2009年12月31日木曜日

大晦日も近い、最近の話

ここのところ、やっと寒さも落ち着いて、
今は最低・最高気温とも0℃を軸に
±2~3℃といったところ。
それでもあの激寒の日々からすれば
10度近く暖かくなった。
これは不思議なことだけど、
晴れても曇りっぱなしでも、
気温は大して変わらない。
昼間は雲ばかりなのに、
なぜか夜は月が煌々とってパターンは
結構あるが、放射冷却もあまりしないようだ。
 
と、そんなことを思っていたら、
今日、朝外を見たら、一面雪。
ごっそり積もっていた。
あまりに積もっていたので、
出かける気が起きなかった。
 
さて、来る31日は大晦日。
この日こそは、ドイツにおける一番
騒がしい日である。
  その日には、特に元旦になる瞬間、
花火を打ち上げる習慣になっている。
↑は、そんなわけで、今週のチラシから抜粋。
中央駅の方かどこかでは、打ち上げ花火も
上がっていたはずだが、これもまた、
そうした街とか何かの単位でやるのはそれほど重要ではなく、
各自、こうした花火を用意して、
ギャーギャー騒ぐのが楽しみ。
日本の個人向け打ち上げ花火より、
かなりしっかり打ちあがる(値段も高いが)。
が、何より違うのはその爆音。
物凄い音がする。
大型トラックが派手に倒れたような、というか、
雷がすぐ近くに落ちたときのような、というか、
工事現場でクレーンから材木が落ちたような、というか。
自分の部屋は二階にあるので、
大晦日に夜通し上げられる花火のうち
何発かはベランダに舞い込むのだが、
分厚い2重ガラスが割れんばかりに
ビリビリいうくらいの音。
車の近くでやった暁には防犯の警報音が
鳴るのは当たり前。
 
こっちのクリスマスが日本の正月という話をしたが、
こっちの大晦日は日本のクリスマスのような感じがある。
大晦日を一緒に過ごす恋人探し云々は
その少し前の時期のテレビ・雑誌の頻出事項。
友人知人の少ない自分でさえ、
今年だけで2度も、誰か一緒に過ごす人はいるのか
って聞かれたくらいである。
その街でやる方の花火を見に行ってもいいんだけど、
自転車を持っていないので、
行ったきり朝まで帰って来れないとかだったら
凍死は確実なもので、多分家で過ごすだろう。

その他の熊(在庫処理)

民家の軒先に現われたる熊。
 
幼稚園か保育所の前で遊ぶ熊。
 
外務省の前に居ついた熊。
 
逆立ちしだした熊。
名前はパブロ・ベア。
見ての通り、作った人がピカソをモチーフにしたため。
 
と、年末HDD整理みたいな話。

2009年12月29日火曜日

ベルリンで熊に会ったら

と、熊の街なので至る所にこいつらが立っている。
ベルリンに来た人、来る人は
きっと何度か出くわした・出くわすだろう。
死んだふりをしなくても平気で、
写真撮影にも気軽に応じてくれる。
 
とりあえず、これまで当ブログが立ち寄った
様々なところで、気づく範囲で
コレクションしていった集大成のようなものか。
どれがどこの熊だか分かる人は
相当なベルリン通。
っていうか自分でも忘れているのがあるな。
Windowsのペイント使ってサムネ作りなんて
久しぶりにやったよ、ホント。

ベルリンと熊林の話

これや↓、 これ↓は、
ベルリン市のマークである。
なぜ、熊なのかというと、
ドイツ語で「エ」の音を表す文字が
eとäの2つあって、
BerlinをBärlinと書くと、
Bär=熊が現れるから。
 
例えば ↑はクルトシューマッハープラッツにあるホテルで、
その名前を使っている。
 
ちょっと前にベルリンでは白熊のクヌートが
物凄い人気を博したが、
そこにもこうした無意識的な置換が
少なからず一枚噛んでいたことは
明らかだろう。
 
続く

2009年12月28日月曜日

最近文字ばっか

さて、と、ネタに出来る写真もないので、
文字だけでクリスマス後日談‥的な何かを。
 
26日になれば飲食店は開かれるようになるので、
とりあえず食料には困らなくなる。
今年は親が色々送ってくれたものもあり、
水は前もって買いだめしてあり、
特に何事もなく、部屋篭りしていた。
 
