2011年5月31日火曜日

週末色々

まずは土曜日。
自由大の図書館に行っていたのだが、
16時で追い出された(普段の土曜なら18時閉館)。
たまに行われているベルリン市を上げた夜間イベントが
あるのだが、その都合とのこと。
夜間っていってもそれはドイツでの話。
深夜0時までとか、それくらい。
図書館や博物館でも催し物が開かれたり、
それ用の特別バスが走ったり、
と何か色々なことをする。
今回は近所で花火も上がっていた。
大学の入り口に本当にちょっとしたものだけれど
一応飾り付けもされていて、
カメラもって行けば良かったなあ、と。
どうも6月8日にまた何かあるらしいので、
そのとき忘れないようにしよう。

その後チャンピオンズリーグ決勝を見る。
バルサの試合は久しぶりに見た。
ますます磨きがかかって、
優勝にふさわしいサッカーだった。

日曜。
今年はマーラーの100回忌。
ここのところ色々な局でコンサートの模様が流れている。
交響曲は大体もう全部出尽くしたんではなかろうか。
昨日はとうとう8番。
いわゆる「千人の交響曲」だった。
いやあ、映像で見るとそれは物凄い規模だった。
長さも1時間半くらいあったし。
大規模、長く、そして結構激しい。
見ているとバイオリンの弦が切れたりしないものか、とか、
歌い手の声が擦れたり
全く素人の目からだがクラリネットの穴から息がもれて
プヒュってなってしまったりしやしないか、とか、
そういうのが実に冷や冷やさせてくれる。
最後のトランペットなんて、
上の方に舞台みたいなのまで用意されてしまって、
一体どんなプレッシャーだよと思うたびに
見てられないとはこのことだと見ていて思った。
もしかすると最近ネット界で流行の
IPアドレスによる地域制限とかあるかもしれないが、
一応arteのHPで一週間の間だけ見られることになっている。
arte.tv→検索窓で「Symphonie der Tausend」で
出てくるはず。興味ある方は是非。

2011年5月29日日曜日

パラドックス・ドイツ語3

うちにある部屋用フレグランス
‥なんて書くとオシャレだが、要は消臭スプレー、
その注意書きには、
「通気性の良いところでのみご使用下さい」とある。
通気性が良かったらそんなの使わないっての。
大体それなら使っても効果がない。

一応上記の注意書きの根拠としては、
スプレーの中身の成分に可燃性のものが含まれていて、
狭い空間で使うと危険になりうるから、ということらしい。
火であるとか発熱発光体とかには直接噴射しないでくれ、
ということの延長になっている。
これまた単一の原理の無限延長によるパラドックス。

2011年5月28日土曜日

C&Aにて

前に一度でそれなりの出費になる買い物はおっくうだ、
なんて書いたところ、
その後家を出ようとしてズボンを履こうとしたら
ボタンがふっとんだ。

一応言っておくが、太ったんではない。
単なる劣化。
縫いつけてあるタイプのボタンだったので
糸が擦り切れたという次第。

近所のC&Aへ。
ちょっと前、あるいはずっと前に東京にも出来たとか
聞いたが、ベルリンではC&Aはユニクロ並みに
普通に至る所にある。
スーパーをはじめ衣料ディスカウントショップは
値段のラインを切っているので質に疑問がある、
カールシュタットをはじめショッピングモールに
入っているような店は値段が高すぎる。
というわけで丁度いい値段設定がされているのは
自分の中ではC&Aしかないわけで、
いつもここで買っているような気がする。

ズボン15ユーロ。
シャツ(中のTシャツとセット)22ユーロ。

ちなみに今日の写真アップロードは
これまで同様の速度でスムーズに行えた。よし。

2011年5月27日金曜日

2代目クリアファイル

アップするのに異様に時間がかかって、
キャンセル押すか非常に迷ったが、
どうも成功したようなので、喜んでおこう。
再インストール後のIE9は唯一の持ち前だった
速度が失われたような気がするが、
それはセキュリティソフトの関係かもしれないし、
右下に追加で出てきたWindowsのアップデートが
裏で何かやっているのかもしれないし、
そんなわけで写真のアップに多少時間がかかっても
初回初動ペナルティみたいなもんだと思うことにする。
なんだそれ。

