2011年11月28日月曜日

電気(ただの近況)

「電気の話」なんて書いてしまうと、
3.11以降はドイツにおける電力会社自由選択制の話とか
エコエネルギーへの移行の話とかを
期待させてしまいかねないので
ただの近況を書くにも気を遣うってもんだ。
そういう大きなテーマは今いっぱいネット上にあると
思うのでそっちを参考に。
自分が以下に書くのは単なる身の回りの話。
 
先週は電気関連で2つばかりちょっとした事件があった。
まずは木曜かな、停電があった。
停電と言ってもこれは多分うちのアパートだけで、
地下で誰かが何かをゴソゴソやっていたから
そのせいなんだと思う。
アパート全体に対する工事だと事前通達が来るはずで、
そういうのもなかったのだから、
誰かの個人的な用件だったのだろう。
 
そのとき自分はパソコンで作業していたのだが、
急にバッテリーモードに切り替わり画面が暗くなったため
気が付いたのだった。
見かけはブレーカーが落ちた時と同様なので
あれ、何か点けっ放しにしていたかな、
と思い巡らしもしたし、ブレーカーを見にも行ったが
自分の室内に異常は発見されなかったので
ちょっと待つこと2分、電気が回復した。
よく言うようにドイツの電圧は250Vと高く、
そのため家電が壊れやすい。
だからこういう急な電源落ちは非常に気を揉ませてくれる。
まあ何事もなかったからよしとしよう。
 
二つ目は電力会社からの手紙。
内容は至って普通に来年からの値上げの告知だったのだが、
実は今月はついうっかり電気料金の振込みを
一日遅れでやってしまっていたので、
心に思い当たる節がないわけではなかったのだ。
ちなみに振込みを全手動でやっている自分は
年に一度か二度、期日を過ぎてしまうことがある。
毎月10日までが期日なのだが、
そこに休日や祝日がかぶってきた時とか。
しかしそれでも特に罰金が課されたりするわけではなく、
年度末の差額計算の時に合っていればそれで良いのかも、
とか書いて人が真似してしまうことがないよう、
期日までに払ったのだと主張できる範囲なら
OKなのだろう、としておく。
 
手紙の内容、既に述べたことだが、ちょっとだけ値上げ。
これまでも石油価格高騰時等、
何回か値上げはあった。
うちの電気料金は基本料金+使用料なのだが、
今回は使用量の単価が少し上昇。
エコエネルギー移行のため、らしいが、
別にまだ始まってなくねーか?とは思ったが、
こうやって段階的に値上げしていくのだろう。
「でも基本料金はそのまま」とか強調されていたが、
確か前は基本料金が上がって、
「でも使用量の単価はそのまま」と強調していたはずなので
なるほどそういう作戦なわけだろう。
石油価格の高騰が終わっても電気料金が
安くなったりはしないことからも分かるように、
こういうのはほとんど値上げのための口実なわけで、
もっともらしいのが出てくるたびに如才なく食いついていくのが
企業としては「上出来」、と皮肉。
全てを説明する魔法の言葉、
ドイツだと「エコ/環境/ビオ(有機なんとか)」や「保護」
がそれに当たる。
日本だと「不況」とか「インターネット」とかかな。

2011年11月25日金曜日

じゃねーか

コートを着るようになったら日本人に間違われるようになった。
いや、日本人だけど。
判断基準は服装?、と。
今着ているコートは本当は安い。
安いがスーツにも合う、をコンセプトに選んだので
高そうに見える。そのせいなのだろう。なのだろうけど。
普段の格好だと絶対中国?韓国?と聞かれ、
なぜ日本が出ないんだ、と多々経験してきたが、
考えてみると酷い話だ。
 
昨日鉄道検札員に出くわしたおかげで
推定この1週間で3度目ということになった。
このブログチェックしてんじゃねーのか、
というくらいタイミングが良すぎる。
でも昨日は子供たちが遠足だったらしく、
大量に電車に乗り込んで
検札員の通り道を塞いだので
自分のところに来ることはなかった。
ドイツの子供たちは頭がおかしいくらい
喋りまくって騒ぎまくっているものなのだが、
たまには役に立つじゃないか。
 
