いよいよ帰国前日となったが、
ここで予備知識の確認。
なぜ前日だというのにそんなに忙しかったのか。
それは前日にならないと片付かないものが存在するから。
例えばマットレス。
ベッドはさすがにこの日までに処分を終えているにしても、
床に寝るわけにもいかない。
そして布団なしもどうなんだってことになるから、
少なくとも掛け布団、枕なんかもまだ要る。
外界との接触手段がネットだけなら
最後の日までモデム等が手元に必要だし、
何かと書面による社会であるドイツでは、
何かあった時のため、プリンターもギリギリまで手放したくない。
何かする机も必要なら椅子だって必要だろう。
食べるために最低限のものは要るし、
バス・トイレの道具も要る。
最後の掃除(これはしなくても良さそうだが)をするための
道具も一式残しておかねばなるまい。
正直言うと、色々捨ててきたにも関わらず、
帰国前日だというのに起きたらちっとも部屋が片付いた印象がなかった。
これを一日で全て撤去しなければならない。
タイムリミットはというと、
大家さんは18時から20時を何かの時のための時間に取ってあるようだ。
この時間彼女は家に居る。
その間に鍵を渡しに行きたい。
大家さんの所からシェーネフェルト空港までバスですぐだとしても
荷物を沢山持って歩くのはあまり得策ではない。
一度ホテルにチェックインして荷物を置いてからになるだろう。
となると16時くらいには家を出たい。
そう、意外に時間はないのだ。
そんなわけで、次回から前日の話。
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