↑は昨年MVPを獲得したクリアファイルの2代目。
左が初代。
比較すれば一年でどれだけ酷使されたかが判るというもの。
角とか穴が開いているしね。
2代目は初代より9セント値上がって69セント。

Vistaを(また)入れ直した

「機を見て」と書いたが、機があったのでVistaを再インストールした。
去年12月以来だからまだ半年経ってないや。

取り敢えずネット接続ができる状態まで。
ここに着くまでの段階でWindowsのアップデートと
セキュリティソフトの導入を済ませねばならない。
後者はそれほど時間がかからないが、
前者は驚くほど時間がかかる。
というか、再インストールなんてパッと終わるけれど、
ほとんどの時間はその後のアップデートで
最新の状態まで復帰させることに取られる。


今回の概要。
前回は夜始めてほぼ徹夜になってしまったので、
今回は朝から開始。

ハードディスクのパーティションでC、D2つの
ドライブがあれば、Windowsおよびプログラムを
入れているCドライブだけ入れ直せるのは前回経験済みなので
Cに残っているデータを全部Dへ移動。
まだ5ヶ月、おまけに今回は論文提出直前期間で
ネットサーフィンを大してしていなかったので、
大した量ではなかった。
どちらかというと、色々な所に分散して保存されている
データの収集に注意を払ったかな。
それでも、もしかしたらまだどこかに忘れたデータが
ありはしないか、そんな不安は消えないけれど。


リカバリーDVD入れて、ドライバCD入れて、
様子を見て、1時間か長くとも1時間半で終了。

アップデート、今回は前回よりももうちょっと
効率よくやろうと、VistaのSP1、SP2のパックを
あらかじめダウンロードしておいた。
プリインストールされているのが既にSP1だったので、
片方は無駄になったけれど。

SP2のパックを適用後、セキュリティソフトの導入へ。
実は前からここが怪しいのではと思っていて、
というのも自分が使っていたのは某社が出している
日本語ソフト。それをこっちで買ったパソに代えてからも
継続使用していたのだが、海外製のパソで
日本語のソフトを使うと、大体使えないか文字化け。
ただでさえ動作に融通の利かないところのある
セキュリティソフトなのだから、
むしろ動いている方が奇跡とも考えられるわけで。
そんなわけで、今回は思い切って新しいソフトに移行。

さて、それもダウンロードしてあった。
さっそくインストール‥と、ネット接続を求められた。
ああ何てこった。
そういうことが無い様にとダウンロードしておいたのに。

というわけで、仕方なく、順序を変更。
ネット接続の復旧から。
プロバイダ提供のソフトの最新版が見事機能してくれて、
難なく接続復旧。
今までで初めてのことだったので、逆に怪しむ。
だって、何でパスワード入力なしで繋がるわけよ?
まあいっか、で済ませるしかないけれど。

ネット接続後すぐにセキュリティソフトを入れ、
Windowsのアップデートも済ます。
後者は全然すぐとはいかなかったけれど。
SP2入れた後だってのに89も更新があるとか、
ひとつにまとめて置いて欲しいよ、ほんと。
それを入れ終わるまでに2時間半か3時間。
その後、え、結局、と思われるかもしれないが
IE9も一応入れた。
問題が出ていたヤフーメールのログイン等は無事クリア。
今それでこのブログも書いている。
記事投稿画面に改行箇所が上手く表示されない以外は
特に問題なく、多分投稿もできるだろう。
行間が開いていれば成功。
写真を上げるためのツールバーも復帰している。
これも使えるか次の記事で試してみよう。

2011年5月26日木曜日

ジャバババ

一昨日、サイト巡回中にJavaを使ったところに行って、
ダイアログが止まらないので
ブラウザの戻るボタンで半ば強制的にプロセスを止め
そのサイトから離脱した。
その後IE9が使い物にならなくなった。
 
Googleとかまでは大丈夫なんだけれど、
そこからどこかのサイトに飛ぼうとすると強制終了しやがる。
ヤフーで言うと、日本にしろドイツにしろ、
メールへのログインが全くできなくなった状態。
IEの自動修復プログラムFix itとか、
それが置いてあるページまでは行けるのだが、
そこからプログラムをダウンロードしようとすると
IEがダウンするので、使えない。
 
