2012年10月30日火曜日

29日(前々日)前半

昨日はもうとにかく忙しかった。
あまりにやる事が多かったので、
いつもは一日の事を一記事で書いているが、
今回はいくつかに分けて書くことにする。
 
まず29日午前7時。
この時間にリサイクル場という名のゴミ処理場が開く。
それに合わせて行こうと思ったら5時起きとかしなければならない。
実はそれくらいなら楽な生活リズムに切り替えているが、
色々準備してたり、寒さが億劫だったのか取り敢えず7時に家を出る。
 
まずこの第一行程で捨てるべくはドア。
部屋と台所の間のドアは無かったので自分で買ってきたもの。
これもまた捨てねばならない。
さすがにこの貰い手はいまいから。
だが一枚板のドアは重い。そしてでかい。
キャリアーに乗せて運んだが、大きすぎて上手く運べない。
ガムテープでグルグル巻いて固定して行った。
問題は、この大きさでは電車に乗れないということだ。
特に7時辺りなんかになると朝早いドイツ人たちには
もう決して早い時間ではないので通勤が始まっている。
リサイクル場まで歩かねばならない。
googleマップのルート検索をして欲しい。
LeopoldplatzからMierendorffplatzまで。
大体6kmだそうだ。
気分的には10kmくらい気がする。
地下鉄2駅+Sバーン2駅分。
Sバーン一駅分の距離は結構離れているので
分かってはいたのだが、それでも遠かった。
ガムテープは大体道の半分でもう機能しない状態になっていたし、
そうでなくともドアの上半分は自分の背中に乗っかっているような状態。
後ろから見たらドアが歩いているように見えるカタツムリ的な姿。
これで気温3度とかそんなものだったろう中を行軍6km。
もう二度とやりたくないと思った。
地下鉄2駅行ったところ、Westhafen。
ここはSバーンの上に高架がかかっていて、
階段を降りて最短距離を取るか、
地下鉄もう一駅分先まで行ってそこから引き返すかしなければならない。
もちろん階段を下りることにしたが、これもかなりの苦労だった。
 
捨てた後バスを待っていたが、一向に来ない上、
来たバスは乗れないほど混んでいた。
次のバスが来そうもないと地下鉄付近まで来てバスが横を通り過ぎていった。
 
自宅に帰って来たのは大体9時頃。
一息入れる間もなく、5つ目の荷物の発送に行く。
その前にお金も下ろし、カールシュタットでワインを入れる紙袋を購入。
午後から副査の教授に別れの挨拶をしに行くため。
 
その後部屋の片付け。
部屋を去る前日でないと片付かないものを片付ける。
具体的にはベッドとかそういう家具の解体。
これを運ぶのが第二、第三行程。
 
第二行程は解体したベッドの一部と古いスーツケースの処分。
スーツケースの中には捨てられるゴミを入れて。
これは転がして行くだけなので割と楽。
電車も使える。
スーツケースとその中身はリサイクル場の前で張っていた
業者の人に譲る。
残りをリサイクル場まで運んでいって処分。
これらが全部終わって家に着いたのが大体午後1時半くらいだったかな。
 
次回へ続く。
‥が、ネットの接続がなくなるため、
次回は何時になるかちょっとまだ分からない。

2012年10月29日月曜日

あと2日とか3日とか

明日(今日)副査の教授に挨拶して、挨拶回りは完了かな。
 
今日はテーゲル空港へちょっとしたお土産買出しへ。
お土産もこれで全部揃った。
 
後は部屋の荷物を片付けるだけ。
今日はテレビとかその周辺の類を整理。
アラビアの人に引き取ってもらった。
7年以上前のでかいだけのテレビなんて引き取り手も希少、
そんな人や店を探しているだけ時間の無駄なので、
こういう人が居てくれれば、リサイクル場へ運ぶ手間が省ける分、
単純にありがたい。
というわけで今日、明日は世の中で起こっていることも分からない。
別にテレビがあったからと言って見るかは分からないけれど。
新聞もゴミになるだけだし。
ただ意外に時間には不安になるかもしれない。
腕時計とか正確に合わせていないし、
パソコンの時計も正確かは分かっていない。
おまけに昨日サマータイムが終了したり、
そうでなくても今の時期、天気によって
明るくなる/暗くなり始める時間が全然違った印象になる
ベルリンなので、時間間隔がイマイチつかめない。
 
さて今日もやること満載だ。
せめて明日(帰国前日)くらいはゆっくりしたいなあ。
ギリギリまで忙しいかなあ。やれやれ。

2012年10月28日日曜日

最後の週末は‥

‥人と会うことに費やした。
日本に帰ってからも付き合いが続きそうな人が増えた。
 
そして今日は最後の送る荷物をまとめた。
今回は20kgで収まりそうもなかったので、
重量は気にせず詰められるだけ詰めた。
ダンボールの容積からいって30kgは詰められず、
多少もったいないが、これは致し方あるまい。
それにもうそろそろ片付いた気分になりたい。
 
そんなわけでスーツケースを買いに。
昨日は時間がなかったので。
一昨日のクーダムのカールシュタットへ。
‥行ってみたら見事に売り切れていた。
何て事だ。みんな流石に目ざとい。
旅行シーズンも終わり、同じ週の間、しかも2日、
それでまさか無くなるとは。
その他のスーツケースはやはりここだとちょっと高い。
そんなわけで自宅付近のカールシュタットへ戻る。
そうしたらそこのスーツケース売り出しコーナーが
今度は消えていた。え?
何故にどこもかしこも。
まあでもこちらの場合は、数こそ減れど、
元の場所一箇所に集められただけという感じ。
無くなっていたスーツケースは
そもそも目をつけていたやつではなかったので安心。
というわけで、スーツケースをゲット。やっと。
 
ところでここのところのベルリンの寒さは異常。
昨日今日なんか5度くらいまでしか上がらないし、
夜には氷点下を割り込んでいる。
パーカー一枚で外に出ている自分は変わり者。
去年なんかは秋が暖かく、冬に一気に気温が下がった。
逆に今寒いと冬はそんなにでもなくなるんじゃないか、
とも思うのだが、ドイツの冬は寒い。
ずっと書いていることだけど。
寒さのせいで肥満が国民病になるくらい寒い。
寒さのせいだけではないだろうけど。
 
フンボルト大図書館→フリードリッヒシュトラーセ駅間にある
フィットネススタジオの入り口。
エレベーターの表示である。
運動しに来ている、しかしそこまでエレベーターを使う。
それが肥満の国の為せるパラドクシカルなひとコマ。

