2010年2月23日火曜日

キワノとかツノニガウリとかホーンドメロンとか

キワノってのは商標らしい。
ツノニガウリという名前はこれ瓜なのか、
みたいな名前。
ホーンドメロン=角メロン、
これが一番しっくりくるかなあ。
  こんな風にトゲトゲしい。
サボテンの実ですら大して痛くなかったのに、
これは触ると痛い。
 
割ってみる。
これは‥どっか別の星からきた生物の卵‥みたいだ。
思いっきり緑なのも結構不気味。
別にカビているわけではない。
 
それにしても食べ辛いこと。
こんな↑風に筋が走っていて、
その隙間に実が入っている。
で、一個一個はすごく小さいのに、
もれなく種が入っていて、
その種だけが唯一メロンっぽい。
メロンのように種を掻き分けることができないので、
もういっそ種ごと食べた。
 
味はブドウみたいな感じだけど、
それよりはかなりスライムっぽい食感。
いや、スライムって食べ物は知らないけど。
別のたとえ方だとさらに相当響きが悪くなるものを
挙げざるをえないので。
これは特においしいものでもなかった。
端の方を吸い出そうとつける唇の上下どちらかに
外のトゲが刺さってくるし、
うっかりすると持っている手もしばし痛い。
食べるのにかける苦労との効率はカニ以上の悪さで、
自己ベスト(むしろワースト)を更新した。
 
とりあえず何か感じた妙な満腹感の中思ったことは、
昔の人はよくこんなの食べる気になったなあ、と。
Wikiか何かで調べたら、
基本別の料理に添えて、彩りを楽しむもの
ということらしい。
中世ヨーロッパの騎士達はこの皮を
鎧の肩パットの代わりとして用いていた、
という話はもちろんなかった。

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