テレビのニュースでは、
正月太りならぬクリスマス太りの話をしていた。
(参考:ドイツのニュースは基本15分。
その中で取り上げられるということの比重は
推して知るらん。)
 
例年、今日27日はプレゼントの交換・返品デー。
ここにいう交換はお店に持っていってする方の交換。
一気に現実に戻るよ。
レシートを取っておいたか否かの問いが
人々の頭の中を占領する。
それでも必要とされるなら、それもいい。
返金を‥ってのも少なくはないのだから。
で、それが出来ないものは
eBayをはじめ、ネットオークションに流れる。
自分はeBayをしないので分からないが、
報道通りだと、今の時期及びこれからの時期は、
この辺りの活動が普段より活発化しているはず。
 
「例年」と留保を付けたのは、
今年は27日が日曜だから。
店は閉まっている。
それゆえ、交換・返品の人々でごった返しになる
店の様子のニュースはまだ届いていない。
明日、かな。
デパートとか電器屋とかは混雑するだろう。
 
iTunesはじめとするプリペイドカードの
プレゼントもだいぶ普及したと言っていた。
これもかなり現実的だなあ、と。
まあ、あげる方も貰う方も楽って言えば
楽なんだろう。
 
テレビでやるクリスマスコンサートの様子も
今年は個人的にはずれ。
今日は何本かオペラをやるが、
多分すぐ消してしまうだろう。

結局一番良かったのは
Freddie Mercury & Monserrat Caballe
『How can I go on』だった。
綴り合っているか分からんけど。

2009年12月25日金曜日

クリスマスってのは正月のこと2

続き。

2.だからアレはアレ。
さて、クリスマスが正月だと考えれば、
色々な記号の対応関係が見えてくる。
あるいはそうした対応関係ゆえに、
クリスマスが正月だと思われる。
 
ツリーほぼ=門松。
違いは家の中に飾るか、外に飾るか、か。
ツリーはどっかにあるものを見て楽しむものではなく、
自分の家で飾るもの。
だから街角に大きなツリーが出来ようが、
あれは本質的なものではない。
で、寒い&雪のドイツで、
自宅のツリーを外に出すなんてことをするはずもなく、
こればっかりは人の家に入らないと見れない。
 
御節ほぼ=クリスマス料理。
クリスマス料理でシンボルとなるのはケーキではなく、
七面鳥、あるいは鶏。
こんなほぼ一匹丸々みたいなものが
肉屋に行っておいそれと手に入るというのは
さすがに無理。
これは完全予約制。
クリスマスの大体1月前くらいになると、
スーパーの広告の最後のページは、
この予約フォームに変化する。
 
となると、プレゼントほぼ=お年玉、かな。
この時期ツォーとかターミナル駅では
プレゼントの包みを引きながら、
右往左往するどこかから来た御老人たちの
姿をよく見るようになる。
孫のところへ行くのだろう。
まあ、もちろん恋人同士や友人間でも
プレゼントの交換をするのはありだが、
ドイツのクリスマスはやはり家族の日なのだと思う。
日本の正月もやはりどちらかというと
家族の日であるのと同じ意味で。
一応、日本のクリスマス的な、
恋人のための日のドイツ版は大晦日。
これはそのときに改めて。
 
あ、22時、一層、厳粛な雰囲気になってきた。
一方ではたしかにお祝いでもあり、
でも他方、やはりそれは宗教行事でもある、
そんなわけで、前に触れた、
どうしてイルミネーションがドギツサ一辺倒に
なっていないか、ということの説明にもなっている
んじゃないかな、と。
日本のどこぞとか、あの某遊園地のように
やってしまうとそれは神聖さの乱れになってしまう。
神聖さってのは空気だから。
 
と、これで大体書くことは書いたかな。
まあ、このブログを書いている人を
個人的に知っている人は、多くもうすでに
自分から聞いた話の重複だったと思うけど。
一応。
で、何か思い出したらいつか追記。

