復活祭で大量に仕入れた卵をどう消費するか、
というのがこの時期の一般家庭における課題となる。
したがってテレビでも色々な番組が
種々の卵料理の作り方を取り上げる。
自分は「ガリレオ」というこっちではちょっと有名な
情報番組(?)をこの前たまたま見ていた。
各国の卵料理の作り方をやっていた。
ドイツの伝統的な卵料理、
それは卵inマスタードソース。
‥ん?ただ卵にマスタードかけただけじゃねーか。
いやいや、きちんと作るともう少し複雑ではあった。
でも基本はやっぱマスタードかけただけなんだなあ、これが。
ドイツの伝統料理って結構そんな感じで困る。
何ていうか、普通、なんだよね。
あ、え、これが伝統料理だったんですか、みたいな。
そんなわけで、ドイツの料理って何があるの、
という質問に回答するのは非常に困る。
何年もこっちにいるが、いまいちこれってのが
未だに挙げられない。
Wikiとかで「ドイツ料理」って調べてみてほしい。
多分多くは家庭で一度は作ったことがあるもの
ばかりなのではなかろうか。
そんなわけでドイツに長いこと住んでいながら、
イタリア料理名とかトルコ料理名の知識だけが増えていく。
前置きは長かったが、アイラン↓もその1つ。
これはトルコの飲み物でヨーグルトに水と塩を加えたもの。
ケバプ屋をはじめトルコ料理屋やトルコ系のスーパーに
行けば必ず置いてあるものなので
前々から気にはなっていたが、
ずっとただの水だと思っていたのでスルーしていた。
この前スーパーで見かけたとき
「ヨーグルト」の文字が見えたので
試しに買ってみた、という流れ。
何て言ったらいいかなあ、これは自分にはダメだった。
ヨーグルト自体酸味があるわけで、
なのに塩を加えてしょっぱくしてある。
プレーンヨーグルトに砂糖と間違えて塩を入れた味。
元々は塩を入れて保存が効くようにしたものらしい。
その知恵はリスペクトするとしても。
自分の家に砂糖がなくてこんなに困ったことはなかった。
最終的にはホットチョコレートの粉を混ぜて飲んだ。
いや、むしろ呑んだ。
初めて飲むのがお店ではなく本当によかったよ。
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