タイトルの通り、晴天続きのベルリンより。
いつになく明るい秋となった今年は、
しかし虫たちの活動期間をも引き延ばし、
いまだに蜂が飛んでいるという有様。
蜂の季節に幾分被さる様に蚊の季節も到来するのだが、
それも今なお続いていて、
ゴミ捨て場のある中庭へ続く扉にはめ込まれた
ガラスにはいつも何匹か付着している。
あるいは自室のドアの向こう側に止まって
こっちがドアを開けるのを待っている
狡猾な連中もたまにだがいる。
従って外に出る時にはドアをちょっと開け閉めするように
小刻みに揺らし、そいつらを追い払う素振りをし、
外から帰ったときには鍵を開けた後
ドアを開く前に自分の周りの空間を振り払って
やつらが引っ付いてこないようにする。
こんな地味な努力こそがその後の安眠確保に繋がる。
さて、今週は予告通り口頭試問の日程の提案。
もう行った。
さっそく主査の教授からは返事をもらい、
提案した3つの候補日の内2つは駄目だということだった。
こっちはかなり怪しい雲行きになってきた。
その辺のあらましは追々書くとして、
その主査の教授だが、
昼間にメールを出すと大体すぐ返事を返してくる。
そのことからおそらくずっとパソコンに向かって
作業しているのだろうということが伺われるわけだ。
それにしたって今回自分はメールでは有り得ない長さの
文章を送ったわけで、計7名に送るために
宛名とか代名詞を変えたり、
秘書の方宛の場合は別文章を挟んだりしている
その間に読んで、自分の日程を調べて、
文を書いたことになる。
1つの文に3箇所くらい誤字脱字があったけれど、
ともあれ、仕事は早い、早いが多い、
いかにもドイツの教授というひとコマなのだ。
というか、メルケルさん、
国民から巻き上げたお金で2倍とは言わないけれど
せめて1.5倍くらいは大学教授の数を増やしてくれないだろうか。
移民問題がどうのと言いながら、
帰る気満々の人間も帰れやしないよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