IE9→IE8→IE7までアンインストールを繰り返し、
ダウングレードしてみたが改善はしなかった。
そして今またIE9を再インストールしてみてみたものの、
やはりちょくちょくエラー、強制終了、再起動の
コンボがよく出てくる。
エラーのメッセージを見ると、
セキュリティを完全解除すればOKっぽいが、
別に怪しいサイトに行ったりしないとはいえ、
ノーガードでネットサーフィンに挑むとか、
心理的に危険すぎる。
 
Chromeでの巡回は出来るため、
今日は100パーセントこっちでの巡回になっている。
インストール直後から自分の中ではそれなりに
不評だったIE9だったが、これはいよいよ封印するかも。
 
マカフィーのフルスキャンでは問題はないとのことだが、
そもそも最近またVista自体が不調で、
冬に長々と書いたような状態に陥っているので、
これ以上この状態が続くようなら
機を見てまたWindowsの再インストールかなぁ。
めんどいなあ。

2011年5月24日火曜日

ブラートブルスト

いわゆる焼きソーセージ。
そういえば久しぶりに食べたので。

ジャガイモ料理の中では自分は
フライドポテトが断突で好きだ。
スーパーでは1キロ1ユーロくらいからある。
ただ自分でやると、油をもったいながって使わず、
どうしてもカラッとしないというか、
ただ焼いただけになるというか。
そんなわけでたまに店で買う。
店で買うとフライドポテトだけよりも
ブラートブルスト(焼きソーセージ)付きの
方が割安になることしばしば。
フライドポテトだけってのも、なんだし、と。

2011年5月21日土曜日

パラドックス・ドイツ語2

前回の続き。
というか今回の件があったので
前回の話を前置き的な位置づけにして書いた。

前回は日本語が分かるとオチも分かってしまった話。
今回はドイツ語か料理の知識があると先が読める話。

発端は砂糖だ。
ドイツでで普通に生活していると過剰摂取しがちな
ものの1つに砂糖がある。
例えば1カップのヨーグルト(150g)。
これだけで成人男性が一日に必要とする砂糖量の
4から3分の1が取れることになってしまう。
チョコレートは割りと常備食として、
そうやって計算していくと、
ゼリーとかプリンの出番は無い。
だがある時ゼリーが食べたくなった。
そこで、ゼラチンを買ってきて
砂糖を入れずにゼリーを作ればいいじゃないか、
という考えに至った。
どの道例えばレモン味なら甘さなんて要らないかな、と。

さて、買ってきたゼラチン、
その箱の表にはでかでかと「Zum Kochen」なる文字。
zuというのは英語でto、
mが付いているのは英語で言う冠詞theが
zuにくっ付いて短縮形になったもの。
Kochenというのは動詞で「沸騰させる」。
例えばA zum Kochen bringenという
料理レシピ頻出の表現がある。
bringenはこれまた英語にもbringがあるので
容易に想像がつくと思うが、
これは「Aを沸騰させる」という意味である。
例えば水、牛乳、等々。

そんなわけで、自分は上の「Zum Kochen」を
「要沸騰」とか、そんな意味で受け取った。

さて、実際調理の段階になって、
箱の裏に書かれた詳細な手順を読んだところ、
裏面には逆に「NICHT zum Kochen bringen」とあった。
nichtはnot。
それも大文字で強調してある。
さて、どっちが正しいのか。
丁度3袋入りだったので両方試すことにした。
あ、ちなみにパッケージには2袋入りって書いてあった。

まず沸騰させてみた。
料理の知識がある人はすぐ分かると思うが、
ゼラチンは沸騰させてしまうと固まらなくなる。
一昼夜置いてレモン水のままだったので
調べてみたら、そんなことが書いてあった。
澱粉のように糊化・老化で固まるのではなかった。
失敗。

