2010年1月20日水曜日

新しいシェーバー

新しい電動シェーバーを買った。
 
日本から持ち込んだブラウンのポケットタイプの
刃(直接肌に当てる部分)に穴ができ、
こっちに来てから最初に買ったのは
またもブラウンのポケットタイプだった。
前のが自分に好評を博していたから。
 
で、それに再び穴が開いてしまったとき、
代えの刃を探したのだが、
ポケット用のはなく、
かつ、他の替え刃の値段からするに、
仮に存在していても新しいのを買ってしまえる
くらいの値段だろうということもあって、
すんなり新しいのを探すことに。
ただ、今度は替えの刃があるタイプにしよう、と。
ただ、そうするとやはり本体の値段もそれなりにする。
最低39ユーロからか‥と、ふと棚の隅に
目をやるとそこにはわずか9ユーロのシェーバーが。
おまけにすでに替え刃も付属しているという充実ぶり。
もちろん以下に述べる「ライン」のことも
頭では考えたが、9ユーロだったら
試す価値はあると思って即決、買って帰る。
 
が、これがやはり9ユーロもの。
まず、痛い。
痛いのにあまり剃れない。
痛くて剃れないのに音がうるさい。
痛くて剃れずうるさいのに充電に時間がかかる。
痛くて‥(中略)‥のにコードをつないでの
使用もできない。
が、それでも人は慣れるもので、
そもそも自分はあまり髭の濃いほうではないこともあって、
これはしばらく使っていた。
で、こういうものに限って、刃に穴が開かなかったりする。
 
が、そろそろやっと気になって、
新しいの買おう、と。
正直シェーバーのせいで、
1日だったら髭そらなくてもいいか、的
習慣が出来つつあったので本末転倒というか。
そりゃ、暗けりゃ分からないだろう、とか、
こっちの人は結構髭が濃い
&もじゃもじゃから無精髭っぽいものまで、
割とまあ、おおらか?な感じだとか、
思ったりもしたものの、
自分がそうだとどうも人は
そうは見てくれないような気がしていたから。
ベルリン人は人を見ないように見るのが得意。
趣味は人間観察という人が多いように、
結構、見ていないようで見ている。
聞いていないようで聞いている等々。
 
さて今度のはパナソニック。39ユーロ。
ブラウンは高いからパスした。
フィリップは3つの丸の刃が
自分はイマイチ信用できなかったというか、
やっぱ、こういう形のやつが欲しかったのでパス。
パナソニックのこれが条件にピッタリだったというわけ。
パナソニックは刃の形を統一しているようで、
替え刃がいくらでもありそうなのも決定打。
 
さっそく使ってみた。
痛くない。
もう、何と言うか、痛いのが剃れていると
脳みそが勘違いしているくらい、
前の剃刀は酷かったんだと分かった。
かつ、静か。
これは大きい。
まあ、騒音と近所迷惑には色々あって、
そういう関係から(多分いつか話題にする)。
でもって良く剃れる。
なんか、久しぶりに自分の素肌を見た気分がした。
 
あとは刃に穴が開かないことを祈ろう。

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