2011年4月15日金曜日

ファラーフェルとかファラフェルとかいうものとケバプ競争

ファラーフェル、Wikiの日本語版の見出しはファラフェル。
どんな食べ物かと言うと、これまたWikiの引用で、
「水にもどしてから磨り潰したひよこ豆かそら豆、
またはその二つを混ぜたものにパセリやコリアンダーと
様々な香辛料を混ぜ丸めて揚げたもの」なのだそうだ。
もっと簡単に言うと、「ヒヨコマメまたはソラマメから作った
コロッケのような中東の食べ物」、これが的確。
 
ベルリンでは丁度ケバプのような感じで、
屋台やファラーフェル屋で食べることが出来る。
ケバプの肉をコロッケに代えるだけなので、
ケバプ屋がファラーフェル屋を兼ねていることもある。
値段も大体一緒。
 
デュルム‥と言っても伝わりづらいかもしれないので、
ブリトーと言ったほうが分かりやすい?
そんな薄皮の生地に筒の様に包まれて、
上のような感じ。
ちなみに家に帰る道中で半分食べてしまったので、
上の写真は食べかけ。
 
そのまま食べれば手も汚れず、
実に素晴らしい食事なのだが、
今回はブログに乗せる写真を撮るため解体。
この野菜の上に乗っかっているのが
定義上のファラーフェル。
ベルリンでは普通こうした生地か、
ケバプ用のパンに挟まっているので、
それをひっくるめてファラーフェルというのが
一般的だと思う。
 
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ここからはうちの近所のケバプ事情について。
 
自宅最寄駅を出たすぐのところにケバプ屋が
あるのだが、ここは立地条件が良過ぎて、
いつも結構人がいる。
ケバプ1つ2.5ユーロというのもネックで、
というのも自分は普通のケバプなら2ユーロ、
チキンケバプなら2.5ユーロを基準だと思っているから。
 
この値段でケバプを売ってくれていた店が、
一駅行った所にあって、
そこを行き着けにしていたのだが、
ここも1年か2年前に値上げを行い、
それ以来、ちっともケバプを食べない日々に突入した。
 
それが去年秋口くらいに
近所に新しいケバプ屋が出来た。
見事に2ユーロで。
ただ、ここは入り口からカウンターの間に
客席が置いてある作りなので、
こういう店にありがちな、
(常連)客のたまり場を抜けていかねばならない。
何となく入りづらい雰囲気なのだ。
値段のためもあって、いつも結構客がいる、
というのもあった。
 
それがさらに、最近もう一軒隣にケバプ屋が開店。
こっちはチキンケバプが1.9ユーロ。
まさにうってつけ。
さすがにいつも混んでいるが、
上の店と用途を使い分ければ、
結構欲しいタイミングでケバプを買えるようになった。
 
それに加え、別の駅方面へちょっと行ったところに
上のファラーフェルを買った屋台も出現した。
ここは自分の知る限り
もう3回は屋台が出来ては潰れを繰り返している、
そんな立地条件の非常に悪いところなのだが、
その分と言っては悪いが、いつもガラガラで、
行けばすぐに何か食べることが出来る。
 
こうしてケバプ、チキンケバプ、ファラーフェル
の黄金トリオがいつでも2ユーロ以下、
という嬉しい環境が最近出来たのだった。

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