2012年10月26日金曜日

怒涛の8時間

今日はまずはお土産を買いに大学へ。
自由大も久しぶりな感じがする。
特にここの学食とか。
何やら色々「トロピック」な感じになっていたが、
一時的なものかもしれないし、
学期開始と共にちょっとずつ変化を見せる
こっちの方式かもしれない。
何学期か後になるとだいぶ変化も顕著なのだろう、
などと考えた。
 
帰り道がてらクーダムのカールシュタットへ。
カールシュタットは場所によってだいぶ違うから。
うちの近所のカールシュタットはおそらく一番庶民向け。
雰囲気は日本で言う所のダイエー、西友、ジャスコみたいな感じ。
市中心部ほどもう少し高級感を出すようになってデパートっぽくなる。
ベルリンにはそもそも高級デパートなんて
指折るほどしか存在していないので、
カールシュタットもデパートに含めないと、
デパートの存在も危機である。
ともあれ。
店舗によって品揃えや値段にもバラつきがあるので、狙いはそこ。
そして低かった期待とは裏腹に
やっと新スーツケースの候補が見つかった。
明日時間があったら買いに行こう。
 
自宅近辺に戻って来てから、
そこのまたもカールシュタットでお土産調達。
ここら辺は下見通りの計画自動行動。
 
家に戻って荷物を置き、
今度は捨てる荷物を持って昨日同様のリサイクル場へ。
今日は台所回りの電化製品を一斉廃棄。
リサイクル場へはあと2回くらいは行くことになりそう。
部屋と台所を仕切る扉、
その他細々した物たちを捨てに。
これは週末週始で終えられるだろう。
 
再び家に戻ってスキャンの続き。
今日の分で取り敢えずは全て片付いた。
そして同時に最後の荷物に入れるものも大雑把に決定。
後はさっき届いたと連絡を受け取った
アマゾンからの本を入れれば完了。
 
その後洗濯に行き、
空き時間を使って最後の電気料金の振込み。
電気料金は10日締めで、前の分で十分かもしれないが、
十分で無かった場合には日本から送金しなければならなくなるし、
ここら辺はトラブルの元になる可能性もありとのことなので、
もうひと月分払っておく。
こうしておけばまず足りないということは無くなるので。
 
同じく洗濯物が出来上がるまでの時間で
某スーパーその他のポイントカードの会社へ手紙を送る。
ここはクーポンを郵送してくるのでそれを止めるために。
何故だかは分からないが、これは書面(手紙)でないと
受け付けてもらえないとホームページの記述にあった。
 
まだまだものがあって全然片付いた気がしない部屋より。

2012年10月25日木曜日

在留届(の変更届)

ドイツで生活するに当たって、
お役所に届け出なければならないものは大まかに言って3つ、
住民登録、ビザ、在留届。
前者2つがドイツ、最後のものが日本にそれぞれ管轄がある。
 
ビザは放って置いても切れる。
住民登録の解除(退去届)は昨日書いた通り。
今日は在留届の解除を行った。
こっちに来て在留届を出した時に変更届用の用紙を貰っていた。
これはドイツ国内で引越ししたときの住所変更等にも使えるが、
帰国に際する退去の時にも使用可。
そしてこれはFaxで済ますことも可能とのことで、
近所のインターネットカフェでやってもらった。
 
これで役所関係は全て済んだ事になった。
 
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その他、今日はリサイクル場へ荷物運び。
あと何回かここには足を運ぶことになるだろう。
 
そのまま数駅南下して、そこにあるショッピングモールやカールシュタットへ。
スーツケースはまだ悩んでいるところで、
というのはスーツケースはカールシュタットくらいしか
きちんと置いてあるところがなくて、
しかし、ここで買うのはおそらく上手い買い物の仕方ではないわけで、
どこかもっと安く手に入る所はないかと探しているのだ。
でもまた例によってその手間と時間を考えると
カールシュタットで買った方がいいのかもしれないが。
あまり安い所で買って1回で壊れてもらっても困る。
でも高いのを買って1度で壊れたらもっとショックだ。
その丁度中間、みたいな店がないんだなあ。
こればっかりはネットで(現物を見ず)買うわけにも…と思うし。
 
その後所用でフリードリッヒシュトラーセへ。
キャリーバッグやスーツケースを転がしている人を多数見たが、
誰しも布(っていうのかな)のやつばかりで、
スーツケースらしいバッグがあまり見られない。
ドイツ人は旅慣れしてるから
こういうのでもいいのかな、とも思ってしまう。
これだと30ユーロで結構大きいのが買える。
スーツケースだと+100ユーロは見ないといけない。うへ。
 
自宅近辺まで戻ってきてからいつものファラーフェル屋へ。
今日はシナモンティーと引き換えに情報を得るため。
家具の処分が面倒なんで何かいい手はないか、と。
そしたらそこの屋台主が手伝ってくれるということに。
要らなくなったものを車で取りに来てくれることになった。
ラッキー。
これでだいぶ楽になりそう。
持つべきものはアラビア人の友人だ。

2012年10月24日水曜日

主査の教授に別れの挨拶

こういうのは苦手だ。
キッチリやってしまうと今生の別れになってしまうからなあ。
主査、副査の教授に対しては礼儀上必要だとはいえ。
 
自由大の哲学科、博士課程の規則(2008年以前バージョン)
によれば、博士論文を出版しないと博士号取り消しなわけだが、
出版には学部から許可を貰わねばならない。
そしてその許可を貰うには主査、副査両教授の同意が必要。
原稿を印刷に出す前までにこの許可を貰っておかねばならない。
どうもいつ貰ってもいいようなので今日はそれを頼みに行き、
それも含めたいままでのお礼も兼ね、ワインなんかを渡し、
再会の約束をしつつ別れの挨拶をした。
論文がエキセントリックなので出版社探しは大変そうだとか、
本来なら学生からものを受け取ってはいけないとか
(まあでももう成績は出ていることだしいいんじゃないかと思うけど)、
チラホラ話を聞いたり、したりしたが、
そんなに上手いことが言えるほどドイツ語がペラペラなわけでもないので
まあ、サクッと丁度上手い具合に行ったかな。
こればっかりは。
 
教授の授業の合間、彼が1度自分の研究室に戻ってくる習慣を
知っていたので、そのタイミングで特にアポなしで行った。
それはいい(いや、あまりよくないけど)のだが、
ゼミに出る人の顔ぶれは大体もう固定しているので、
そういう人たちにも何人も会って、
まあ、多くの場合は気を使わせないよう特に何も言わなかった。
 
