ここまでくれば、
後はお金を支払って、
ビザを受け取るだけ。
お金の支払い方は、
支払い金額がインプットされた
カードをもらい、
それを専用の機械のところに
持っていって、そこで払う。
支払いの有無をコンピューター管理できる
ってわけ。
さて、支払いは現金か銀行カードの自動引き落とし。
いくらかかるか分からないので、
カードの用意しかしていなかった。
が、そんなときに限って、
機械の故障で只今現金支払いのみ受付ています、
と来るもんだ。今回30ユーロだったが、
財布の中には25ユーロ。5ユーロ‥。
故障の事を教えてくれた人の言った、
機械担当者のところへと向かう。
現金支払いでも何でもいいから、
お金を下ろせるところを知らないか聞いたら、
地下鉄の方まで行けばあるとのこと。
走れば10分で行って帰ってこれるよ、
って、走る?
ええ、走ったさ。
というか、そこまで来ると自宅最寄駅は
1駅、そこに自分の銀行があるので、
そこまで戻った。
というかというか、結局それっぽい
ATMはなかったし、あっても手数料を
とられるやつだろうから、
深くは探さなかった。
そうして地下鉄を1駅往復し、
再び走る。
疲れた。本日のパート2で書いたが、
あの空気椅子(のようなスクワットのような)が
ここになって効いてきた。
素晴らしき伏線人生。
再び外国人局に着き、
支払いの機械がある3階へ階段を駆け上る。
と、今度はそこに列。
そのとき支払っている人が、
何か上手くいってないのに、
いつまでもそこで試行錯誤し、
後ろをつっかえさせている。
後ろを待たせて悪いなんて、
そんな考え方を世界のすべての人ができると
思ったら大間違い、なのだろうか。
っていうか察してくれ。
散々後ろを待たせたが、
結局何も言わずだった。
支払いを済ませた後は、
30分以上何をしてたのか
簡単にだけど説明する羽目に。
まあ、それに関しては仕方ない。
カード支払いが出来ないなんて、
職員の人は知る由もないのだから。
まして上のような人の存在‥省略。
そっちはもちろん言わなかった。
結局全過程が終わったのは12時。
実に7時間もかかった。
そしてこれまでのビザ取得過程の中で
もっとも過酷を極めたケースは幕を閉じたのだった。
終わり。
0 件のコメント:
コメントを投稿