ニュースが暗い(笑)!。
ご存知昨日女子サッカーのW杯でドイツが負けてしまったから。
日本のメディアでは何かあった時に
よく「厳粛」な空気を出そうとするものだが、
ドイツのメディアではスポーツで何かあった後、
この「がっかり感」というか、
もうほとんど世界の終わりみたいな空気を、
作るのではなく、隠し切れないところが面白い。
それが一つの特徴。
日本の女子サッカーは大快挙。おめでとう。
ドイツは過去2大会連続で優勝、
その間クラブチーム単位でも
チャンピオンズリーグを何度も取っていたし、
加えて今回は地元。
正直言って、ドイツは優勝確実だろと
思っていた人が大半だったろう。
まあ、自分もそう思っていたわけだが。
ニュース専門チャンネルでさえ敗因分析とかやっていたが、
自分に言わせてもらえば準備不足。
直前にテレビにCMに雑誌にと引っ張りだこ。
おかげで大会としての盛り上がりには大貢献だったろうが、
チームとしての完成度はいま一つ。
そして高さへの過信。
これは女子に限った話ではなく、
男子サッカーを見ていてもよく聞くことなのだが、
ドイツサッカーでは妙に高さが重視される。
DFなんか上背がないだけで不合格や不安といった
レッテルを貼られてしまう。
チーム平均身長はほぼ必ず解説が出してくる話題の一つ。
サッカーではそこまで高さが生きてくる場面は
それほどないのだが、なぜかこれはドイツ人の「絶対」なのだ。
今回に限っては、日本が直前のイングランド戦で
「高さにやられた」という分析が広がったことも
日本には追い風だったと言えるかと思う。
おかげでドイツは低い確率にずっと賭け続けていたように思う。
沢に気をつけろ気をつけろ、と言い続けていたのに、
結局彼女にやられてしまったところといい、やはり準備不足。
多分だが、勝てると高を括っていたのだろうなあ、と。
そんなわけで予定よりだいぶ早めの敗退になってしまった。
日本女子は、ドイツを倒せるくらいなら
優勝の可能性は結構あると思う。
ここまで来たら取ってやろうってくらいの気持ちで。
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