さて後一週間か。

2012年10月23日火曜日

Abmeldung(退去届け)

今日はヴェディング市役所(市民局)へ。
Abmeldungすなわち退去届けを提出しに。
 
ホームページを見ると郵送でも可っぽいが、
記入フォームを見たら何を書いたらいいのか分からない箇所が多数。
アポなしで行ってOKな日が週に1度しかなくなっていて
(前に住民登録に来た時は週日4日くらいは開いていたような。
でも7年前の話)、それが丁度月曜。
アポは2週間分くらいはもう埋まっていて、
勿論それだと間に合わないので早速行ってみることに。
 
朝8時(実際にはその15分前から整理券発行開始)から
窓口が開き、業務は15時まで、整理券は13時まで受け取れる。
自分は9時に向かった。
その時点で整理券の番号は186番目。
スクリーンには50番台の数字。
軽く130人待ち。
結局自分の番が来たのはそれから3時間後、12時を回った辺りだったが、
勿論それまでカールシュタットに行ったり、スーパーに行ったり、
ドラッグストアで小さなシャンプーを買ったり、
ここは自宅からとても近いため待合時間に読むものを
(再)調達しに戻ったり、等々していた。
 
退去届けは向こうの人にやってもらうと非常に簡単。
パスポートを提示して、向こうの人が出してきた紙にサインするだけ。
 
上のフォームだと新住所とか郵便局がどうとか色々書く場所があったが、
そういうのは一切必要なかった。
こっちで住民登録すると住民登録票というものがもらえ、
これは写しのペラペラした紙であるにもかかわらず
各所で必要になってくる重要書類なのだが、
それの確認もしたのかしてないのか。多分してなかった。
ほんのものの数分で手続き終了。
アポを取っておけばもっとスムーズに済んだことだろう。
だがまあ割とギリギリでもOKと。
 
写真はテーゲルに行く途中の
U-,Sバーン・ユングフェルンハイデ駅周辺より紅葉や川の様子。




犬連れの人用に袋も無料配布。
ここの川岸の散歩道には清掃車が入れないからかな。
ともあれベルリン清掃局は仕事してるなあ。
自分も今週は段階的に家具や電気製品を
処分していくことになるのでお世話になるだろう。
 
ねずみ発見。
しばらく併走した後、塀に登ろうとして滑っていたところを収める。

2012年10月22日月曜日

ブールバール(シュロスシュトラーセ)

お土産あるいはそのアイデア探し第2弾。
U9で終点のラートハウス・シュテークリッツへ。
実際にはその手前2駅から。
ここはシュロスシュトラーセという通り沿いに
様々な店が立ち並んでいてこういう時に便利。
いや割と普段からでも便利なはず。
放って置くと部屋がC&Aの服ばかりになりそうなら特にお勧め。
 
写真はブールバールというショッピングモール。
その中の一方なのか別の建物なのか、
とにかく1つの棟はカールシュタットで、
中央の渡り廊下がその間を繋いでいる構造。
 
渡り廊下に並べられたテーブルと椅子。
特にどこの飲食店のものでもなさそう。
ただの休憩スポット?にしてはここはあまり人は通らない上、数も多い。
 

エレベーターとその下で準備中のバルーン。
 
少女とワニ。
 
上までのがメインストリートとすれば、ここは側道。
カメラの自動光量調節によって分かりづらいが、
照明が落とされていて落ち着いた雰囲気になっている。

2012年10月20日土曜日

テーゲル空港

お土産ないしはそのヒントを探しに、というのは建前で、
テーゲル空港に行ってきた。
自分はシェーネフェルトから発つので、
もう行く機会もないであろうと、
そしてシェーネフェルトにも1度下見に行くとして、
ならその前にこっちから行っておこうかなと思ったので。
テーゲルは自宅からすぐってもあって。
 
改めてだが、ここはSバーンもUバーンも通っていない。
バスを使って行く事になる。
バスはターミナル入り口の真ん前に着くので、
あまりいい撮影ポイントがない。
最初はこんな遠くまで来て写真を撮った。
 
内部は一周する構造なので周回。
途中窓から見えた飛行機。
目下荷積み、人積み中の様子。
 
空港中の様子は特に変わったこともないので
写真を撮ることは無かったが、やっぱここは狭い。
全体もだが通路も。
そして食べ物の値段が高い。
バスで2、3停留所行けば地下鉄駅に出るが、
そこで買える2、3倍の値段に設定されている。
スーツケースなんかもここだとやたら高かった。
空港で買うもんじゃないんだから
値段安くしないと売れないだろうと思うが、
逆なのかなあ。
元々値段の高いブランド物、
全域同価格のファーストフードくらいかな、
市内と同じ値段で過ごせそうなところは。
バーガーキングだけど、人でごった返していた。
 
道中の橋。
ふと気づけば何かを吊っているわけでもなくて
ただニョキニョキしたアーチだ。
 
久しぶりのベルリンタグ。

2012年10月19日金曜日

今日は特に進展なし

荷物送る予定だったが昼寝して起きたらダルかったので
家でのんびりしてしまった。
 
今日は引越し関係の話は一時停止。
 
サッカー。
日本がブラジルに4-0で負けたって話の後、
ドイツはスウェーデンに4-0で勝っ…たはずだった。
そこから4点入れられて最終スコア4-4。
こっちの方が有り得ない展開だ。しかもホームで。
ベルリンのオリンピアスタジアムはやっぱホームの呪いがあるんじゃね。
後はメルケルか。あれがスタジアムに居るとどうもダメだ。
でもってこれは親善試合なんかではなく、
れっきとしたワールドカップの予選。
次の試合でスウェーデンが勝つと勝ち点で並ばれる。
向こうの方が消化試合が1つ少ないので。
まあそれでも1位通過はドイツだと思うが、
スウェーデンには大きな収穫だったろう。主に自信の面で。
 
写真は風呂で体を洗うやつ。
名称は垢すりで合っているのだろうか。
日本だと薄いタオルみたいな形状だと思う。
それのドイツ版。
これがこっちには中々無くてずっと苦労していた。
日本から送ってもらったやつを
千切れても使ったりして凌いでいた。
無駄に取っ手が付いたりしたやつなら前からあったのだけど
それはとても値が張る。そして背中以外を擦る時には
きっと取っ手の部分が邪魔になること間違いない。
この夏くらいにやっとこの写真のやつが見つかって、
でもまだロスマン(というドラッグストア)でしか見たことがない、
そんなある意味希少品。
でも1.3ユーロ。
いいね。