次に全く沸騰させずにゼラチンを溶かしてみた。
どうも水の温度はただゼラチンを溶かしやすくするため
だけに上げる必要があるようだし、
買ったゼラチンは水に普通に溶けていたので。
これはそういうものなのかもしれないが、
ただ前回、作っている段階からして
あまりに今後固まる気配のないほど
水っぽかったので、今回は2袋使った。
1袋に対し500mlの水を使うので、
大量のゼリー(水)が出来上がってしまう。
最初の日からそれなりに間を空けていたとはいえ、
最初の500でもう結構飽きていたので、
残り2袋一気に使ってしまいたかったというのもあった。
固ければ固いでもいいではないか、もうこの際。
さて結果。
このブログの過去記事を記憶している人は
これまた既に勘付いているかもしれないが、失敗。
やはり一昼夜置いてもレモン水だった。
何が原因かというと、
ゼラチンは冷やさないと固まらない。
うちには冷やすための冷蔵庫がない。
一度目の失敗の後、「ゼラチン」「固まらない」とかで
検索した結果出てくる記述は沸騰に関するもの。
日本人にしろドイツ人にしろ冷蔵庫は前提なようで、
それが無くて冷やせなかったから失敗というのは
あまりない話なのだろう。
自ずと検索にも引っかかりづらくなり、
自分も検索ワードをちょいちょい変えつつやって
少しして出てきたという感じだった。

というわけでレモン水を1リットル飲んだという話。
‥ではないよ。
「Zum Kochen」の種明かし。
Kochenには「沸騰させる」以外にもう1つ意味があって、
「調理する」、英語のcook。
だからパッケージ表の「Zum Kochen」は「調理用」の意。
(ということは裏の意味は「調理に用いるな」?(笑))
そんなわけで意味が異なるのに(あるいは、異なるとはいえ)
ポジティブな命題とネガティブな命題に同じ語句を
使ったことにより生まれたパラドックス。
日常言語におけるシンタックスとセマンティックスの混乱とも
言えるが、シンタックスの解釈、あるいはそこに
何らかの語であれ記号であれを用いるに際して、
まさにそのほんの一瞬に実はセマンティックスによる
判断が介入しており、そして記号はその使用以外の
何物でもなく‥云々、よくある話。
だがかじったことのある人には当たり前すぎ、
かじったことの無い人には何か小難しい話をし出した、
とかなって、結局誰の目にも余るものとなる前に、
この辺で話を切り上げようか。

2011年5月20日金曜日

ケフテ

近所のケバプ屋は、2軒あるが、
2つとも店の名前は「ケバプ屋」ではなく、
この「ケフテ屋」である。

ケフテとは?って人にはWikiを‥
と言いたいところだが、日本語の記事がなかったので、
ドイツ語のところからちょいちょい掻い摘んで説明。

まずは早速解体から↓。
ベルリンのケバプ屋・ケフテ屋で
「ケフテくれ」って言うと、
皿で頼まない限りは上の様にパンに挟んだものが来る。
写真上部に見えるスティック状の肉が本来の意味でのケフテ。
本当は肉団子状なのらしいけれど、
パンに挟むのに適したスティック状のしか見たことはない。
羊あるいは牛(もしくはそのミックス)のひき肉を焼いたもの。
トルコ料理では何ちゃらケフテというのが何種類もあるらしい。
そして地域によってバリエーションを変えながら、
西は北アフリカ、南欧から東はインドに渡る地域まで
広く親しまれている料理なのだそう。

ちなみに近所のケフテ屋では、
6スティック入りが2.5ユーロ、
9スティック入りで3.5ユーロだった。

2011年5月19日木曜日

窓の斜め下

自宅の隣に新しくパン屋が開店。
個人でやっているタイプで、
値段が物凄く安い。

下がアップルパイ。
上がシュトルーデルと呼ばれるやはりパイ包みのパン。
中にトマトのペーストが入っているので、
トマーテンシュトルーデルという。
自由大のカフェでも売っていて、
そっちだと1.85ユーロ。
この店だと1.2ユーロ。
さらに最近見たところ、看板に2つで1.3ユーロになっていた。
もちろんそれ以外の普通のパンやケーキもある。
さらにはちょっとした料理もあるようだが、
詳細はそこまでは今のところまだ不明。

