ATMの進化が意味もなく目立っている。
ある時から駅にATMが置かれるようになった。
これは一気に拡散していって、
今やほぼどこの地下鉄、Sバーン駅にも一台はある。
駅内だけでなく、街中のちょっとした所にも。
例えば上のはスーパーの横。
機械もどんどん新しいのに変われば、
ついには誰が見るんだという液晶ディスプレイまで搭載。
これどうやって儲けているのかというと、
引き下ろしの際の手数料。
これを使って預金を引き出すと非常に高い手数料がかかる。
一度どうしてもこれを使わなければ間に合わない事情が
あった時に使った事があったが、手数料がかかるという
通知なく、後で確認したらかかっていて軽くショックを受けた。
アコギな商売だ。
だがフリードリッヒシュトラーセのATMなんか
いつも人が並んでいるくらいだし、
ドイツ人は結構横着者なのかもしれない。
わざわざ最寄の支店まで行くというのは、
確かに近くにないとかなり面倒ではあるのだけれど。
そうした人々の横着っぷりを利用しながらATMは
今日も進化を続けているのだろう。
ちなみに自由大の構内にも預金引き出し用のATMがある。
これは自分がこっちに来た頃は手数料なしで使えた。
かなり便利だった記憶がある。
それが今年の春先、ふと利用しようとしたところ、
手数料が5ユーロかかりますがよろしいですか?との
メッセージが出てきてキャンセルしたということもあった。
それで最近ここに人が並ばなくなったんだなあ、と。
一応確認のメッセージが出てくれたのは
少しでも良心があったということなのだろう。
ひょっとしたらやはりアレは不正っぽいので
今や全てのATMで手数料がかかるときに
事前通知が義務付けられたのかもしれないが。
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