2012年10月18日木曜日

お土産準備

今日は昨日言っていた様にお土産の買出しに。
スーパーで買える食べられるものを。
写真も載せればいいかもしれないが、
人に渡すことを想定しているので、
あまり公にするのも、と躊躇われた。
 
それを郵便局で調達してきた丁度よいサイズ
(と言っても郵便局で売っている中ではこれが最大の大きさ)
のダンボールに詰め、早速発送、
…と思ったら今回は計量が上手く行かなかった。
食品だから内容量がグラム記載されていて、
大体の目安が分かるから楽だと踏んでいたら、
パッケージの重さは思ったよりもあったらしく、
5kgで収める積りが300g程オーバーしてしまった。
仕方が無いので1度家に持ち帰り梱包をし直した。
スキャンの続きや教授へのお礼のワインの発注などもしたかったので、
発送は明日(今日)に先送り。
 
プロバイダーの対応が早かった。
昨日言っていた返却用の書類、
書類っていうかモデム返却時に使う宛先シール。
前日に言って翌朝にはポストに投函されているって…
いつ送ったんだろう?
これでモデムはいつでも送り返すことが出来る。
 
今日の写真は自由大の講義目録。
整理していたら昔のが出てきた。
これ1冊で千ページ。
一学期の全学部全講義が網羅されている。
こういうの買って全部チェックしていたりしたのは
最初の一年くらいまでだったなあ。
結局哲学科の講義ばかりになるし、
それだと学部に張り紙が出されて、
そこでチェックすればわざわざこういうの買わなくて済むし。
大体博士課程は授業を取らなくていいので。
05年とか06年とか、あの辺はまだ大学のサイトもそこそこなもんだったけど、
最近だと学生はネットで登録するのが普通になっているらしい。
単位が必要な学生でも買う人は少なくなっているだろう。
それでもまだこういう講義目録は一応出ている。
学籍登録課とか大学周辺の本屋で買うことが出来る。
割とかさばるだけだけど(笑。
こっち来て一番最初の学期には買ってもいいかも。
地図とかちょこっとした大学生活の情報が載ってもいたりするので。
 
さて後2週間ですなあ。

2012年10月17日水曜日

荷物第3便発送と草稿整理

今日3つ目の荷物を発送してきた。
今回も19.7kgというギリギリの計量パス。
素晴らしいね。ボクサーだね。
 
その他。
スーツケースを探しに。
売っているところは割と限られている。
しかしこれ、どこも現物を売っているのかな。
倉庫とかから出してくれないものだろうか。
店頭に出しているスーツケースなんて、
ドイツ人のことだ、明らかに内外弄られ倒されているような。
 
そして再びダンボール調達へ。
これまで使っていたダンボールが今週安売りになっていた。
同じところで空気のプチプチも購入。
お土産を包むため。
そしてそのお土産を送るためのダンボールを郵便局で購入。
これまでよりだいぶ小さめのダンボール。
これまでのではちょっと大きすぎのため。
そして明日(今日)お土産の買出し。
理由は今日スーパーでポイント10倍だから(笑。
 
プロバイダーから返事が来て、
やはりモデムを返却せねばならないとのこと。
はっきりとは書かれていないが、モデムは貸与なのだそうで。
着払いで送れるとのことだが、
そのための書類(みたいなもの?)が後日来ることになっている。
 
最近の自分界隈での話題。
ボン大学が新たに招聘した教授は若干24歳とのこと。
「数学の天才」としてちょっと騒がれている。
数学オリンピックで金メダル3回、銀1回。
3学期で学士を取って、2学期で修士を取り、
教授資格論文は免除。それでこうした異例のスピード就任。
いや、これ単位とか揃ってんのかな。
まあでもドイツは哲学以外にも数学でも重要な人材を輩出してきた国。
ここに来て巻き返し(?)を図ろうと、そんなところなのかな。
哲学に関しては…フランクフルト学派の息がかかった連中が
大きな顔をしている内はあまり期待できないかもなあ。
それでもどこかに面白いアイデアを持った人が居ないか探しているが、
これは大海から砂金を救うような作業。
 
写真は昨日から今日にかけて一日の自分の仕事。
こんな風に草稿を片付けていっている、その様子。
これを今月に入ってからずっとやっているわけ。
もうすぐ終わる。


ちなみに一番最後の段階、
右に積んである茶封筒2つの中に
約550枚の紙が入っているのが分量の目安。

2012年10月16日火曜日

銀行の振込みを解約

これについてはまずドイツの銀行の振込みのシステムから。
振込み、と一口に言っても、
普通に生活している分に必要となる振込みの種類は多分3、4種ある。
 
まずいわゆる自動引き落とし。
これは多くの場合、何らかの企業への毎月の支払いに用いられる。
例えば自分の場合はプロバイダーへの月額支払い、
放送協会への支払いなどをこれでやっていた。
これの形式としてはEinzugsermächtigungを相手に与える(ことに同意する)。
Einzugとは徴収、この場合引き落としの意で、
Ermächtigungとはその権限のこと。
合わせると、口座から引き落としを行う権利を向こうに認めること。
これに関する利点と欠点は表裏一体で、
例えば向こうが来月から金額が変わると言えば、
自動的にその額に向こうの方で調整してもらえる。
こっちでわざわざ銀行に出向いて変更する手間が省ける。
その代わり、と言っては何だけど、向こうが勝手に金額を決められる以上、
とんでもない額が請求される…ことはないけれど。理論上あり得る。
まあそんなことをする人は居ないだろうが、
だから変な会社にこの権限を与えてはいけない。あたりまえだけど。
一応不正な取引は銀行に行けば取り消してもらえる。
が、これもうちの銀行では今度から手数料がかかるようになってしまった。
他もそうか、いずれそうなるかだろう。
そして1度渡した権限は銀行が取り消すものではなく、
当事者間の問題となるので、
こっちが取り消しを向こうに通告しても向こうが中々聞き入れないとか、
聞き入れるまで時間をかけるとか、こういうことはある。
自分の場合、保険がそうだった。
この時の経験から自分はなるべくこの権限を相手に与えない方がいい派である。
ちなみにその企業のサービスを解約すれば
この権限譲渡も自然消滅するのが普通。
 