2011年5月17日火曜日

Chromeとファイヤーウォール:エラー136

今日Google Chromeを立ち上げたら、
インターネットに接続できない、と言われた(エラー136)。

IEその他は別に何ともなく繋がる。

ふと昨日のことを思い出した。
普段はIEでサイト閲覧しているのだが、
昨日は切り替えるのが面倒で
Chromeのままサイトを巡回していた。
そこでJavaだかActive Xを踏んで、
その時マカフィーから警告が来た。
許可する、一回だけ、ブロック云々というよく出るやつ。
「プログラムにアクセスを許可するか」って、
そのプログラム「が」アクセス「する」のを許可、
の意なんだろうけれど、
プログラム「に」(外から誰かが勝手に)
アクセスできるのを許可するのか否か、
と受け取れなくもないというか、
プログラムの種類によっては(たとえばWindowsの
アップデートで既にどのアップデートが適用されているか
調べるときとか)むしろ後者の意なんじゃないか
と思っているわけ。

で、昨日も何も考えずブロックした。
そうしたらさっきマカフィーの設定を調べて分かったことだが、
どうもChrome自体がインターネット接続を
ブロックされてしまったらしい。
IEの場合、少なくともこれまでは、
当該サイトのJavaなのかActive Xなのか、
ともあれそれだけがブロックされるだけで済んでいたのに。
Chromeのセキュリティがしっかりしすぎなのか、
ちょっと前にマカフィーがパソコンの再起動を要する
更新を行ったが、それが原因だったのか、
どっちなのかは分からないが、
マカフィーのファイヤーウォール設定を
弄ったのは初めてだった。
こんな一覧になっていたんだなあ。

セグウェイ軍団を見かける


博物館島への橋のたもとに看板が出ていて、
簡単な教習を受けた後、セグウェイに乗れるのだそう。

この日もまた、そんな一団が窓の下を通って行った。

決定的瞬間を収めるというのは中々難しい。
常にカメラを出しているわけでもないし。
橋の向こうからこっちに来るのが見えたから
今回はちょっと準備する時間があったものの、
それでも上手いタイミングでシャッターを
切れたとは言いがたいなあ。
被写体を追いすぎて壁に被ったり、
丁度道に立っているポールに被ったり。
難しいもんだ。

2011年5月16日月曜日

「もう一度登場」

多分既出の熊だと思うので。

さっきの写真を撮ったところの熊。
ああ、それで水中メガネ。

水際


ベルリン大聖堂のこっち側は
川に接していたのだということを今更ながら知った。
よく知ったところでも
改めて歩いてみるとまだ発見することがあるなあ。

2011年5月13日金曜日

ついでに写真も上げられるか試験

ウンター・デン・リンデンを歩いた時の話の続き。
ベルリン大聖堂前の橋。

タイトル:
「今日のお夕飯は鳥のもも肉よー」

いや、芸術作品って何であんなに
変なタイトルのものが多いんだろうね、
とこの前思ったもので。

ブロガーのメンテが終わったようなので

今朝の段階ではここブロガーがメンテナンス中だったらしく、
新しい記事を書くことができなかったのだけど、
今、どうやら書けるようになったのかな。
この記事を使って試してみよう。

ちなみに近況。
今日、論文審査委員最後の一人に論文を渡し終え、
無事全員に行き渡らせることが出来た。
提出から一ヶ月かかった。
ドイツの教授たちは皆忙しいのでこんな感じになるわけ。
一ヶ月間何となく落ち着かない気で過ごしたが、
全員に渡し終えてもそれだけ時間が経ってしまうと
達成感も何もあったもんじゃないな。
これはもちろん、最大最後にして唯一とも言うべき
口頭試問が後ろに控えているからでもあるのだろうけれど。

そして現在は評価待ち。
評価は提出から3ヶ月以内に出さねばならないという規則がある。
主査の教授は今もう一本博論を読まねばならないから
もう少しかかると言っていたけれど、
そんなわけで時期は大体予想が出来る。
おそらくはそれとともに口頭試問の日程が決まるのだろう、
とは自分の予測。
評価を出すときに主査・副査の教授が
話し合いを持つはずなので、
その時日程の取り決めも一緒に行うのでは、と。
それだと一度で済みそうなので。