クリスマスってのは正月のこと1

今日は文字だけ。
ベルリンのクリスマスについて、
幾点かまとめておこうと思う。
ドイツ国内でも地域によって
(特に南の方、ミュンヘンとか)
差はあれど、まあ、ほぼ一緒だろう。
 
1.クリスマスは正月。
ドイツのクリスマスは日本での正月に当てはめると
非常に理解しやすい。
今ちらっと検索して、他の人はどんなことを
書いているのか参考にしたら、
ドイツのクリスマスは正月だと断言している
サイト、ページもちらほらあった。
 
まず、クリスマスそのものについて。
ひとえにクリスマス、と言っても、
いくつかの語義がある。
まずはクリスマス休暇。
これは州ごとに暦で決められており、
ベルリンは今年は今月21日から来月2日まで。
ザールラントでは18日開始で、
バイエルンは24日開始。
ハンブルクは今月31日までなのに対し、
バーデン・ビュルテンベルクやヘッセンでは9日まで。
と、州によって始まり、終わりの日もバラバラなら、
その長さも様々。
これは日本で言う年末休暇に当たる。
 
そして次に、これが普通の意味でのクリスマス。
ドイツでは25日を第一クリスマス、26日を第二~という。
これは毎年変わらず。
ドイツには聖ニコラウスの日というプレゼント交換の日が
12月6日にある(と今年初めて知った)が、
昨日23日、最後の瞬間にプレゼントを買い求める人々
の姿がテレビのニュースでやっていたので、
この6日は子供のための日か何かなのでは、
と思う。これは推測。
24日、イブ。一応イブ。
一応というのは、特に大きな意味はない模様なので。
もともとユダヤの暦では日没で日が代わるので、
それで24日の夜からクリスマスということになった、
その名残のようなものかと。
24日はスーパーをはじめ、店は早仕舞いする。
去年は17時、今年は14時だった。
日曜だろうが関係なく開いている飲食店も、
この日は早仕舞いする。
日本の大晦日とほとんど同じ。
街も静かになる。
人通りもまばらになる。
 
クリスマスミサは差し詰め初詣。
ただし、日本の初詣よりは、
かなり、いや、相当と言うべきか、
宗教色は強い。
まあ、当たり前だけど。
一応、誰でも出られるが、
出たらクリスチャンだと思われていると
思って間違いない。
で、もし、え、キリスト教徒じゃないですよ、
何てなことを言った暁には、
何しに来たんだコイツ、との表情が
一瞬向こうの顔をよぎるのだろう。
ベルリンの人、こういうの隠すの下手だから。
ちなみに去年だったかな、
CDU(メルケルのとこのキリスト教の党)の
ある議員が、教会税払ってる人間だけが
クリスマスミサに参加できるようにすべき、
という発言をしてちょっと話題になった。
きっと人が多くて座れなかったのだろう。
早く行け、馬‥いや、何でもない。
ドイツではクリスチャンは教会へ税金を払っている。
クリスチャンだと所得からその分が引かれる。
逆に、それを払って初めてクリスチャン。
これを払っていないと例えば教会での結婚は出来ない。
そんなわけで、信じているから払うという関係が、
逆転的に、払っているから信者だ、となると、
そういうことを言う人も出てくるのだろう。
 
翌25日はまず店は開いていない。
元旦の感じ。
日曜でも開けている飲食店も
この日は休業。
復活祭の最初の日とこの日、
年2日はどこも休みということになる。
前日までにこの日を乗り切る食料を
調達しておかないと結構厳しい。
 
普段から地上波でも日当たり20本近く
映画を流しているドイツのテレビでは、
例年クリスマスを待たずして
クリスマス映画を流しきってしまうものだが、
今年はバラエティが多かったのか、
今日や明日でもまだクリスマス映画がチラホラ。
不思議とこの時期にはエイリアンをやるのだが、
その理由は未だ不明。
クリスマス、エイリアン‥何のつながりが?
よく見てもサンタには似ていない。
  
26日、第二クリスマスになると
飲食店は営業を再開、
スーパーはまだ閉まっているとはいえ、
街も普段の日曜のような程度には
人通りが戻ってくる。
 
そしてその翌日からは
要らなくなったツリー用もみの木で
アパートのゴミ捨て場や道が
溢れかえる。
もみの木コレクターにはたまらない日となる。
そんな人いるのか知らないけど。

