先週のある日のこと、
その日はまずちょっと自由大の方に用事があって、
その後フンボルト大での講義のため
市内中心部まで戻ってきた。
自分の脳内地図によると、
その講義が行われているところまでは
ブランデンブルガー・トア駅で降りても
フリードリッヒ・シュトラーセ駅で降りても
さほど距離は変わらないはずだった。
そんなわけで一駅手前の
ブランデンブルガー・トアで降りることにした。
そこは旧駅名ウンター・デン・リンデン。
文字通りの通りに出るので、
そこをアレクサンダープラッツの方へ
行けばいいだけだったのだが、
うーむ、思ったよりも距離があった。
脳内地図をちょっと補正した。
誰も気にしていなかったが、
これは果たして人間か人形か。
最初は人形だと思って通り過ぎた。
少しすると人間だったかもしれないと
思い返し、写真を撮りに戻った。
写真を撮ってみるとやはり人形だった。
しかしその写真を改めて見てみると、
人間ではなかったか、
との思いが再び湧いてくるのだった。
そして長い道草へ。
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