それ以外であと自分がすべき仕事は
口頭試問用の要約作りとその原稿作り。
これはそれほど時間はかからないだろう。
だが論文を提出してからというもの、
いや、提出を終えたからなのかもしれないが、
色々な人からその人や別の人の研究を
話してもらえる機会が何故か増え、
今ちょっと色々と勉強中。
提出直前は別にしても、提出前より
忙しくなるってのは本当にどういうことだ(笑。

2011年5月10日火曜日

人間か人形か

先週のある日のこと、
その日はまずちょっと自由大の方に用事があって、
その後フンボルト大での講義のため
市内中心部まで戻ってきた。
 
自分の脳内地図によると、
その講義が行われているところまでは
ブランデンブルガー・トア駅で降りても
フリードリッヒ・シュトラーセ駅で降りても
さほど距離は変わらないはずだった。
そんなわけで一駅手前の
ブランデンブルガー・トアで降りることにした。
 
そこは旧駅名ウンター・デン・リンデン。
文字通りの通りに出るので、
そこをアレクサンダープラッツの方へ
行けばいいだけだったのだが、
うーむ、思ったよりも距離があった。
脳内地図をちょっと補正した。
 
道中、こんなの↑を見かけた。
誰も気にしていなかったが、
これは果たして人間か人形か。

最初は人形だと思って通り過ぎた。
少しすると人間だったかもしれないと
思い返し、写真を撮りに戻った。
写真を撮ってみるとやはり人形だった。
しかしその写真を改めて見てみると、
人間ではなかったか、
との思いが再び湧いてくるのだった。

そして長い道草へ。

2011年5月9日月曜日

パラドックス・ドイツ語1

これは多分まだ書いていなかったはず。

必要前提知識:
・Ja‥「はい」、英語で言うところのYes。
・Nein‥「いいえ」、英語で言うところのNo。

だいぶ前になるけれど、電車に乗っていた時の話。
向かいの席にベビーカーを引いた男性が座っていた。
ベビーカーの中の赤ちゃんの年は
言葉を話し始めたばかりといったくらい。
その赤ちゃんが手にした玩具だったか
食べ物だったかを振り回し始めた。
父親は「Nein! 」(=「そういうことをしては駄目だ」)と言った。
赤ちゃんは「Nein‥」と父親の言った言葉を反復した。
それに対して父親は「Ja」(=「そうだ」)と言った。
赤ちゃんは困った。
自分の行為が正しいと言われているのか、
間違っていると言われているのか、
いわゆる決定不能に陥ったわけである。

こうして文脈次第ではあるが、
ドイツ語ではたった3語でパラドックスを
起こせるこということが実証された。
一番最初のNeinが相手の行為に対する言及であるのに対し、
最後のJaがその前の相手の発言に対する言及であり、
言及している対象がそれぞれ異なっていることから
このパラドックスは生じている。
だからちょっとよく見てみれば分かるように
これは厳密にはパラドックスではない。
少なくとも容易に回避可能である。

だが「容易」かどうかにはいささか留保がいる。
というのも、上では確かに状況を分かりやすく
するために幾分敷衍して発言を訳したとはいえ、
日本語はそもそも2つ(言うなれば記述のための言語と
行為遂行のための言語)を分けている。
「1+1=3」は「正しくない」のであって、「ダメ」ではない。
トラックが来ているのに道路に飛び出そうとしている子供は
正誤云々より「ダメ」と言って留める。
だがドイツ語ではどちらもNeinである。
英語でもNoだろう。
そして自分の知る限りと推測では、
ほぼ全てのヨーロッパ系言語でもそうだろう。
「容易」なのは実は日本語を使う人に
とってだけの話なのかもしれない。

中学以来というもの、
「Yes」は「はい」、「No」は「いいえ」
と教えられてきはしたが、
実はそれほどきちんと対応してはいない、
とか何とか話はいくらでも広げていけそうだが、
そろそろ締めの言葉を見失ってきたので、この辺で。

2011年5月8日日曜日

何気ない交通ルール

慣れてしまっている人にはちっともだが、
慣れていない人にはもしかすると何か発見があるのかも。
今回はそんな話。

まずは↑から。
ドイツの自動車交通は右側通行。

この右側通行は車に限ったことではなく、
Sバーン、Uバーン、路面電車等も。
もれなく、と書きたいところだが、
全部の路線をチェックしたわけではないので。
ただし例外があったら発見もの。