二番目はÜberweisung、これは口座振込み。
これは自分で振込用紙に記入して機械で読み取ってもらう。
ドイツでは現金振込みはごくまれ。
この口座振込みも自分の口座から相手の口座に振り込むものであって、
自分の口座が存在することが前提である。
そうでないと間違った場合や返金に際して
どこに送金すればよいか分からなくなるからか。
学生だと学籍登録のための諸費やゼメスターチケットの支払いは普通この方法。
自分の場合は電気料金の支払いをこれで行っていた。
というのも自分が使っている分は絶対に
前払いしている分より少ない自信があったから。
そして上に書いた保険屋との問題以降、保険料もこの方法に切り替えた。
振込みの金額をこっちでコントロールできる強みがある一方で、
毎月振り込み用紙に記入しなければならないという面倒もある。
 
そして3つ目、今日自分が銀行で解約してきたのはDauerüberweisung
(Dauerbezugとかいう呼び方もあったような気がするが不確か)。
これは二番目のやつを自動反復させたものだと考えてもらえばよい。
これは自分が銀行に申し込むもので、
金額、期間(月一なのか二ヶ月、半年、等々1度なのか…)、
その期間の何時(毎月なら月初めか月の終わりか等々)などを
向こうに伝えて、言うなれば代わりにやってもらう。
自分の場合は家賃がこれに該当していた。
大家さんは個人でやっているので一番目のような大仰なことはできず
(あるいはする気がなく)、こっちでやらねばならなかったため。
電気代なんかこれにすれば楽だろう、と思われるかもしれないが、
うちの電気会社は年12ヶ月ではなく11ヶ月料金を払うシステム。
ひと月穴があるのでちょっと面倒。
おまけに11ヶ月の内もうひと月は前年度との差額精算もある。
そんなわけで7年間毎月振込用紙を書いたわけだ。
 
ともあれ、もうこれまでで1番目の形態のやつは
各々の企業との契約解除で同時に解約されていて、
今日3番目のも銀行に行って止めてきた。
こうして口座から自動で引き落としされるものはなくなったのだった。
口座を閉じてしまえば解約になりそうなものだけど一応。
そして口座はギリギリまで開いておいた方が上述の理由より得策でもあるので。
 
ちなみに、4種目、Landschriftってのがあって、
これは(おそらく一回)相手が自分の口座から
引き落とすのを認めるとでもいったもの。
最近だと航空券がこの方式でないと買えなかった。
自分からの振込みでなく、向こうの引き落としを待つ形。
日本のクレジットカードが無くなった自分は、
Amazon.deの買い物はこの方式になっているのかな。
ネットでの買い物は大体この方式。
前泊するホテル(予定)も現金支払いではなく、
こっちになるだろうから、そのためもあって未だ口座保有。

2012年10月13日土曜日

残り2週間強

とりあえず荷物の第3便が一応の完成をみた。
今度は今まで以上に空間が空いているが
鉄の塊でも入れないとやはり30kgには届きそうもない。
新聞かプチプチを丸めて入れるかして隙間を埋めよう。
 
荷物が仕上がって再び部屋を省みると、
どうももう1便送らねばならないようだ。
ただ今までと違い、今度は種々雑多なものを入れる事になろう。
本も紙も基本四角いのでスペースを埋めるのは簡単だったが
形状が複雑なものや容積を取るものは小分けにするのかもしれない。
そうなるとさらにもう1便か。
人に聞くと大体こっちに来るときで送料5万円と言っている。
自分の場合はこっちから帰るパターンなので、
本来ならもっとかかる覚悟も必要だろう
(幸いスキャン機能の発達によってだいぶ事情は変わったが)。
独独辞典(あるいはそれに変わる同義語辞典のようなもの)
がずっと欲しかったと思い出したり、まあ色々まだ重くなりそうな要素が。
 
ここの所は大体60リットルゴミ袋一袋の紙類を一日で処分している。
量もさることながら細かく引きちぎる握力の必要性の方が大変。
 
そしてボチボチ開始したお土産探し。
人にアドバイスを求めても、
ベルリン(ドイツ)のお土産って難しいという話になる。
それくらい難しい。

2012年10月11日木曜日

寒い

とうとう気温5度を割り込んだベルリンより。
最高気温も昨日か一昨日辺りは10度いかなかったとか。
週末これからちょっと回復してくるらしいけれど、
これは回復っていうかただ不安定による振り返りっぽい。
 
何だかまだ室内から全然物が無くなった様には見えない。
後は紙類をどうにかすればいいだけのはずなのに。
一応片付いているのかなあ、
前の写真を取って置けば良かった。
今日はスキャンと量りに行っただけなので短文。

2012年10月10日水曜日

荷物第2便発送

今日は晴れたので荷物の第2便を発送してきた。
 
ドイツから日本に送ることの出来る荷物の制限には、
この前書いた重量制限の他にも、
荷物(ダンボール)の大きさの制限がある。
自分は買ってきたダンボールを使っているが、
そうなると売っているダンボールのサイズが選択の幅そのものになる。
自分が使っているダンボールのサイズで本(紙)を詰めると、
20kgだと少し空きが出来て、
30kgでは全然容量が足りないくらい(25kgくらいまでしか入らない)。
従って20kgずつ送っている。
 
さて今日送った荷物だが、総重量が19.93kg!
実にギリギリ。
きっちり計量すればこその芸当で、
直前に本をシャツに入れ替えることによって達せられた。
 
そしてその後第3のダンボールを買いに。
大きな荷物はこれで最後になるかと。
これまでは本メインだったが、今度は草稿やコピーの類。
スキャンすればするほど量を減らせるが時間はかかる。
兼ね合いだな。

2012年10月8日月曜日

雨降りの日々

先週辺りからずっと最低気温は10度を切っていたのだけど、
ここ数日は最高気温も15度行ってないんじゃないかと思う。
雨が続いているせいで室内に居ても寒さを感じる今日この頃。
今、長袖二枚着てる。
 
スキャンするための草稿の選別が終わらん。
昔のものになればなるほど後の事を考えず書き殴ってある。
スペースさえあれば書き込んであったり、
枕元に置いていたメモなんかは明かりなしで書いてあるので
文字が判読困難だったり
書いてある方向がバラバラだったりする。
そして何より書く場所を選ばず書かれている。
要らない手紙の裏とか、雑誌や新聞の隅とか。
思いついた時に書き留めておくという癖は褒められたものだが、
度が過ぎると後で整理するのが大変。
それに気づく前の草稿は酷い。
そしてこっちに来たての
ドイツ語がまだ全く聴き取れていなかった頃のノート。
聴き取りの練習も兼ねて(と考えて)、
耳にした単語がA4紙一面に羅列してある。
内容は断片的だし
単語を繋げても元の文を構成できるほどの量でもなし。
これを後何枚か何十枚か読むのか…。
 
