前回の話の補足的なものとして。
まずインフォ・タワーへの行程から。
↓はベルリンの中心部を走る
Sバーンの環状線(リングという)簡略図。
青い丸が自分の場合出発点(ヴェディング)。
そこからまずは何とかしてリングの東側に位置する
オストクロイツないしはトレプトウアー・パークに行く。
本来ならリングを使えばそれなりにすぐなのだが、
現在赤の波線でなぞった辺りで運行がストップしている。
Uバーンだと工事の時は張り紙が出るし、
場合によっては別の路線の電光掲示板にさえ
~番線が現在工事中で代替交通手段を用意している、云々
の表示が出てくるというのに、
Sバーンに至っては何の張り紙もされず、
電光掲示もされなかったりするので
実は一度リングで行こうとして失敗した。
上の地図で右にちょっと行った所で
ここで終点とか言われ、結局その日はそこで
買い物だけして帰ったという。
ちゃんと電光掲示板には停車駅に
オストクロイツの表示も出ていたというのに。
日を改め、交通手段も改めた。
もちろんリングをわざわざ逆に回っていくわけではなく、
地下鉄でフリードリッヒシュトラーセまで行って
そこから丁度山手線を東西に横切る中央線のような
真ん中を横切るSバーンを使ってオストクロイツへ。
そこからS8で20分程でグリューナウへ。
リングの南側から行こうとする場合にはS46でも行ける。
そっちの間隔は知らないが、S8は20分間隔。
乗り換えに場合によって時間がかかるため、
ベルリン市交通局のホームページで下調べ
した方がいいかもしれない。
グリューナウに着いた後はそこから263番バスで
20~30分、終点のインフォ・タワーまで。
家からインフォ・タワーまでの全工程は
片道1時間半くらいにもなった。
ほとんどただ座っているか待っているだけなので、
時間をつぶせるものが必要。
これらがBBIの工事現場2011年10月。
実にまだまだ完成は先という感じだった。
ここは途中の工場なのかオフィスなのか、
ちょっと造形が面白い建物だったので一枚。
ここに限らず何か建物があると、
その前の広大な空間に車がズラっと並んでいる。
工事用に立てられたプレハブの前であるとか。
郊外にありがちな家具屋の集合もあって、
そこにはベルリン中の家具屋がズラリ勢ぞろいしていたが、
そこはやはり遠すぎるのかあまり車がなかったというのに、
それ以外のところでは怪しいくらい車が並んでいる。
なぜ怪しいのかというと人は誰もいないから。
無人の空間に車だけが整然と並んでいる。
街中のきちんと線が引かれた駐車場でさえ、
ベルリン人はこんなにきれいに車を止めたりはしない。
工事もやっているのだかやっていないのだか、
というくらい物音も動きもしていなかったし、
そんな点ではちょっと奇妙な空間であったことは確か。
ある意味ではそっちの方が面白かったかな。
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