自転車も基本は右側通行。
ただ自転車なのでもちろん
あくまで基本的には、である。

これがベルリンの横断歩道。
両サイドの境界が記されていて、
その間が横断歩道。
だからこの細いところを歩けという意味では決してない。
日本のとは逆の書き方とも言える。

2011年5月7日土曜日

ベルリン工科大・北キャンパスのメンザ

自分の家からすぐ目と鼻の先、
工科大の北キャンパスにはメンザ(学食)がある。
ここは昔はカフェテリアのような簡易バージョンしか
なかったのだけれど、気が付いたらいつの間にか
大型のメンザに改築されていた。

まずは入ってすぐのカフェ。
コーヒー各種とちょっとしたパン類
(バゲット、マフィン、ドーナツ等)
だけならここで手っ取り早く買える。
前の春休みは結構お世話になった。

上の階が学食の本体。
モニターに今日のランチの内容が書かれているので
皆それをチェックしつつ上へ向かう。

学期が始まってからというもの、
平日は混むは混むは。特に昼時は。
この日もてんやわんや。
写真はそうした人の列と人ごみを映したつもりだったが、
改めて見てみるとうまく表現できていないなあ、と。
なので活字で。
とにかく混んでいた。

これもそういう混雑の様子を映したはずだったんだけど。
やはりあまり伝わらないかも。
何となく雰囲気を感じ取って頂いて、ということで。

ここのキャンパスこんなに人が居たかなあ、
とさえ思うほどの大盛況っぷりで、
もちろんメンザを諦めて街へ向かう学生も。
そうした学生で各ケバプ店も混雑、
及び列を作るほどの賑わいになっていた。

2011年5月5日木曜日

ホワイトチョコレート

ホットチョコレートのホワイト版。

ちょっと類似でよくスーパーで見る
ホワイトカプチーノとかだと、
ただちょっと牛乳で色を薄めたようにしただけで
ちっともホワイトチョコの味がしないのもある中、
これはきちんとホワイトチョコレートの味がする。
自分の中では最近のヒット商品。

2パック(1パック10袋入り)+板チョコ付きで3ユーロ。
自分が買ったときは、そのスーパーで
ここの会社の製品が全品レジで2割引きの
期間中だったため、もう少し安く入手した。

もうすぐ切れるが補充するかどうか現在検討中。
味的には全く問題ない、というかむしろおススメ。
ただ1パックずつで売っていないタイプ。
一度にお金を使うという使い方にすっかり
躊躇いを覚えてしまっているなあ。
服とか靴とかが代わり映えしないわけだよね。
カバンなんて日本から持ってきたものを
大学時代から合わせて10年くらい使っているんじゃないかな。
財布もそうだ。
黒革がもう青(白)くなっているからね(笑。
ドイツ製の財布への信用がないもので。
根拠は全く無いので誤解無く。

3ユーロだったらちょっと食費が浮いた日にでも、かな。

そして記念教会の隣に


‥置かれた謎のオブジェ。

昨日のコンクリ固めの記念教会と合わせて、
なんともチェルノ‥な話になりかねなかったので
2ヶ月伏せていた写真。
いや、全然関係ないんだろうけれど。
この写真も震災前のだし。
ただ文脈とタイミングってのがってことで。
ピッチニ‥げふげふ、とかの「芸術作品」と
比べればまだマシ‥なのかも?

一応これ本体について書いておくと、
結構人気だった。
常に誰かしら人が写真に撮っていた。
下の写真にも写っている通り。
そんなのはベルリン大聖堂周りくらいなもんじゃないかな。
誰か有名な人が作ったとか、そういうものだったのかな。
特に何も書いていなかったように思うけれど。

2011年5月4日水曜日

ありし日のカイザー・ヴィルヘルム記念教会




これも3月の写真。
国際学生証を取って、
ハルデンベルク・シュトラーセを通り、
ツォーまで戻ってきて、
駅前の本屋に寄ろうとそっちへ行ったところ、
何らかの違和感を覚える。