自分の副査の教授というのはちょっと破天荒な人で、
真っ赤なキャップをかぶっていたり、
リュックを肘担ぎ(?っていうのかな、
今は知らんけどちょっと前だと高校生が
セカバンを背中に担ぐようにしながら、
でも何と言うかだらしなく両肘に引っ掛けて担いでいた
ことがあったと思う。あれ)しているし、
講義にはアロハではないけど花柄のワイシャツだし。
そんな教授の下に集まってくる学生も結構個性的だったりする。
個性的な子は後ろの方に座りたがるもので、
自分も後ろの方に座るので、
何かそこに混ざっているような感じになる。
一番後ろとはいえ教授の真正面の席で
講義中毎回横になって寝るやつとか、
ターバンを巻いて海賊みたいなやつとか。
別にお互い話したりしないのだが、
教授や他の学生たちには「後ろのやつら」と
カテゴライズされているのは何となく空気で分かっていた。
この間講義が早く終わって残りを質問タイムに当てたとき、
教授がその「後ろのやつら」の中から
自分の方に君、みたいな手振りをやったので、
皆が一斉にこっちを見るという事態が起こったのだが、
そのとき、ああ、やっぱり自分もその一派に
数えられているのだと確信したのだった。
今度からは前の方に座ろうかな‥。
その教授からの論文評価が来週月曜に来ることになっている。
さて、どんなことになっているやら。
というのも、いでたちはどうあれ、
この教授はかなりきっちり、細かく、丁寧、
要は精緻に読解・分析するタイプ。
何言っているか分からんとかバッサリ言われているかも。
そうだったら笑うしかないな。

2011年11月24日木曜日

世間的な近況

何週間も経つと何を何から言えばいいやらだけど。
 
親からも問われたギリシャ支援の話。
けど支援するって話ばかりずっとしていて、
何がどうなるかとか、その辺の事は
特にニュースでは触れないので、
実はあまりよく分かっていなかったりする。
自分の周りに政治経済に強い人はたくさんいるのだが、
彼らにはイマイチ興味を引かない話題なようだ。
そういうのは多分夜とかにやっている番組で
テレビで取り上げられていそうだが、やはりあまり‥。
というのもそれはやはり結局ユーロ維持の結末以外
考えられないから、だと思う。
ドイツだけなのか知らないけれど、
少なくともドイツにはギリシャに対する思い入れが
国民レベルで存在すると自分はちょくちょく感じることがある。
ヨーロッパ文明発祥の地を弾き出すとはちょっと考えられない。
イスラエルをヨーロッパに算え入れている辺りとか、
何となくそういうのは分かってもらえると思う。
 
写真はそれと関係あるのか無いのか、
多分無いと思うけれど、
某スーパーでギリシャ商品を特集していた時買ったもの。
右上がアーモンドを粉菓子みたいなので固めたお菓子、
左上が茄子の缶詰、
右下がピスタチオを飴状の砂糖かなにかでコーティングした
これまたお菓子。
 
その後何があったっけな、
今更ながらだけど、サッカードイツ代表がオランダ代表との
親善試合で3-0の快勝。
一応仮想スペインというカードだったらしい。
戦い方を見ているとこれでは3の舞になりそうだと思ったが、
ブラジルやオランダ辺りには試合のみならず内容でも
勝てるようになった様子は随分進歩したんだなあ、
と思わずにはいられない。
おまけに選手はまだ20代前半ばかり。
スペインが世代交代するとドイツの天下か。
 
そのあとはネオナチによる連続殺人事件が
どうこう言っていたが忙しくてニュースを見ている時間がなかった。
 
今日のベルリンも霧だったが、
霧による交通事故がドイツ各地で起こっているとのこと。
しかし雨降ってもいないのにどこから霧が‥?
今日なんか寒くて雪がいつ降ってくるかと思ったものだけど。