予報では明日(月曜)は晴れ。
もしそうならやっと荷物を送り出せる。
 
そういや最近変な迷惑メールが来た。
日本郵便とクロネコ宅急便から、預かっている荷物がある、とか。
しかしよーく見てみると日本郵便ではなく「日本郵更」、
クロネコではなく「クロネロ」。
ひっかけかよ。
相変わらず変なところだけ頭を働かせてんなあ、と。

 

写真は近所のファラーフェル屋が夏の頃置いていたジュース。
ビンがカッコいいのでコレクションした。
最近聞いたら、これを置いておくと
酔っ払いがビールだと思って店にやってくるから全部片したとのこと。
ここの屋台主もアルコールを一切飲まない人だが、
こういうところでビールを置いていない方が珍しいので
まあ致し方ない。
ビール飲むくらいならここのシナモンティーを飲めばいい。
しかしドイツのホームレスの主食はビールなのだ。

2012年10月6日土曜日

解約コピペ合戦秋の陣

今日も雨だったので荷物発送は見送り、
家でスキャンを取っていた。
 
各種解約通告からの返事が来た。
といっても2つだけ。
銀行の預金口座の取引明細を調べてみると、
自動引き落としにしているのは
家賃とこの2つだけだったのだからどんな生活だという。
 
2つってのが何かというと
テレビの受信料とネット接続のプロバイダー料。
ドイツではこういう解約は所定の期日までに
解約を手紙(ないし場合によりFaxも可)で通告する。
すると向こうからそれを受理した旨の返事が来る。
 
自分はテレビの受信料は三ヶ月ごとの支払いにしていた。
10月は次の三ヶ月に入ってしまうので期待はしていなかったが、
2か月分払い戻してくれた。ドイツの放送協会は中々立派だ。
ケースバイケースの対応。
 
これに対しプロバイダーの方だが、
こちらは定形文の手紙をよこしただけだとすぐ分かった。
日本に帰るって言っているのに
引越し先でのサービス提供が可能かどうか
フリーダイヤルのホットラインでお待ちしてますとか、
そんな風に明らかに話がかみ合っていない。
解約だけはきちんと出来ていたので別にいいけど。
でも最後の引き落としが何時になるのかとか、
モデムは返送しなければいけないのかとか、
そういう肝心な所がすっかり抜けているので、
もう一度メールをしなければならないようだ。
 
あ、ちなみに各種解約に当たっては、
ネット検索すると例文というか模範がズラッと出てくる。
これ便利。
ただ書面体で堅っ苦しいドイツ語な上、
やや表現も強すぎかと思うこともしばしばなので、
適宜柔らかくするのが穏便に事を進める上で重要かも。
 
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写真は近所の鶏肉屋のセットメニュー。
 

2012年10月5日金曜日

これで形の上では卒業

今日は大学まで学籍登録の解除に。
本当は学期中にやってもOKだったが
(というか学期中にやるのが一種のマナー)、
ゼメスターチケットや以下のカードが使えなくなったりはしまいかと
余計な事を勘ぐってこんな遅くに手続き。
登録解除は学期末をもって有効になるので、
むしろその瞬間に解除したい場合に理由の記述が特別に必要になる、
それだけのことだった。
ちなみに学籍登録の延長を怠り、所定の期日を過ぎると、
これもまた自動的に解除になり、
時間がないならそれでもいいが、
この場合、自分の新住所が向こうに把握されなくなってしまう。
こうすると大学からの郵便物が受け取れない。
博士課程は試験が終わってからも
出版許可を学部から受け取らねばならなかったりと、
なお郵便物が来るのだ。
登録とその解除は1セットとして行っておくのが望ましい。
 
こういったフォームは大学のホームページに用意してあるので、
それを記入して印刷したものを窓口で渡すだけだった。
 
一応色々聞いてみたが、
まず大学のパソコンのアカウントは6週間で停止になる。
これは語学学習センターのパソコンにログインするためだけに
作ったようなアカウントで、その後ドイツ語コースの連絡や
図書館からの連絡等に使っていたが、
実は特に無くても問題ない。
 
メンザカード及び図書館のコピーカードはそのまま使えるとの事。
これは重要。
何故ならコピーが出来れば当面の用事は事足りる。
そしてメンザカードが使用できるということは、
フンボルト大でのスキャンにも支障はきたさない。
 
ドイツの社会的ステータス内では、
博士課程の人間は厳密には「学生」ではない。
だからメンザでも学食とは名ばかり、
外部の一般人と同等の金額を支払っていたわけだ
(だから自分には学食があまり安いというイメージが定着しなかった)。
逆に言えばこれからも事情が全く変わらないということ。
 
ちなみにフンボルト大の図書館にあるカフェのところで
カードの有効期間を聞いていた人が以前いた。
答えは、50年でも60年でもカードが壊れるまで。
これには聞いていた人がみんな笑った。
でもドイツだと一生学生(もちろん働きながらとかだったりするだろうが)
ってのはきっとそう珍しくはないケースだろう。
僕はちょっと違う意味でも笑った。
 
今日は雨だったので荷物の発送には行かず、
そのまま図書館に行っていた。

2012年10月4日木曜日

しばし休戦

今日は家でスキャン作業。
特筆すべきことはないかな。
 
今はまだ人のテクスト。
線引きしたり書き込みしたりした箇所を。
自分の草稿群は本当はパソコンに打ち込んでしまえばいいが、
時間的にはスキャンの方が早いか。
テーマ毎に分けて打ち込んでいると
ワードファイルがデスクトップを埋め尽くしてしまうし。
本当は最初からパソコンに打っていればいいんだが、
常時スイッチを入れているわけでもないし、
どこで思いつきもいつ来るか分からないので、
結局紙に書いてそれが溜まっていく。
そんなのが何千枚単位である。
 
それでは今日はちょっと話題を変えて、
少し前ハマっていたコーヒー関係。
写真左のはスティック状にパックされたインスタントコーヒー。
お湯さえあればどこでもコーヒーが飲める。
コーヒー+クリーミングパウダーのタイプと、
それに砂糖も入ったタイプがあり、
10本入りで、安いときで1.5ユーロ、大体2ユーロくらい。
一時期これが美味しく感じて、
中に何か入っているんじゃないか、くらい飲んでいた。
たまに飲むクリーミングパウダーは新鮮だったのか。
 