あ、記念教会がなくなっている。
‥というのではなく、改修か何かのために
周囲を↑のように囲っているのだった。
一瞬新しいビルに置き換わったのかとも思ったが。
ツォー駅は自分にとっては主に通過駅なので
これがいつからこうなっていたのか、
はたまた今(5月)もこういう状態なのかは掴めていない。
短期間の間だけこうだったというなら
それはそれで貴重な写真になるかもしれない(笑。

一番下。かつての名残(笑。

2011年5月3日火曜日

ツォー駅前の新ビル

目下鋭意建築中。

といっても↑は3月の写真なので、
今はもっと(もう少し?)出来ているだろう。

ツォー前にまだこれだけの土地があったというのも
驚きだが、そこに建てようと思うのも驚きだ。

2011年5月2日月曜日

ハルデンベルク・シュトラーセ





‥にあった建物や石碑等をまとめて。

この先、エルンスト-ロイター・プラッツのすぐ手前で
バルザックコーヒーの前を過ぎるように曲がった先に、
以前ちょっと触れた哲学書の専門店がある。
そのときは一般書籍の取り扱いが増えたことを
言っていたと思うが、この前ちょっと用事で行った時には
前の様に哲学書専門店に戻っていた。
残念ながら今回は探していた本は5冊とも在庫もなく、
取り寄せもきかないとの回答だったが、
何かあったらまた今度行こうかな。

2011年5月1日日曜日

ドルトムント優勝おめでとう

書いたことと反対のことが起こるという
このブログの面目躍如で、
見事ドルトムントが今季ブンデスリーガ優勝を果たした。

ドルトムントが勝ってレバークーゼンが負ければ
優勝が決定するのだった。
今節のドルトムントの相手、ニュルンベルクは
それなりに恐い相手だと思っていたし、
一方レバークーゼンはケルン相手に確実に勝ってくると
思っていたので、優勝条件とか考えてなかったな。

監督のクロップはマインツが昇格してきたときに
いわゆるマインツ旋風を起こした人物。
その後テレビにCMにと引っ張りだこになったが、
まさかマイスターシャーレを手にするほどの
手腕だったとは思ってなかった。
いやいや、おめでとう。

そして今年のドルトムント優勝に関し特筆すべきは
スカウトとクラブの首脳陣だろう。
香川もそうだが、それ以外にも
バリオス(前所属はチリリーグ)、
レヴァンドフスキ(前所属はポーランドリーグ)、
グロースクロイツ(前所属はブンデス2部と3部を
行き来するアーレンというクラブ)、
ゲッツェ(ユースから上がったばかり)、
こんな感じで、言ってしまえば、
どこに居たんだこんな選手という面子がズラリ。
数年前に優勝したときのヴォルフスブルクの
メンバーもこんな感じだったし、
もっと前で、さらに有名な例を挙げるとすれば、
「銀河系軍団」とか言われていた頃のレアルを
相手にしていた時のバルサもそうだったし、
チャンピオンズリーグで並み居る強豪を
次々撃破していたデシャン下のモナコもそうだったが、
いかにチーム戦術にとって機能する選手を
そろえる事ができるか、という点で、
今季のドルトムントは頭1つ抜け出ていた感がある。
そういう選手を世界中から集めてきたスカウト陣と
それにゴーサインを出したクラブの経営陣は
本当にいい仕事をしたと思う。
素晴らしいね。

工科大メンザ

誰がどこから見てもはっきりメンザだと分かる
ベルリン工科大のメンザ in ハルデンベルク・シュトラーセ。
ここの中にある旅行代理店の出張カウンターみたいな所で
国際学生証を発行してもらえる。
中の様子は(外見とは違い?)かなりモダン。
カフェバーだかカフェテリアだかも2つか3つ、
何でこんなにあるのか、というくらいあって、
かなり便利な場所だという印象。

ツォーからちょっと歩かないといけない、
バスを使うとしても、待ち時間の方が
長くなりそうな微妙な位置にある。
工科大生あるいは近所に住んでいないと
なかなか行かないかなあ、と。
自分の場合、そもそも同じ工科大のメンザ、
かつ大抵のものがそろうところが、
自分の住んでいる部屋のすぐ目の前にあるわけだし。