2011年11月21日月曜日

そんな寒さが訪れた

この一週間を一言で言い表す言葉、
それは「寒い」。
 
あまり気にはしなかったが、
ここ数週間、割と順調に気温が下がったのでは、と。
それで現在は最高気温で7度前後、
最低気温は氷点下も出てくるようになった。
まだちょっと晴れたりもするが、
晴れてももう気温が上がらない時期が来たようだ。
雨が降らないので雪も降っていないが、
こう書くと降ったりするのでは、
といつものパターンを思わずにはいられない。
気温的には降れば雪になりそうなので、
ひょっとすると夜とか知らないうちに
もう初雪が終わっていたりして。
 
自分周りはというと、
そんなわけで今週は暖房つけっぱなしだった。
お、何か言い方が悪いな(笑。
暖房を入れずに過ごせた日はなかった、ということ。
寝る前は最小限にするのだが、
朝はだからとにかく寒い。
布団から出るのが辛い季節だ。
が、その布団も中の羽毛はもう抜けないくらい
抜けていて真夏と同じ布団なので、
実は布団の中もそれなりに寒い。
かくして布団から中々出られずに
時間が経ってしまうということもなく暮らせている。
 
そして今週(先週)からやっと自分もコートを着た。
あの秋口に買ったと言っていたやつ。
今年は自分がベルリンで一番遅くにコートを着た人間だろう。
何て言っても外は5度を下回っているというのに、
半袖シャツの上にパーカーないしは長袖シャツだけ
といういでたちで闊歩していたのだ。
何でそんなに薄着なのか友人にも言われた。
ホームレスの方に妙に親近感をもたれたりもした。
でも今から厚着をしていてはマイナス10度以下の
世界を乗り切れる自信もないので
コートの下は半袖Tシャツ一枚で、
教室に着いたら長袖に着替えるようにしている。
ちなみに普通のベルリン人の方は、
コートの下に更に何枚かトレーナーないしセーターを
着用していて、教室では一体何枚脱ぐのか、
というくらいグイグイやっている。
 
寒さ以外の近況は次回。

2011年11月15日火曜日

儚い感動

先日外観を上げた自由大ヘンリー・フォード館。
ここはいかにも学会や講演が開かれていそうなところで、
自分が今学期参加している講義も
そんな大講義室の内の1つで行われている。
朝から正午にかけての明るい日差しが
窓を通じて入ってくる中、1つのことに気が付いた。
上の写真だと窓側の席に陽が当たって
眩しいのではなかろうか、と見えるかもしれないが、
遮光版が上手い具合に調整されていて、
机には陽が当たらないようになっているのだ。
なんて素晴らしい設計の妙なのか、
遮光版の自動調整の機能なのか、
などなど考えつつ上の写真を撮っていたのだが、
そのすぐ数分後に係りの人がやってきて
遮光版を全部下まで下ろしたのだった。
なんだただの偶然だったのかとちょっとガッカリした。

2011年11月13日日曜日

パラドックス・ドイツ語多分4

コインランドリーより。
乾燥機は閉めたままにして下さい、と
感嘆符3つ付きで頼まれては乾燥機を使えない。
‥なんてことはもちろんなく、ドイツ人は平然と開ける。
というか読まない。
もちろん隠れた前提は「使用後は」とかそんなところだろう。
 
何でこんな話をしているかというと、
この前大学に行った時、
カフェテリアのところから中に入ろうとしたら、
ドアに「冬期はエネルギー節約のため閉め切らせて頂きます」
との但し書きがあった。
で、ああ、開けたら閉めればいいんだろう、と
上の如くに解釈してドアを開けようとしたら、
鍵が掛けられていてそっちは本当に開かない、
という思いをしたから。
取り敢えず開けてみて駄目だったら別の方途を探る、
そんなドイツ人感覚に自分も何時しか馴染んでいたのか、
そんな1コマ。

