駅のホームに降り立ったら、
住所等々の記入をさせられる。
キセルだと罰金は40ユーロなのだが、
その時に有効な切符を持っていたとか、
自分の場合の用に有効な身分証を持っていなかった、
といった場合には、
一週間以内に窓口で証明すれば罰金が7ユーロになる。
つまりパスポートのオリジナルを持って行って見せればよい。
これも変な話で、というのも、無罪を証明してなお
罰金を払わねばならないのだから。
それはしかしまだ先の話。
今は目の前に居るこの頭のおかしいやつに
食い下がることが重要だろう。
‥効果はなかったけどね(笑。
振込み用紙みたいなのと、
簡易約款+お客様サービスセンターの地図付き
の紙を渡され、淡々と説明をされる。
途中で自分の乗車券がどうとかこうとか
言っておばさんが割って入ってきたが、
そのおばさんに彼が向ける表情
(と自分に向けるそれとの違い)を見て確信した、
ああ、この人は手遅れだ、と。
一応書いておくと、身分証を家に置いてきてしまって、
丁度そんなときに限って検札に合ってしまい、
罰金を払う羽目になった、とかという話はよく聞く。
自分の今回の場合は、身分証を持っていたのにも関わらず、
それにコピー証明の印がないから、という理由。
ここまで行くとほとんど匙加減一つ、ではないかと思う。
コピー証明の印が押されていたとして、
そうしたら彼は今度はその印が正式なものである証明を
求めるのでは?論理上いくらでも遡及可能。
そして証明の証明、コピーのコピー、と、以下無限に続く。
このことは後で再び取り上げるかもしれない。
一応最後に、それではその「証明印」は
どこで押してもらえるのか、聞いてみた。
答えは「警察か市役所(住民課)か大使館」。
土曜なので開いていそうなのは警察しかなかった。
まず警察へ向かうことにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