ宮殿。
今回は北へ。
そこがザクロー。
  
ベルリンからの行き方は主に2つある。
行きと帰りで両方を試みてみた。
 
まずはバスで行く方法。
X34と697という2路線を乗り継ぐ。
X34はテオドール・ホイス・プラッツ
(http://berliner-kreaton.blogspot.com/2009/11/u2.html)
等々を通る路線で、
ツォーから地下鉄U2で10分かそこら。
 
X34を終点まで。
途中から697が同じコースに合流してくるので、
そっちに乗り換える。
 
注意すべきは2点。
まず、X34は10分間隔の路線だが、
697は1時間置きでしか来ないということ。
ベルリン市交通局のHPでシミュレーションしてから
行くのがベター。
もう一点は、697はポツダムに入るとC区間なので、
それ用のチケットが必要だということ。
こちらはゼメスターチケットがあれば問題ない。
 
X34の終点から697に乗った場合、
シュロス・ザクローまではバス停3つか4つ、
表示時間によれば確か所要時間5分ほど。
 
そこからハーフェルまで広がる草原のような、
緑地のような所を、川には出ないように進む。
 


そして、到着。
まあ、ここは自分の中では通過ついで。
一番下の写真なんかは、
裏側ではなく、脇にあった別の建物。
ここを管理している人が住んでいるとか、
そういう感じがした。一応撮っておいた。

2010年8月24日火曜日

久しぶりの近況

ポツダム方面の話も前半の区切りがついたので、
ここらで久しぶりに近況報告。
といっても大した事は全くなかったのだけど。
 
1.気温
8月に入ってからというもの、
ベルリンは涼しくなって、気温は23~13度くらい。
朝および午前中は長袖が普通で、
ジャンパー着ている人もいるくらい。
相変わらず半袖で過ごしている対応の遅い自分の
周りでは、ベルリン人の固有能力である
「見ないように見る」が発動しているのが
ヒシヒシ伝わってくる。
この週末は気温が上がったが、
これが最後の夏らしい日となるとの予報。
 
ちなみにベルリンの8月は、
自分としてはあまり夏のイメージがない。
もう暑い日々は過ぎ去っている印象ばかりである。
記憶が定かなら、今年は多少遅いものの、
8月の上旬からブンデスリーガも開幕するわけで、
要はサッカーができるくらいまで気温が下がる、と。
 
2.自分の生活
8月の上旬は相変わらず図書館通いばかり
していたが、最近はようやくそれも一段落。
夏休み開始から1ヶ月で
ハードディスク内に40冊の本、
アマゾンから購入した少数冊のリアル本、
その場でコピーしてきた数本の論文、
といった収穫。
まだ自分の手元にある文献収集用リストは
少なからず残っているのだが、
残りは500ページを越える本ばかりなので、
何となく面倒になって、読む方専門な生活に。
そういえば、8月に入ったら
図書館に学生が戻ってきた気がする。
大学の授業再開はまだずっと先だが、
それ以外の学校は今年は今週から新学期だそうで。

2010年8月23日月曜日

オーバーリン教会



赤レンガと石灰岩の白が対照の妙を生み出す
形で造られたオーバーリン教会。
 
ここは周りが病院で囲まれ、
かつ行った時は一部が工事中、ということで、
ここに辿り着くのにちょっと苦労した。
 
同上記理由により写真に出来そうな角度も
選択にやはり制限がある。
おまけに2枚目のなんかは
何を写しているのかという感じだが(爆、
右の木の後ろが塔。
一応下の部分も含めた写真のつもり。
 
------
ということで、やっとバーベルスベルクの写真は
全て上げ終えた。
 
バーベルスベルクには他にも、
トゥルビーネ・ポツダムという
女子ブンデスリーガの強豪チームが本拠地とする
カール・リープクネヒト・シュタディオン、
ドイツ版ユニバーサルスタジオ(?)的な
フィルムパーク、等々、
色々な見所がある模様。
まあ、でも自分の中でのバーベルスベルク旅行は
これで一応完結。

旧ノイエンドルファー/ベートレヘム教会



元々はノイエンドルファー教会というのがここにあって、
それが拡張されて新たにベートレヘム教会となったが、
第二次大戦中に破壊され、
最近ようやく再建された、
という長い経緯のため、
ドイツ語だと非常に長い名前を持つ教会。
日本語だとちょっと略記できそうなので、した。

2010年8月22日日曜日

聖アントニウス教会

シンプルだが、やはり一風変わった外観の教会。
 
周りを建物(普通の家々)に囲まれているし、
写真が取れそうなもう一方の裏手には
幼稚園か保育園かがあって、
写真にできる角度が限られているため、
今回はこれ1枚だけ。