2009年12月24日木曜日

アレクサンダープラッツのクリスマスの様子

店の数はここが広いだけあって、
さすがにそこそこあったが、
やはり一番最初に上げたシュパンダウのところが
一番規模が大きかったかな、という印象。
  アレクサ前。
 
と、これで、ひとまずはクリスマスの街の様子、
人目を引く、というか、そういうところは
上げ尽くした感。
 
実はあまり派手ではないな、とか、
そういった印象を受けたのなら、
それは多分正解。
へえ、さすがに本場は派手だなあ、
と思った人は東京の銀座辺りに行けば、
もっと派手なものが見れそう、と思う。
そのわけを明日か明後日にでも。
気が向いたら。

高速観覧車

100番バスに乗って、アレクサンダープラッツへ。
途中、テレビ塔とマルクス・エンゲルス・フォーラムの間に
高速で回転する観覧車が。
普段はなかったはずだから、この時期限定なのだろう。
 
写真はバスの中から撮ったので、
車内のライトが写っていたりする。

ベーベルプラッツのクリスマスの様子

あ、もう何もない‥
 
ってのはウソで、国立歌劇場の向こう側には
ご覧の通り。
 
このハート型のお菓子がレープクーヘン。
保存性のあるクッキーみたいな焼き菓子で、
飾りとしての役割。
お腹減ったらちょっと食べて、また飾って
‥ではなく、クリスマスが終わったら食べるのだろう。
 
この他、この時期にはシュトレン
(地方によってはシュトーレンとも言う)
というお菓子もある。
スーパーとかパン屋で見たら、
ちょっと値段が‥だったので、パス。
足元見てやが‥いや、スルーしておこう。
ドライフルーツとかあと木の実もかな、
そういったこちらも保存が効く素材を
混ぜ込んで作られた、やはり焼き菓子。
パウンドケーキみたいなのを想像してくれれば
大体合っている。
というか、ちょっと色々入ったレーズンパンの
ようなものか。
 
ヨーロッパのクリスマスってのは
言うまでもなく冷蔵庫・冷凍庫の発明よりも
昔に出来た習慣なので、
日本みたいな「お早めにお召し上が」らねばならない
ようなケーキは発想として‥ってことだろう。
植物が育たなくなる冬に、
いかに食料を長持ちさせるか、という点からしても。

2009年12月23日水曜日

ソニーセンターのクリスマスの様子

紫であり、青い。
 
イルミネーションは
近くによってみるとこんな感じ。

ポツダム広場のクリスマスの様子

ポツダム広場の12月22日。
おおやってるやってる。
 が、写真を撮っているとき
後ろに立っていたこっちが気になる。
なんだこれ。
いずれにしれもクリスマス関係ねー。
‥ということで、
 
戻って、こちら、まあ、まだ明るかったとはいえ、
特にツリーがあったとかではなかった。
 
代わりにソリー場(?)があった。
この前のシュパンダウのところにあった滑り台の
雪バージョン?
 
セグウェイに乗った2人組みから何かの
パンフレットみたいなやつをもらった。
 
前にアレクサンダープラッツの近くにある
ニコライ教会のところでも
セグウェイに乗った人を見たことがある。
法律的にどうなのかとか、その辺は知らない。

ベルリン・ブランデンブルクアカデミー

アカデミー。
外見はこの通り、特に特徴という特徴もないのだが、
中はレッドカーペットの講演場があったりもする。
もうかなり伝統あるアカデミーで、
それ抜きにしても、
ここに研究室をもらうってのは
相当に名誉なこと。
 
写真はずっと前に撮ったものだが、
ここに用事があったのは今日。
その話は後ほど。
クリスマス前にそれ関連の写真を上げきらないと、
賞味期限切れもいいとこになるので。
  

ジャンダルメンマルクトのクリスマスの様子

つまり今日撮った写真。
イェーガーシュトラーセを来ると、
ここでジャンダルメンマルクトに出て、
「カフェ」の字が出ている方がコンサートハウス、
左のギリシャの神殿みたいに見えるのが
フランス大聖堂という位置。
このイェーガーシュトラーセという通りは、
ここの広場で一旦途切れるが、
向こう側まで続いていて、
奥に見える建物のうち右手に見えるのが、
自分が今日用のある(あった)
ベルリン・ブランデンブルクアカデミーの建物。
 
