2012年5月14日月曜日

非必然的準備

口頭試問への準備その他編。
 
まずはずっと言っているけどドイツ語から。
これは春先に大学から
留学生博士課程在学者向けドイツ語コースが開かれるとの
メールを受け取っていたのでそれに参加していた。
随分前から存在は知っていたのだが、
学部に張り出されるのはいつも学期が始まってから
しばらく経った後で、途中参加するものなあ、
ってくらいになってやっと気づくとか
そんな感じだったのでこれまで参加したことがなかった。
今回はメールで開始時期も分かったし、
背に腹もかえられないような状況だったので。
週一、正味1時間半、でもやらないよりはマシか。
ただコースの開始は4月も半ばを過ぎてからだったので
口頭試問まで3回かな、それくらいの回数。
 
原稿読みの練習も録音20分にそれを聞くの20分で、
結構これも時間かかるからあまりそれ以上の
ドイツ語練習は出来なかったというのが実際のところだった。
当初の3ヶ月計画を1ヵ月に縮めなくてはならない
しわ寄せが一番出てしまったところ。
 
後は原稿は配布用と自分が読み上げる用の2パターン容易。
配布用は初期のものに近い削っていないもの、
読み上げ用はそれに読まない所を横線で消したもの。
そうすると接続詞とか語順が変わったりするのだが、
段落毎の位置を両方で合わせて置く。
これが細かい技だが非常に本番では功を奏した。
どの教授も何ページのここのところだけど、
と配布した原稿を元に質問してきたから。
一々、え、どこですか、ああ、自分のだと、
とか間誤付いているとそれだけでまどろっこしくなったろう。
これは論文提出の時と同じ学部の目の前に店を構えた
印刷屋にテーゼ共々メールで送って、そこで印刷した。
20部刷ったけど10部も要らなかった。
 
身だしなみ。
学期が始まる前散髪。
また自分でやったのだが、横と後ろを短くし過ぎて、
最初ぶち猫みたいになった。
やり直したらバリカンの刃が欠けるし充電切れるし、
友人いわくモヒカンみたいになったとのこと。
先述のドイツ人の友人に言わせると「今風」。
なってねーよ。失敗だよ。
でもそのまま1ヵ月。
後はスーツ。8年ぶりくらい。やっと出番が来た。
穴とか開いてるんじゃないかと不安だったので、
練習も兼ねて試験の週はこれを着ていた。
 
持ち物。
原稿のコピーと部屋の準備のため
1時間から1時間半前に大学に到着。
原稿はA4紙両面4ページ、これをホッチキスで止める。
原稿は印刷屋にメール。その日の朝方。
メールが上手く届かなかった事態も考慮して
USBスティックでも持っていった。
途中で学生が入ってこないよう、
口頭試問中だということが分かるような張り紙。
これは大学の掲示板に張り出され、
自分や各教授にも郵送された日程受理の時の手紙、
これを持っていった。貼り付けるためのセロテープとともに。
部屋の机と椅子の整頓。
場合によっては黒板に何か書くこともありうるので
黒板を消して、チョークの存在も確認。
なかったらどっかからパクって来る算段だった。
朝一の時間帯だったので窓を開けて空気を入れ替える。
そうしたらその日は暑かったので
でっかいスズメバチが乱入してきた。
自分の荷物は狙われたが自分は幸い狙われなかった。
上手いこと窓の所に来たときに閉めつつ閉め出した。
ちょっとこれに予想外の時間を食われ先が思いやられた。
 
ともあれ持ち物。
その他に4冊の本と2冊分のコピー。
これは質問に出てきそうなところだったので。
結局出てこなかったけれど。
後、来そうな質問を予め想定し用意した回答集。
これも使わなかったけれどA4で5,6枚くらいかな。
後引用に役立ちそうな本からのコピー数枚。
それと博士課程の規定。何かあったときのため。
主に落ちた時のためか。
これにもちろん自分の論文。
こんなところがリュックの中身。
これに普段から入っているものとか眼鏡とか電子辞書、
と結構重い荷物になった。
が、さらに、水。
500mlペットボトル人数(5プラス自分用)分に予備の7本、
これと前日1ユーロショップで買ってきたプラスチックコップを
ケースに入れて手持ち。
実は荷物の持ち運びだけでかなりしんどかった。
自由大は駅から歩かないといけないし。
最初はコーヒーも用意しようかと思ったが、
それ用にポットを買うのはさすがに面倒だった。
荷物的にも限界だったろう。
 
 
準備はこんなところかな。
朝早い時間だったので無理なく起きられるように
4月は超早寝早起きで夜中の2時とかが
起床時間だったりしたことも準備と言えば準備。
その他この時期は何か色々と普段は有り得ないことが
起きていたようなもうあんまり覚えていないような
だったので何か思い出したら追記するかも。

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