2011年11月11日金曜日

本物の立体駐車

用事でプレンツラウアー・アレーというところに行って来た。
本来ならば自宅からSバーンで3駅くらいだが、
2駅先で止まる例の件があるため別ルートを選択。
ちなみにここに書いた後でそのSバーンの表示は
きちんと終点を表すようになった。
ちなみに車内検札についてここに散々文句を書いた後、
その後車内検札に全く会わなくなった不思議。
そして場合によっては制服着たりして、
検札員であることを予めバラしている人も出てきたりした。
自分のような苦情がいっぱい殺到したりしたのだろうか。
 
ともあれ。
プレンツラウアー・アレーへは少々複雑な道のりになった。
Uバーンでナトゥーアクンデムゼーウム(博物学博物館)駅、
そこから徒歩でSバーンのノルトバーンホフ駅、
そこの前始発の路面電車に乗って何駅か、
こうしてやっとたどり着く。
写真は博物学博物館(自然史博物館の方が自然な訳か)駅
からノルトバーンホフへの途中、
公園の中にあった建物(?)
本当に駐車場ではないのだと思うが、
だとすれば‥これは?何かの芸術にしては大がかりすぎるし。
 
ちなみにプレンツラウアー・アレーは
アレクサンダープラッツの方までずっと伸びる
非常に長い道であったため、
本来のSバーンから目的地を探していたら
とんでもない距離を歩かねばならなくなるところだった。
その点に関してはむしろ幸運だった。

2011年11月10日木曜日

真っ赤な秋を探して



晴天続きと書いた直後から曇天模様のベルリンより。
昨日なんかは珍しく霧霞、
それはそれで結構いい雰囲気だった。
さて、写真はこれまた推定2週間くらい前のもの。
今学期参加している講義が行われている
ヘンリーフォード館(?)の周辺から集めた
紅葉だけに赤モチーフの写真。
 
そんなことを思ったのは、こことは全く別の場所である
フリードリッヒシュトラーセからハッケンシャーマルクト間の
Sバーンに乗っていた時のこと。
両駅の丁度中間あたりに見事紅く染まった
木を見たからであった。
ただ、そっちへ行くとなると
川の向こうをぐるり周って行かなくてはならないため結構面倒。
時間がないまま何時しか葉は散っていた。
ベルリンにはあまり紅葉に適するスポットがない、と思う。
というのは紅葉した葉は直ぐに散ってしまうから。
この辺は本当に一瞬だ。

2011年11月9日水曜日

何時の話かというと10日前

画像からすぐ分かってもらえると思うけれどハロウィーン。
もう10日も前の話‥。
マフィンを買った写真がデジカメの中に残っているのを
今しがた見つけたもので、今更ながら。
このハロウィーンは自分周辺では未だ半透明なイベントで、
自分のところに子供がお菓子を
もらいにくる年もあれば来ない年もある。
今年は一応お菓子は用意しておいたし、
一度誰か来たような気もするが、
取り敢えずスルーの方向で決着がついた。

2011年11月8日火曜日

11月だがまだ雲行きは怪しくない

タイトルの通り、晴天続きのベルリンより。
いつになく明るい秋となった今年は、
しかし虫たちの活動期間をも引き延ばし、
いまだに蜂が飛んでいるという有様。
蜂の季節に幾分被さる様に蚊の季節も到来するのだが、
それも今なお続いていて、
ゴミ捨て場のある中庭へ続く扉にはめ込まれた
ガラスにはいつも何匹か付着している。
あるいは自室のドアの向こう側に止まって
こっちがドアを開けるのを待っている
狡猾な連中もたまにだがいる。
従って外に出る時にはドアをちょっと開け閉めするように
小刻みに揺らし、そいつらを追い払う素振りをし、
外から帰ったときには鍵を開けた後
ドアを開く前に自分の周りの空間を振り払って
やつらが引っ付いてこないようにする。
こんな地味な努力こそがその後の安眠確保に繋がる。
 
