2012年11月16日金曜日

アエロフロートで快適な旅

ベルリンからはモスクワ経由で成田へ。
振り込み手数料まですべて込で477ユーロ。
ベルリン-モスクワ間は最高に快適だったのに対し、
モスクワ-成田間の酷かった事と言ったら…。
二つとも書いていこう。
まずはベルリン-モスクワ間の快適だった方から。
 
チェックインを急いだのは希望の席を取るためだと書いたが、
それは最後尾の席。そんな評判を聞いていたのだ。
 
一番後ろだと、まずトイレに近い。
人が入っているかどうかも分かりやすい。
次に客室乗務員の待機場所にも近い。
何かあった時にものを頼みやすい。
そしてリクライニングが気兼ねなく行える。
まあこれはそもそもそんなに気にしなくていいことだが。
だが最大の利点は、飛行機は基本的に
前から席が埋められていくため、
後ろの方は空席が出来やすい、これに限る。
 
自分が乗った便は25列、左右3席ずつの
少々小さい飛行機だったが、
ベルリン-モスクワ間の2時間、
一番後ろの左側3席独占だった。
右側も男性が一人で3席独占していた。
 
一番後ろはうるさいという話もあったので、
自分は耳栓なんかも用意していたが
(フンボルト大図書館のロッカーの所にある
あのガチャガチャみたいなやつだ)、
使わなくても全然問題なかった。
 
頭上の荷物置き場に客室乗務員の荷物があったり、
飛行機のコップとかその類の荷物があったりで、
そこは使えなかったのだが、
手荷物なんて自分の隣にいくらでも置ける席がある。
どうせ暇つぶし用のグッズはその手荷物の中なのだ。
 
後は食べ物や飲み物の支給が前から行われていくくらいか。
これは別にどうということもないな。
よほどお腹が減っているとか喉の渇きが我慢できないとか
そういうのでもない限りは。
 
外の景色が見たいなら窓際へ、
食べ物、飲み物が来たら通路側へ、
自在に席を移動できる。
この最初の2時間は自分の選択の正解っぷりに
本当に大喜びしていた。
 
こちらが機内食。
ベルリンからモスクワまではたった2時間、
それだけしか離れていなかったのか、
とそんな事をのんびり思っていたが、
客室乗務員の人たちからすると、
その2時間で飲み物を出し、片付け、
機内食を出し、片付け、とすべて行わねばならない。
ずっとバタバタしているようで大変そうだった。
 
そう機内食。これが結構良かった。
特にパンが美味しかった。
そしてパンの美味さ云々という感想が自分の頭に浮かぶなんて
ドイツ生活が長かったんだと思ったりした。
 
ちなみにドイツからの便だというのに
ドイツ語はさっぱり理解してもらえなかった。
英語と(本当に)適当なロシア語で何とでもなる。

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