そしてコートも買った。
前のはもう着ることもないと葬り去った後なので
準備しとかないといけなかったのだ。
これを買った先週はまだ暑かったが、
今週昨日今日辺りからいよいよ秋突入とのこと。
まだコートを着る気にはならないが、
長袖で薄いものだと今日なんかはちょっと寒かった。
気温にすると先週とは10度くらい違うようだ。
上のコート、写真だとフラッシュたいてもたかなくても
光沢が出てしまって上手く撮れてはいないが、
ダッフルコートである。
コンセプトは普段でもスーツの時も着れるもの。
要するにスーツを着る機会が近々出てくるので、
それを見込んで、こうなった。
色も紺っぽい写りになってしまっているがこれは黒。
値段は59ユーロから25パーセントオフ。
C&Aの25パーセントオフは今もまだやっているそう、
CMでやっていた。
ここに書いて誰の役に立つんだって情報だが。
とりあえずTシャツと下着も欲しいところだが、
これらはスーパーで買った方がいい部類。
これを買いに行った時の話。
実はこれは袖口に飾りのボタンが5個ずつ、
両手で10個も付いている。
何かジャラジャラするし、こういうのって
1個はずれてもどうにも直さないといけないので、
最初はもうワンランク上の69ユーロのコートを狙っていた。
コートで自分に合うサイズは2つしかなかった。
長さはいくら長くてもいいのだが、
袖の長さの変化が著しく、2つ。
で、近所のC&Aには数着置いてあったのだが、
そのいづれもが袖口が縫い合わせてあったり、
ポケットが縫い閉じてあったり、
ボタンが取れかかっていたり。
そんなわけで、自宅から数駅、
もう覚えていないかもしれないが、
アルト-テーゲルの方まで足を伸ばした。
都心から離れるここならきれいな在庫があるはず、と。
覚えていて正解だった。
予測はしていなかったことだが
近所の店舗より大きかった。
そこで同じコートを探したのだが、
ここでもまた縫い閉じのテロにあって、
あるいはボタンが取れていたりして、
次の週も25パーセントオフとは限らないし、
他の店舗を回るのも面倒なので、
上のコートに気を移したのだった。
別に着るわけでもないのに一着ずつ
試着室に運んでは、カーテン開けっぱなしのまま
ほころびがないか、ボタンの取れはないか
チェックするという怪しい行動を5回くらい取っていたので
明らかに私服警官に追われていたりもした(笑。
試着室とコート置き場が建物の真逆側にそれぞれ
置かれているというのも目立たせる気満々だ。
質的に整ったものを見つけ、
普通に買って普通に帰って、
普通にタグピンを切って、
その半分がコートの内部に沈下していって、
現在も表生地と裏生地の間を彷徨っている。
これどうやって取ったらいいのかわからない、
というか、なんでこんな仕方で取り付けているのか
と思うが、気にしないことにした。
取り出せないと同様、出てくることもないだろうから。
こうしてボタン10個とタグピンは妥協し、
体温を手に入れた。
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