2009年12月18日金曜日

ウンター・デン・リンデン→ブランデンブルガー・トアに(文字)

以前
http://berliner-kreaton.blogspot.com/2009/09/s.html
何か駅名があべこべになっているという話をしたが、
Sバーンのウンター・デン・リンデン駅は
正式にブランデンブルガー・トア駅に名称を変更した模様。
昨日帰りにそこを通ったのだが、
車内アナウンスも車内電光掲示板の表示も、
どちらも「ブランデンブルガー・トア」になっていた。
 
通りの名前からピンポイントの名所の名前に変更したわけだ。
 
ベルリン人は通りによって位置を記憶する。
これはおおよそすべての住所が「通り+番号」の形に
なっている以上、おそらくドイツ人全般がそうであろう。
彼らは自分が住んでいる/生活している近辺だけでなく、
かなり広範に通りの名前を記憶しており、
場所の説明にそれを使ってくるのだ。
位置を何らかの目印や場所とともに
記憶する自分としてはこれがしばしば厄介でもある。
「~の隣」と言ってくれれば一発で分かるところを、
「X通りからY通りに入って、
ちょっと行った先でZ通りとぶつかるところ」なんて風に
説明されるからである。
通りの説明に、そこにあるものでなく、
別の通りとの位置関係によって説明しているのも
聞いたことがある。で、それで分かってしまうという事にも
驚いたものだった。
 
結局何が言いたいかというと、
別にそれほど声を大きく「おかしい」と言うほどの
ことでは全くもってないが、
通り名から場所名への変更は結構不自然なんでは
ないかなあ、とちょっと思ったという話。
通り名から場所およびそこにあるものの順でいくから、
駅名・バス停名に「~シュトラーセ(=通り)」が
ずらり存在するわけでもあるのだと思うし。
 
ま、どっちでもいいって言えば
どっちでもいいけど、ホント。
自分は自分の住んでいる近辺の通りの名前も
ろくに覚えていないし(爆)。

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