一応そっちからの写真も。
これまで他のところは屋台っぽかったが、
ここは結構お店っぽいものがテントをかぶっている
という感じがした。
この付近のカフェ及びレストランは、
小さなスープだけで自分の1日の食費が飛んでしまうくらい
それはそれは高価、そういう地域なわけだが、
このクリスマス市で売られているものは
さすがに割と普通の値段だったように思う。
あくまで通りすがりの印象だが。

2009年12月21日月曜日

多分明日からはちょっとましになる(文字)

さて、今週末でブンデスリーガも冬季休暇入り。
試合によっては-13℃の中とかって
環境もあったとのこと。
どのスタジアムも雪があったし、
結構多くの試合でそれ用の赤いボールを
使用していた。
 
ベルリンも昨日の夜自分が確認したときは
-13℃まで下がっていた。
今は-10℃。
来週は暖かく(といっても0℃くらいまで
という)なるらしい。
まあ、この辺は相対的な温度差とかも
あるので、きっと過ごし易くなるだろう。
‥多分。
家に冷蔵庫がないので、
毎日何かしら買い出しにいかないといけない
自分としては結構大変な週だった。 

ジャンダルメンマルクトの建物を個別に

ドイツ大聖堂。
 
コンサートハウス。
 
フランス大聖堂。
 
で、合っていると思う。
二つの大聖堂はこうして見ると区別が‥。

2009年12月20日日曜日

ジャンダルメンマルクト

さて、映画「ラン・ローラ・ラン」でローラも走った
ジャンダルメンマルクト。
 
全部で3つの建物
(2つの大聖堂と1つのコンサートハウス)、
があって、↑は上の写真で写せなかった真ん中の建物。
 
個々の建物の写真は明日にでも。

その他何か

その他、写真の番号的にこの辺で撮ったものと
思われる写真。
何の建物かはもはや不明。
ただのオフィスかもしれない。
 
ともあれ、
「あ、この部屋には出窓、
あ、この部屋はいいや‥
‥ ‥」
的なことをやっている内に
外から見たらこんなことになっていた、
あたかもそんな建物。

フリードリッヒシュタット・パサージェン

本当は同じ名前の建物がいくつかあって、
それらは「Quartier+番号」で区別される。
ここは「Quartier 206」。
この「Quartier」ってのも発音に困る単語で、
ドイツ語では「クヴァルティーア」。
泊まるところとか、街中の地区を意味する。
しかし、昨日上げたラファイエット、
これから上げるジャンダルメンマルクト、
そして近辺にある地下鉄駅
フランツェージッシェシュトラーセ
(=フランス通り)、等々から、
フランス語で「カルチェ」と読むのかもしれない。
いや、こっちの方が多分正解。
その場合でも数字はドイツ語読みするのだろうけど。
 
あ、それとチラッと写っている
イェーガーシュトラーセという通りの名前を
ちょっと頭の片隅にでも置いておいてもらえると、
これから出てくる。
 
内部。もうこれはグワっと幾何学模様。
 
天井もまた、複雑。
 
その他、ここフリードリッヒシュトラーセには
数々の有名ブランドが店舗を構えていて、
自分にはおよそ関係のない場所となっている。
 
もし海外旅行=ブランド品漁りという観念がある人が
いたら、ベルリンはちっともそれには向かないと思う。
クーダムとここフリードリッヒシュトラーセで
大体有名どころは網羅していると思うが、
いかんせん値段が高い。
いや、あくまでそう思うだけだけど、
多分、日本で安売りのときに買ったほうが
よっぽど安く手に入るんじゃなかろうか、と。
ドイツ発のヒューゴ・ボスといったブランドであっても。

2009年12月19日土曜日

ギャラリー・ラファイエット

高級デパート。元はフランスの。
とにかく高いものを買いたいという人向け。
 
上、
 
中、
 
下。
この筒(?)が有名で、
何も買わなくても、これだけ見に来る人も多い。
天上から深淵へ。

アウトモビール・フォールム

英語読みでオートモビール・フォーラムとかって
読みかもしれない。
いずれにしても、車にはあまり興味も知識もないので、
建物の方ばかりのために写真を。

ドゥスマン(クルトゥーアカウフハウス)

