2011年11月15日火曜日

儚い感動

先日外観を上げた自由大ヘンリー・フォード館。
ここはいかにも学会や講演が開かれていそうなところで、
自分が今学期参加している講義も
そんな大講義室の内の1つで行われている。
朝から正午にかけての明るい日差しが
窓を通じて入ってくる中、1つのことに気が付いた。
上の写真だと窓側の席に陽が当たって
眩しいのではなかろうか、と見えるかもしれないが、
遮光版が上手い具合に調整されていて、
机には陽が当たらないようになっているのだ。
なんて素晴らしい設計の妙なのか、
遮光版の自動調整の機能なのか、
などなど考えつつ上の写真を撮っていたのだが、
そのすぐ数分後に係りの人がやってきて
遮光版を全部下まで下ろしたのだった。
なんだただの偶然だったのかとちょっとガッカリした。

2011年11月13日日曜日

パラドックス・ドイツ語多分4

コインランドリーより。
乾燥機は閉めたままにして下さい、と
感嘆符3つ付きで頼まれては乾燥機を使えない。
‥なんてことはもちろんなく、ドイツ人は平然と開ける。
というか読まない。
もちろん隠れた前提は「使用後は」とかそんなところだろう。
 
何でこんな話をしているかというと、
この前大学に行った時、
カフェテリアのところから中に入ろうとしたら、
ドアに「冬期はエネルギー節約のため閉め切らせて頂きます」
との但し書きがあった。
で、ああ、開けたら閉めればいいんだろう、と
上の如くに解釈してドアを開けようとしたら、
鍵が掛けられていてそっちは本当に開かない、
という思いをしたから。
取り敢えず開けてみて駄目だったら別の方途を探る、
そんなドイツ人感覚に自分も何時しか馴染んでいたのか、
そんな1コマ。

2011年11月11日金曜日

本物の立体駐車

用事でプレンツラウアー・アレーというところに行って来た。
本来ならば自宅からSバーンで3駅くらいだが、
2駅先で止まる例の件があるため別ルートを選択。
ちなみにここに書いた後でそのSバーンの表示は
きちんと終点を表すようになった。
ちなみに車内検札についてここに散々文句を書いた後、
その後車内検札に全く会わなくなった不思議。
そして場合によっては制服着たりして、
検札員であることを予めバラしている人も出てきたりした。
自分のような苦情がいっぱい殺到したりしたのだろうか。
 
ともあれ。
プレンツラウアー・アレーへは少々複雑な道のりになった。
Uバーンでナトゥーアクンデムゼーウム(博物学博物館)駅、
そこから徒歩でSバーンのノルトバーンホフ駅、
そこの前始発の路面電車に乗って何駅か、
こうしてやっとたどり着く。
写真は博物学博物館(自然史博物館の方が自然な訳か)駅
からノルトバーンホフへの途中、
公園の中にあった建物(?)
本当に駐車場ではないのだと思うが、
だとすれば‥これは?何かの芸術にしては大がかりすぎるし。
 
ちなみにプレンツラウアー・アレーは
アレクサンダープラッツの方までずっと伸びる
非常に長い道であったため、
本来のSバーンから目的地を探していたら
とんでもない距離を歩かねばならなくなるところだった。
その点に関してはむしろ幸運だった。

2011年11月10日木曜日

真っ赤な秋を探して



晴天続きと書いた直後から曇天模様のベルリンより。
昨日なんかは珍しく霧霞、
それはそれで結構いい雰囲気だった。
さて、写真はこれまた推定2週間くらい前のもの。
今学期参加している講義が行われている
ヘンリーフォード館(?)の周辺から集めた
紅葉だけに赤モチーフの写真。
 
そんなことを思ったのは、こことは全く別の場所である
フリードリッヒシュトラーセからハッケンシャーマルクト間の
Sバーンに乗っていた時のこと。
両駅の丁度中間あたりに見事紅く染まった
木を見たからであった。
ただ、そっちへ行くとなると
川の向こうをぐるり周って行かなくてはならないため結構面倒。
時間がないまま何時しか葉は散っていた。
ベルリンにはあまり紅葉に適するスポットがない、と思う。
というのは紅葉した葉は直ぐに散ってしまうから。
この辺は本当に一瞬だ。

2011年11月9日水曜日

何時の話かというと10日前

画像からすぐ分かってもらえると思うけれどハロウィーン。
もう10日も前の話‥。
マフィンを買った写真がデジカメの中に残っているのを
今しがた見つけたもので、今更ながら。
このハロウィーンは自分周辺では未だ半透明なイベントで、
自分のところに子供がお菓子を
もらいにくる年もあれば来ない年もある。
今年は一応お菓子は用意しておいたし、
一度誰か来たような気もするが、
取り敢えずスルーの方向で決着がついた。

