2011年10月18日火曜日

それから

先週の大発見というか大進歩はステーキ。
コロッケのことはすっかり諦め、
翌日牛ステーキに再チャレンジすることにした。
具体的なサイト名を勝手に出していいかわからないので、
とにかくgoogleで検索してトップに出てくるサイトだったと
お礼も兼ねて書いておく。
それとYoutubeに上がっていた某シェフの動画も大変参考になった。
こちらにもお礼を兼ねて併記。
 
そして出来は格段によくなった。
というかもはや別物だった。
ナイフを入れて初めて肉汁が出る、これも達成した。
 
ドイツの肉は安い、はっきり言って野菜より安い、場合もある。
大腸菌やダイオキシンの影響で野菜を食べられなくなる、
とか言われると、野菜を食べなくてもいいの?よっしゃー、
とか言っちゃうような連中、それがドイツ人。
日本だと寝る2、3時間前には肉を食べないように、と言う。
消化に悪いから、とかそんな理由で。
ドイツだと寝る2、3時間前に食べない方がいいのは野菜である。
胃に残った野菜がアルコール化してしまうから、
とかそんな理由で。
 
そんな風に肉は安かれど、自分の腕のせいで
味の明暗が分かれていたことを知った。
全く今までただフライパンの上で焼いただけの肉なんて
とんだ道草もいいところだった。
 
最後に振り掛ける用のワインは夏場に飲み物を買いだめした時、
わきにチラッと写していたやつ。
1本2ユーロを切るやつで完全に料理用として買っておいたやつ。
自分はお酒は飲まないのだが、
そのせいかアルコールフライのものだった。
どうせアルコール分はすぐ蒸発するというのに。
でも調理の段階ではそれまでの過程で
何かを引き起こしてくれたりするのだろうか。
ここに画竜点睛を欠いた気がしてならない。
ブドウの風味か香りのためというのならば
ワインをボッチャンとかけたので十分だろう。
あまりその味はしなかったが。
 
2枚それぞれ3-4、6分でレアとミディアムの積もりで焼いたが、
ミディアムとウェルダンになっていたかもしれない。
しかし両方ともやっと柔らかい肉だった。
しかしそれよりこころ残りだったのは、
食べ終わってみてやっと気づいたのだが、
塩、胡椒を振るのを忘れていたということ。
うちに塩はある、胡椒はまだない。というか買う予定もない。
塩の方は次回は忘れないようにしよう。
まだ改善の余地があるというのが嬉しい限りだ。
調査、実験、検証、比較、目標設定とそれへの近似、
やっていることは学者っぽくて笑った。
自分の周りにいる頭のいい人たちは料理の腕もいいのだが、
何か理由が分かったような気がした。

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