近々この近辺に行く用事があるので、
まずは今まで撮りだめてある
フリードリッヒシュトラーセ近辺の写真を上げておこう。
 
まずはドゥスマン。ベルリン最大の本屋。
「クルトゥーア」は「カルチャー」、
「カウフハウス」はさしずめ「デパート」。
日本で言うところの紀伊国屋とか、
そんな感じ。

まずは今日の話から(文字)

今日の最高気温は予想では-7℃だった。
さっきスーパーに買出しに行って、
今ネットにつないでリアルタイムの温度を見たら、
-12℃。昼間は晴れてもいたのだが‥。
明日の予想も同様だけど、
またここまでってことは‥ないことを期待したい。
一応来週は回復するって話だし、
そろそろ折り返しでいいんでないかい?
と思う。
 
親及びヤフージャパンのトップページから
日本の日本海側大雪の話を聞いた/見た。
こっちは、それでも雪は、
まだそれほど酷くは降り積もっていないので、
寒いこと以外は何とかなっている。
部屋にはヒーティングが2つある。
これまで、とは、自分がこっちに来てから
これまで数年来、一つ点けるだけで
凌いでいたのだが、今日はさすがに限界が来て、
もう一台の方も点けた。
トンカチでカンカン打ったあとペンチで芯を引っ張り出した。
そんなこんなでやっと冬眠から目覚めるごとく
活動可能になった。
 

2009年12月18日金曜日

ウンター・デン・リンデン→ブランデンブルガー・トアに(文字)

以前
http://berliner-kreaton.blogspot.com/2009/09/s.html
何か駅名があべこべになっているという話をしたが、
Sバーンのウンター・デン・リンデン駅は
正式にブランデンブルガー・トア駅に名称を変更した模様。
昨日帰りにそこを通ったのだが、
車内アナウンスも車内電光掲示板の表示も、
どちらも「ブランデンブルガー・トア」になっていた。
 
通りの名前からピンポイントの名所の名前に変更したわけだ。
 
ベルリン人は通りによって位置を記憶する。
これはおおよそすべての住所が「通り+番号」の形に
なっている以上、おそらくドイツ人全般がそうであろう。
彼らは自分が住んでいる/生活している近辺だけでなく、
かなり広範に通りの名前を記憶しており、
場所の説明にそれを使ってくるのだ。
位置を何らかの目印や場所とともに
記憶する自分としてはこれがしばしば厄介でもある。
「~の隣」と言ってくれれば一発で分かるところを、
「X通りからY通りに入って、
ちょっと行った先でZ通りとぶつかるところ」なんて風に
説明されるからである。
通りの説明に、そこにあるものでなく、
別の通りとの位置関係によって説明しているのも
聞いたことがある。で、それで分かってしまうという事にも
驚いたものだった。
 
結局何が言いたいかというと、
別にそれほど声を大きく「おかしい」と言うほどの
ことでは全くもってないが、
通り名から場所名への変更は結構不自然なんでは
ないかなあ、とちょっと思ったという話。
通り名から場所およびそこにあるものの順でいくから、
駅名・バス停名に「~シュトラーセ(=通り)」が
ずらり存在するわけでもあるのだと思うし。
 
ま、どっちでもいいって言えば
どっちでもいいけど、ホント。
自分は自分の住んでいる近辺の通りの名前も
ろくに覚えていないし(爆)。

テクノロジーについては‥

この秋からちょっと銀行のATMが変わった。
真ん中にある機械にだけ「Ein」の文字が
追加されているのが見えるだろうか。
やっとドイツの銀行のATMでも入金が可能になった。
じゃあ、なんで一台だけ?というのは野暮か。
 
これまではATMでは出金だけしかできず、
入金には一々用紙に書いて、
窓口に持っていっていた。
一旦日本の口座から下ろして、
こっちの口座に入れる。
そのために2度列に並ばなければならなかったのが、
これによって一度で済む様になった。
 
