2012年5月12日土曜日

テーゼを書く

昨日挙げた必然的に果たさねばならないことのその2。
テーゼ。要するに論文の要約。
中身をどうするかはちょっと面倒な話になるので、
先に簡単に話が片付く形式の面から。
 
口頭試問の8日前までに各教授と試験担当局に
届け出なければならないのは昨日書いた通り。
当初は3ヶ月見て無理なく(=他の事もしつつ)やろうと
思っていたのが1ヵ月になったものの、
時間的にかなり余裕はあった。書く分には。
日程決めや部屋決めの終わる頃には書き上がっていた。
口頭試問は最初に規定では15分、
教授が規定を勘違いしていたのをいいことに20分、
自分が論文の要旨を述べる時間が与えられる。
そのためのレジュメみたいなのを作るだけ。
きちんと文章みたいなのを書く人もいれば、
自分みたいに文字通りテーゼ、文だけ提示する人も
これは自分だけかもしれないが、いる。
図みたいなのも添えてA4紙両面で1枚。
ある教授の秘書の人に渡した時、
これはいいわね、中にはこんなどっさり
書いてくる人もいるのよ、と論文本体並みの厚さを
ジェスチャーで表してくれていたが、
それは例外中の例外だと思う。
以前他の人の口頭試問を様子見した時もA4一枚だった。
これは試験の当日には見に来た人にも配るのが
ちょっとしたマナーのようなものなので、
そんなに多く書いても。そもそも20分じゃ終わらないし。
 
ただ、それと平行する形で当日に読み上げる
原稿も書かねばならない。
そして実際的な話、その原稿が発表の本体なので
そっちが変わってしまうと当然テーゼの方も変わりうる。
そんなわけで一通り完成したのは早かったが、
提出はやはり時間期限一杯まで粘ることにした。
もちろん期限当日に出したりすると、
何かあったときに間に合わなくなるため、
一日前に、と、その日はメーデーで祝日。
そのさらに前日に提出。
が、その日は日曜とメーデーに挟まった日だからなのか、
試験担当局に話が通じなかった。
だから試験担当局にメールでテーゼを送ったものの、
それが受理されたと返事をもらったのは2日の正午くらい。
またここでもちょっと気を揉んだ。
というか、その日は試験担当局が
午後しか開いていない日だったので、
時間に合うように家を出て、
図書館のパソコンでメールのチェックをして
受理されたという通知を見たのだった。
メールが来ていなかったら直接掛け合えるように、
と準備して行ったわけ。一応に一応。
 
話が長くなったので中身の話は明日。

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