右のやつはアロマ入りのガムシロ。
昨日のインドコーヒー、その伏線?ではあったのかもしれない。
某スーパーが広告に貼り付けると15パーセントオフになる
シールを入れてきた時があって、
ただ丁度その週はそこのスーパーで欲しいものもなかったのだが、
折角だし、と手を出した。まんまと策略にはまった?まあまあ。
カフェとかで飲むフレーバーコーヒーってちょっとズルイと思うわけ。
普通のコーヒーにガムシロをちょこっと加えるだけで50セント上乗せとか。
中身は一緒なのに香りが違うから味もそう感じるだけじゃないかとか。
 
でもこのシナモン・カルダモン入りの期間限定ガムシロはよかった。
良かったので別のも買った。
ヴァニラ・マンデル、こちらはクリスマスを意識した期間限定か。
そっちは全くもって感動がないほど普通のガムシロで、
この手のガムシロの見方が変わるほどのことはなかった。
 
ちなみに最近飲んでいるインスタントコーヒーは新しく出たやつで、
その後100gパッケージも出回ったが
自分が買ったときには200gのやつしか出ていなく、そっちで買ったもの。
味も微妙な上、何よりお湯に溶けない。
ドイツのインスタントコーヒーって驚くほど水に溶けるものなのに。
上のスティックタイプしかり。
なのに今回のやつだけは溶けてくれない。
そういうのに限って不味かったり多めに買ってきてしまっていたりするんだな。
やれやれ。

2012年10月3日水曜日

部屋の明け渡し前の視察

今日は大家さんによる部屋明け渡しのための視察。
 
水道周りを中心にどうやらその他のリフォームも担当の人
および窓のリフォーム担当の人と一緒に来た。
点検はこの3人でやって、自分は基本的に見ているだけ。
鍵の引渡しの仕方等の指示をもらったりした。
何やかんや全部で一時間くらい。
7年も住んでいるともうほとんど全部リフォームになるんだな、と。
だからドイツ人は頻繁に引っ越すのか。
よく分かった。
今回は特に念入りに掃除をしたつもりでも、
これでいっか、みたいな事にはさすがにならない。
それはそうだ。朝の情報番組なんかでは、
どういう時に家賃を払わなくて良いか、というテーマが
しょっちゅう出てくるくらいなので、逆に大家側からすれば
変な状態で次の借り手に引き渡すことはできない、ということだろう。
 
僕はてっきり自分がいる内にリフォームが始まるのかと思っていたが、
そうではなく退去後に行われるのだそうだ。
鍵の渡しも隣人に預けるだけ。
ん?ということは…大家さんと会うのはこれが最後。
そんな事とは露知らず、非常に普通の別れ方をしてしまった。
お礼なら敷金は向こうの丸儲けっぽいからそれでよしとしても
不完全燃焼な感は否めないが仕方ない。
 
こうして後は31日に部屋を空けるまでに、
室内の物品全てを処分する作業が残っている。
これは徐々にやっていこう。
一気にやると生活が出来なくなるので。
 
ただ31日は早い便、かつ遠いシェーネフェルト発。
朝最後に風呂やトイレを掃除していく時間が取れるか微妙。
これはやっぱ前日は近くのホテルで一泊かな。
発つ鳥後を濁さずではないが、
何せ部屋からはベッドも無くなるわけで。
これは当日に処分とはいかないし。
茣蓙引いて床で…寝れるかなあ。起きれるかなあ。
そう考えたら安いホテルで前泊して、
そうすれば朝食とかも後片付けは
全部部屋のゴミ箱にでも捨てればいいだけなので、
この方が断然楽。大筋はこの路線だな。
 
そして夕方からは再び荷物作りに取り掛かる。
今日は計量に行っただけ。
ちょっと日を置かないと、
荷物が同時に空港に着いたら一個は開けられてしまいそうな
先入観および妄想があるので。
 
明日はドイツ統一記念の祝日。
目下の課題に関係してくるホームセンター、郵便局、
リサイクル場、等々はどこも閉まっているだろう。
図書館もフンボルト大のとこは開いているか。
まあでも家でスキャンかな。
取れば取るほど送る荷物を減らす事が出来るので。

2012年10月2日火曜日

送らせないがこっちも遅らせない、そんな荷物発送一回目

今日はまず早速荷物の発送から。
郵便局に行ったら何故か物凄い列が出来ていた。
 
しかしまずは並ばず、横にある小包作成コーナーへ。
正確な計量を行い、31.5kg以下か20kg以下にするため。
日本への荷物発送には内容物の記載が義務付けられている。
これも書かなくてはならないが、
それは中身が決まらないことにはもちろん書くことは出来ない。
内容物記載だが、これは郵便局に行けばそこにフォームが置いてある。
発送人、受取人の住所等その他必要な事項も
このフォームに沿って書いていけばそれで万事okという優れもの。
荷物とこのフォームをカウンターに持っていけば、
向こうの人が貼り付けその他の残りの作業をしてくれる。
 
さて、だがしかし、そこの郵便局では今日に限って
このフォームが切れていた。
長い列で皆殺気立っているので、
ちょっとそれだけの用事と勝手にカウンターに行くのもはばかられ、
(日本だったら何か手の空いていそうな人がいたり、
近くに係員がいたりしてくれるだろうが、
ドイツでは基本的にそういうことを任せられそうな手の空いている人は
こういうところにはいない)
この列に1度並んで、カウンターで書かせてもらうか、と思った矢先、
宛先の住所をメモッた紙を家に置いてきてしまったことに気づく。
7年もこっちにいると、実家の住所も変わるらしい。
昔のなら覚えているが、今のは番地もわからん。
仕様が無いので一度家に戻ることに。
荷物の正確な計量は済ませたので、
ついでに家で荷造りも完全に済ませてこようと。
 
正確な計量を終えてみると、
自分で量ったのとはだいぶ違いが存在することが分かった。
やはり体重計ではダメか…。
持って行った荷物の合計は26kgで、
31にするには箱のスペースも用意した本も足らず、
まあ何分最初なのできちんと届くかの実験も兼ねて20kgで行くことに。
 
別にそうでなくてもまだ最低2回は荷物を送ることになるだろう、
どうせだからダンボールを買いに行くことにした。
自宅から数駅行ったところにホームセンターがある。
そしてそこのすぐ隣に郵便局がある。
そこで宛先・内容物記載フォームを貰いつつ、
ダンボールを調達して来ようという算段。
 
