この秋からちょっと銀行のATMが変わった。
真ん中にある機械にだけ「Ein」の文字が
追加されているのが見えるだろうか。
やっとドイツの銀行のATMでも入金が可能になった。
じゃあ、なんで一台だけ?というのは野暮か。
これまではATMでは出金だけしかできず、
入金には一々用紙に書いて、
窓口に持っていっていた。
一旦日本の口座から下ろして、
こっちの口座に入れる。
そのために2度列に並ばなければならなかったのが、
これによって一度で済む様になった。
これに限ったことではないが、
先端テクノロジーの分野では、
やはり日本の方が進んでいると感じる部分は多い。
自分がこっちに来た頃、日本では高校生でも
携帯電話を持つのが珍しくなくなっていたが、
当時こっちではまだ新し物好きの人が持つもの、
あるいはそれこそステータスシンボル的な感も
なきにしもあらず、といった状況で、
機能も本当に電話とメールくらいなものだった。
それがここ数年で一気に機能が増えたようで、
今は街の様子で見る限り、
MP3プレイヤーとして使っている人も多い。
写メなんかも普通の現象になった。
多分他に付けられそうな機能のアイデアも
そろそろ尽きたのではと思うので、
日本の携帯に追いついたのでは、と思うが、
日本の現在の携帯事情の方を知らないので、
そこは何とも言えない。
後はパソコンなんかも同じようなことが言える。
日本の市場に出回っているのより、
大体2か3期前のスペックなんでは、と思う。
まあ、その分確かに安いとは言える。
逆に、ある程度値段が下がってしまうと、
消費者の方ではそれでも安いのがいいと思っていても
市場から下げられてしまうものなので、
そういうパソコンが欲しいという場合、
こっちで買うのも手かもしれない。
昔は外国人が日本にパソコンを買いに来たが、
これからは日本人が安いパソコンを海外に
買いに行く時代だ。
‥なんてね。
保障の件とか、付属OSおよびソフトの有無、
ソフトの場合は言語の問題とかもあって、
なかなかそうにはならないと思うけど。
ドイツの方が進んでいそうなテクノロジー‥
日常生活レベルのもので‥
というと、コーヒーメーカーとかかな。
進んではいないかもしれないが、
安いという点で。
あ、あとカーナビ。
こっちのカーナビには40カ国以上の地図が
入っていたりする。
まあ陸続きだしね。
これはでも日本だと音声とか映像とかに
かける分の容量を実用面に回したって感じか。
まあ、そんなこんな。
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