これに限ったことではないが、
先端テクノロジーの分野では、
やはり日本の方が進んでいると感じる部分は多い。
 
自分がこっちに来た頃、日本では高校生でも
携帯電話を持つのが珍しくなくなっていたが、
当時こっちではまだ新し物好きの人が持つもの、
あるいはそれこそステータスシンボル的な感も
なきにしもあらず、といった状況で、
機能も本当に電話とメールくらいなものだった。
それがここ数年で一気に機能が増えたようで、
今は街の様子で見る限り、
MP3プレイヤーとして使っている人も多い。
写メなんかも普通の現象になった。
多分他に付けられそうな機能のアイデアも
そろそろ尽きたのではと思うので、
日本の携帯に追いついたのでは、と思うが、
日本の現在の携帯事情の方を知らないので、
そこは何とも言えない。
 
後はパソコンなんかも同じようなことが言える。
日本の市場に出回っているのより、
大体2か3期前のスペックなんでは、と思う。
まあ、その分確かに安いとは言える。
逆に、ある程度値段が下がってしまうと、
消費者の方ではそれでも安いのがいいと思っていても
市場から下げられてしまうものなので、
そういうパソコンが欲しいという場合、
こっちで買うのも手かもしれない。
昔は外国人が日本にパソコンを買いに来たが、
これからは日本人が安いパソコンを海外に
買いに行く時代だ。
‥なんてね。
保障の件とか、付属OSおよびソフトの有無、
ソフトの場合は言語の問題とかもあって、
なかなかそうにはならないと思うけど。
 
ドイツの方が進んでいそうなテクノロジー‥
日常生活レベルのもので‥
というと、コーヒーメーカーとかかな。
進んではいないかもしれないが、
安いという点で。
あ、あとカーナビ。
こっちのカーナビには40カ国以上の地図が
入っていたりする。
まあ陸続きだしね。
これはでも日本だと音声とか映像とかに
かける分の容量を実用面に回したって感じか。

まあ、そんなこんな。

2009年12月17日木曜日

今日の話(文字だけ)

今日起きたら、道は雪に埋まっていた。
冬季休業前、最後の日だというのに、
雪道と-2℃の中を学校へ向かうことになった。
 
あ、書いてみたら3行で終わってしまった。
何か思い出したら追記するかも。

大学にある建物

何の建物かは不明。
左の筒みたいなところに
秋だと赤く紅葉した蔦が絡まって、
赤、青、緑揃って奇抜さが増す。

夜のアクアリウム門

おまけ。
 
夜に来たことはなかったけれど、
クリスマスでなくてもライトアップはしていそう。

2009年12月16日水曜日

寒い霜ネタ(文字だけ)

今週の開始とともに、
いや、厳密には日曜には始まっていたのだが、
急激にして強烈な冷え込み。
今ベルリンは恐ろしく寒い。
今、室内でも2枚のトレーナーと
1枚のセーターを着込んでいる。
でも足元はどうにもならないので、
椅子の上で胡坐かいたり、
たまにヒーティングのところに行って
足を当てたり。
  
昨日月曜は学校に行く日だったのだが、
午後2時の時点でまだ植え込みや芝の上に
霜が降りたままだった。
通りの水溜りももちろん凍ったまま。
一応晴れてはいたのだが。
 
何か予報ではこれからさらに寒くなるようで。
金曜は最高気温-5℃とか言っているんだが。
天気予報は当てにならないので、
今回もはずれてほしい。今回は是非とも。

クリスマスの様子 クーダム逆サイド

クーダムの出口から、
今まで来た方とは逆方向へ。
ちょっと行ったところでふと右を見ると、
ちょっとした広場にこんなのが立っていた。
こっち側は街路樹の電飾しかないかな、
と思っていたら。
そんなわけでもっと何かあるのかもしれないけれど、
そろそろ寒さの限界が。
次の記事に続く。

クリスマスの様子 ~カー・デー・ヴェーまで

タウエントツィーンシュトラーセをさらに。
左側のオブジェで大体どこか分かるという人は
かなりのベルリン通。
見てみたらグーグルの航空写真にもバッチリ写っていた。
  
さらに行って、
 
そしてカー・デー・ヴェーに到着。
赤い。