さあしかし、今日はもう10月。
9月の末日で学籍登録が切れる自分にはもうゼメスターチケットがない。
これについてはいくつか候補を挙げて考えていた。
例えば自転車っていう手。
これだと自宅からならフンボルト大の図書館くらいまでなら行ける。
でもそれ以上の距離だと残念ながら
交通機関のチケットを買わざるをえない。
自転車を電車に持ち込むと追加料金も発生する。
ここ最近は晴れ間が続いているベルリンだが、
気温が下がれば雨がちになる。
ひょっとすると使える機会も少なくなる可能性もある。
おまけにドイツでは自転車は高い。
もっとシンプルでいいから安い自転車が出回ってくれれば、
と何度思ったことか。
中古で買うという手がベストだが、こっちは探すのが手間か。
街の中古自転車は数が限られ、
e-Bayとかだとあるにはあるが、
e-Bayをやったことない自分には敷居が高すぎた。
大人しく切符にしておこう。
だが切符にも色々種類がある。
もちろん一回一回買うという手もあれば、
4枚つづり(一回一回買うよりちょっと安い)、
7日間有効チケットなんてのもある。
1ヵ月有効なチケットでも、
普通の1ヵ月定期の他に、
10時チケットなんてのがあって、
これは朝10時から夜3時まで有効というもの。
ってつまりほとんどの時間有効じゃないか、と思うが、
ドイツ人にとっては朝10時ってのはもう寝坊すけさん的遅さらしい。
さらに土日祝日は時間制限なし。
10時チケットだと55ユーロで済むのだが、
そろそろ朝早い時間も活動に回したい最近なので、
普通の定期の方にしておいた。
最近めっきり会わなくなったが、
新学期も始まるこの時期には
再び検札の活動が活発化するかもしれないし、
何か小さく書かれてあったりする変則的な規則があったりして
またイチャモン付けられたりすると色々たまったもんでもないので。
ともあれ久しぶりのチケットだ。
券売機で買うことができる。77ユーロ。
 
こうして新しいチケット、記載フォーム、(次回用ダンボール)を
手に入れた後、家で荷造りをし終え、再び郵便局へ。
相変わらず列は長かったし、
前の人が連れていたマルチーズは僕の荷物を常時狙い続けていたが
無事荷物を引き渡すことが出来た。
 
そして明日の大家さん訪問に備え、部屋の掃除の続き。
部屋にまだ荷物がだいぶ残っているが、
そこそこキレイという印象を持ってもらえる程度にはなったような。
こっちは掃除嫌いで向こうはドイツ人、
感覚の差は予想以上に大きいかもしれないが。
 
全部終わった後で、あ、まだ流しとか洗面台は残しているけれど、
近所のインド料理レストランへ。
近くにあれどどうも今まで入ることが出来なかったところ。
ドイツのレストランに外にも席があることは珍しくないが、
その席が入り口を挟む形で置かれていて、
そこにいつも人々が陣取っていて入りづらいことこの上なかったわけ。
それが昨日とか見てみたら、
中の人は皆一人客の男性数人で、ちょっとしたカフェっぽい感じを受けた。
それで、そうか夜に来ればいいのか、と。
で、このレストランだけど、これが見つけ物かもしれない。
チキンカレーとインドコーヒーを頼んだのだが、
カレーは正に自分がカレーと呼ぶもの。
こっちに来てやっとカレーらしいカレーを食べた。
辛味は無かったがスパイスは効いていて良い。
インドコーヒー。おそらくはシナモンを入れたコーヒー。
これも中々。最近紅茶にしてもシナモンにはまっているので、
そういうのもあったかもしれないが、非常に良い。
今日はもう入りきらなかったので頼まなかったが
アイスも写真を見ると美味しそうだ。
カフェとしても使えそうだし、テイクアウトも可能とのこと。
もっと早く気づけばよかった。

2012年10月1日月曜日

粉雪のように降り注ぐ埃と器用さをパワーで覆す造形について

土曜日、保険と電気代、最後の振込みをした。
あ、でも電気代は11日締めで、
次の月分も払っておく必要があるかも、とは今になって思う。
 
そこに行きがてら郵便局を見たら、
そこは土曜14時で閉まるのだった。
すっかり17時までだと勘違いしていて、
結局まだ荷物を送っていない。
明日(というか今日)月曜に第一便を送る予定。
30キロ持ちあがらねえ(笑。
 
日曜、今日はスーパーの営業が許可された日曜だったが、
部屋の掃除や洗濯で忙しくて行くことは出来なかった。
部屋の掃除、今日は天井を。
蜘蛛は味方、を合言葉に7年間放置し続けて来た蜘蛛の巣が。
上から降ってくるわ降ってくるわ。
…いや、そんなに酷くはなかったけど。
で、掃除機をかけたり。
火曜に大家さんの点検が入る。
その前にまだ掃除しておかねばならないところがある。
 
その1つでもあるが、風呂場のタイルの継ぎ目。
ここの腐食が激しかったので、
確か前に写真を上げたこともあった継ぎ目剤、やっとのことで実践。
簡単に言えば紙粘土。
なるべくタイルの溝の部分だけに…って出来るかー。
ビニールテープ張ったりしたけれど、
ビニールテープをギリギリのところに張る作業は、
溝の部分だけに継ぎ目剤を塗りこむのと同じくらい細かい。
で、それだけ手間をかけたにもかかわらず、何故か上手くいかない。
最初はナイフをヘラ代わりに使っていたが、
これも細かい作業には全く向かないことが分かった。
結局はめていたゴム手袋も捨て去り、
己の肉体のみで勝負することにした。
…こっちの方が断然早くかつ仕上がりもキレイだ。
今は乾くのを待っているところ。
明日風呂に入る前までに乾いていて欲しいものだ。
ちなみに継ぎ目剤を直に塗りこんだ手は
その後乾いた部分のそぎ落としと残りの部分の洗い落としに
とても苦労しましたとさ。
それでもテープ張ったりナイフや細かいところは
場合によっては爪楊枝を使ったりしてチマチマやるより
断然早く済んだと思う。
 
その他要らないもの、もう使わないものはどんどん処分。
台所の7年間微動だにしなかったカーテンとか。
幸い裏にも下にも何もいなかったが。
そんなこんなをゴミ袋4つ分+紙類ダンボール1つ分の今日だった。
そんなにゴミ出しておいて言うのも何だが、
それでもこの前(っていっても何時だったか忘れたが)掃除してあった分、
そんなに大変ではなかった。
明日も掃除だが案外楽に終わりそう。