2011年11月8日火曜日

11月だがまだ雲行きは怪しくない

タイトルの通り、晴天続きのベルリンより。
いつになく明るい秋となった今年は、
しかし虫たちの活動期間をも引き延ばし、
いまだに蜂が飛んでいるという有様。
蜂の季節に幾分被さる様に蚊の季節も到来するのだが、
それも今なお続いていて、
ゴミ捨て場のある中庭へ続く扉にはめ込まれた
ガラスにはいつも何匹か付着している。
あるいは自室のドアの向こう側に止まって
こっちがドアを開けるのを待っている
狡猾な連中もたまにだがいる。
従って外に出る時にはドアをちょっと開け閉めするように
小刻みに揺らし、そいつらを追い払う素振りをし、
外から帰ったときには鍵を開けた後
ドアを開く前に自分の周りの空間を振り払って
やつらが引っ付いてこないようにする。
こんな地味な努力こそがその後の安眠確保に繋がる。
 
さて、今週は予告通り口頭試問の日程の提案。
もう行った。
さっそく主査の教授からは返事をもらい、
提案した3つの候補日の内2つは駄目だということだった。
こっちはかなり怪しい雲行きになってきた。
その辺のあらましは追々書くとして、
その主査の教授だが、
昼間にメールを出すと大体すぐ返事を返してくる。
そのことからおそらくずっとパソコンに向かって
作業しているのだろうということが伺われるわけだ。
それにしたって今回自分はメールでは有り得ない長さの
文章を送ったわけで、計7名に送るために
宛名とか代名詞を変えたり、
秘書の方宛の場合は別文章を挟んだりしている
その間に読んで、自分の日程を調べて、
文を書いたことになる。
1つの文に3箇所くらい誤字脱字があったけれど、
ともあれ、仕事は早い、早いが多い、
いかにもドイツの教授というひとコマなのだ。
というか、メルケルさん、
国民から巻き上げたお金で2倍とは言わないけれど
せめて1.5倍くらいは大学教授の数を増やしてくれないだろうか。
移民問題がどうのと言いながら、
帰る気満々の人間も帰れやしないよ。

2011年11月6日日曜日

一週間に一度の更新になると

‥近況報告ばっかりになってしまうが、それでもとりあえず。
学期が始まると意味もなく忙しかったりするわけで。
何が忙しいのか全くもって分からないけれど。
 
先週は主査、副査の教授に直接会って話をした。
主査の教授とはゼミが始まる前、
ゼミ室が5階にあるのだが階段を登って息切れしていたところ、
教授が上から降りてきて偶然。
重要な話は先週したので軽く世間話‥というほどでもないが、
先週の講演が面白かったので、
原稿あるいはそれを元に書き下ろした論文を
雑誌かどこかで公表する予定があるのかを尋ねてみた。
そうしたらメールで送ってくれると言ってくれた。
まあそれだけ。
 
翌日は副査の教授のところへ。
講義の後でちょっとだけ。
現在論文評価を鋭意執筆中とのことで
自分からも一応挨拶をしておこうかと。
そして執筆完了にまだ時間が必要か、
それとも口頭試問の日程の提案をそろそろやっていいか。
OKと言われたので今週はいよいよ日程調整。
 
先週はまたも真夜中に帰ってくる用事があった。
自宅近辺を走る地下鉄は主要路線なので
夜遅くまで走っているはずだし、
夜中は夜中で名称が変わり別路線扱いになるが、
それでも30分置きくらいには走っているはずだった。
が、なぜかその日に限って工事なのか点検なのかを
やっていて電車がストップしていた。
結果地下鉄2駅を歩いた。
その途中、自分の目の前を何かが横切った。
普通だったらネコだと思うだろう。
だがベルリン=野生ネコ絶滅都市、
リス‥ではないと思う。尻尾や走る感じからして。
そして生息地域的にも。
ネズミ‥かもしれない。やたらと大きかったことを除けば。
それよりはハリネズミの可能性の方が‥と言いたい所だが
連中はそんなに速く走れないのでは、と思う。
やはり民家から逃げ出したネコ説が有力だが、
ベルリンの夜か、あれが噂のキツネだったのでは、
と思うと視力の低さが悔やまれる。
歩道を横切っただけで車道には出なかったはずだから
車の下を覗けばそこに居たのかもしれなかったが、
そういうことをすると噛み付かれたりしたら
どうしようと思うと出来なかった。
そしてそれ以上に人に怪しまれそうだし。
しばらく前からベルリンでは問題になっているのだが、
車を炎上させる嫌がらせ。
嫌がらせってレベルではないけれど。
そしてそれ以上にトイレに行きたかった。
地図も見たがこんな時に限って道中に公衆トイレがない。
ガソリンスタンドもファーストフードもない。
飲食店も大方閉まって、
開いているのはバーやカジノばかり。
ベルリンではいわゆる立ちションは罰金刑。
見つからなければ大丈夫だが、
こういう時に限って見つかるような気がする。
見つけた公衆トイレはそこはそこで
夜は閉まっているタイプだった。
トイレにまで閉店時間があるのかよ、
と結局家まで頑張ったけれどね。
どうせ近くだから、なんて言っていると
近いのはトイレだけだ、そんなことを知った日。