さて、今週は予告通り口頭試問の日程の提案。
もう行った。
さっそく主査の教授からは返事をもらい、
提案した3つの候補日の内2つは駄目だということだった。
こっちはかなり怪しい雲行きになってきた。
その辺のあらましは追々書くとして、
その主査の教授だが、
昼間にメールを出すと大体すぐ返事を返してくる。
そのことからおそらくずっとパソコンに向かって
作業しているのだろうということが伺われるわけだ。
それにしたって今回自分はメールでは有り得ない長さの
文章を送ったわけで、計7名に送るために
宛名とか代名詞を変えたり、
秘書の方宛の場合は別文章を挟んだりしている
その間に読んで、自分の日程を調べて、
文を書いたことになる。
1つの文に3箇所くらい誤字脱字があったけれど、
ともあれ、仕事は早い、早いが多い、
いかにもドイツの教授というひとコマなのだ。
というか、メルケルさん、
国民から巻き上げたお金で2倍とは言わないけれど
せめて1.5倍くらいは大学教授の数を増やしてくれないだろうか。
移民問題がどうのと言いながら、
帰る気満々の人間も帰れやしないよ。

2011年11月6日日曜日

一週間に一度の更新になると

‥近況報告ばっかりになってしまうが、それでもとりあえず。
学期が始まると意味もなく忙しかったりするわけで。
何が忙しいのか全くもって分からないけれど。
 
先週は主査、副査の教授に直接会って話をした。
主査の教授とはゼミが始まる前、
ゼミ室が5階にあるのだが階段を登って息切れしていたところ、
教授が上から降りてきて偶然。
重要な話は先週したので軽く世間話‥というほどでもないが、
先週の講演が面白かったので、
原稿あるいはそれを元に書き下ろした論文を
雑誌かどこかで公表する予定があるのかを尋ねてみた。
そうしたらメールで送ってくれると言ってくれた。
まあそれだけ。
 
翌日は副査の教授のところへ。
講義の後でちょっとだけ。
現在論文評価を鋭意執筆中とのことで
自分からも一応挨拶をしておこうかと。
そして執筆完了にまだ時間が必要か、
それとも口頭試問の日程の提案をそろそろやっていいか。
OKと言われたので今週はいよいよ日程調整。
 
先週はまたも真夜中に帰ってくる用事があった。
自宅近辺を走る地下鉄は主要路線なので
夜遅くまで走っているはずだし、
夜中は夜中で名称が変わり別路線扱いになるが、
それでも30分置きくらいには走っているはずだった。
が、なぜかその日に限って工事なのか点検なのかを
やっていて電車がストップしていた。
結果地下鉄2駅を歩いた。
その途中、自分の目の前を何かが横切った。
普通だったらネコだと思うだろう。
だがベルリン=野生ネコ絶滅都市、
リス‥ではないと思う。尻尾や走る感じからして。
そして生息地域的にも。
ネズミ‥かもしれない。やたらと大きかったことを除けば。
それよりはハリネズミの可能性の方が‥と言いたい所だが
連中はそんなに速く走れないのでは、と思う。
やはり民家から逃げ出したネコ説が有力だが、
ベルリンの夜か、あれが噂のキツネだったのでは、
と思うと視力の低さが悔やまれる。
歩道を横切っただけで車道には出なかったはずだから
車の下を覗けばそこに居たのかもしれなかったが、
そういうことをすると噛み付かれたりしたら
どうしようと思うと出来なかった。
そしてそれ以上に人に怪しまれそうだし。
しばらく前からベルリンでは問題になっているのだが、
車を炎上させる嫌がらせ。
嫌がらせってレベルではないけれど。
そしてそれ以上にトイレに行きたかった。
地図も見たがこんな時に限って道中に公衆トイレがない。
ガソリンスタンドもファーストフードもない。
飲食店も大方閉まって、
開いているのはバーやカジノばかり。
ベルリンではいわゆる立ちションは罰金刑。
見つからなければ大丈夫だが、
こういう時に限って見つかるような気がする。
見つけた公衆トイレはそこはそこで
夜は閉まっているタイプだった。
トイレにまで閉店時間があるのかよ、
と結局家まで頑張ったけれどね。
どうせ近くだから、なんて言っていると
近いのはトイレだけだ、そんなことを知った日。