2012年6月10日日曜日

ユーロ2012開幕

心なしか昨日から大学や図書館に人が居ない(笑。
街もざわめきつつある今日この頃。
 
昨日はポーランドが香川の元同僚レバンドウスキーで先制、
前半にギリシャから退場者が出て、
このまま行くかと思いきや、
04年を彷彿させるギリシャの尻上がりの押し上げによって
引き分けへと持ち込まれるという、
これもちょっとした波乱な展開。
 
その後の試合ではロシアがチェコを圧倒。
ロシアの中盤が強くて笑った。
相手のディフェンダー2人を薙ぎ倒したとかあったな。
チェコはどうしてこうなった。
ちなみにドイツの実況はチェコというより
そのキーバーのチェフのことばかり言っていた。
バイエルン-インテル戦をまだ根に持っている模様で。
 
今から半時間後にドイツの入ったB組の試合が始まる。
ドイツはオランダ、ポルトガル、デンマークと同組。
今大会のいわゆる「死の組」。
 
ドイツに関しては初戦がポルトガル、
次戦がオランダで最後がデンマークと、日程的にも厳しい。
ポルトガルやオランダは勝てない相手ではないが、
引き分けたりそれこそ負けた場合には
デンマーク戦で勝利が絶対条件になってくるだろうから。
予選ラウンドでキツい組に入って、
かつ第三戦で休めないのは決勝ラウンドで絶対響いてくる。
 
さて、ドイツのメディアで言われていたことは主に3点、
ワントップをクローゼにするかゴメスにするか、
シュバインシュタイガーは起用できるか、
ラームは左右どちらでの起用になるのか。
 
ワントップ…どっちもどっち。
クローゼはさすがにもうお役御免ではないか、と思う。
が、他にワントップを任せられる人材がいないのも確か。
ゴメスをスタメン起用でいいと思うが、
そのゴメスはバイエルンに行ってからというもの
「スーパーマリオ」ではなくなってしまった。
得点は記録の上でこそ上々だが、
値千金というか重要な場面でのゴールはあまり記憶にない。
 
シュバインシュタイガーがダメでもクロースとかいい選手はいるが、
ここはまだシュバインシュタイガーに頑張ってもらいたいところか。
それよりポドルスキーでなくロイスを使うかどうかで
レーヴは優勝を狙っているのか手堅く2位を狙っているのかが
分かるのではないかと思う。そっちの方が個人的には重要。
 
ラームは左サイドでの起用になるという話だ。
正直言えばどちらのサイドでも起用しないのが正解かと。
ラームの守備はいつも冷や冷やさせられるからなあ。
守備面で言ったらキーパーのノイアーももはや神ではない。
 
そんなわけで一番頭と尻の部分に不安を抱えるドイツ代表。
優勝の可能性はどれくらいだろう。
実は結構予選ラウンドで敗退の可能性もあるわけだが、
ここをどれだけ楽に通過できるか、がポイントになってくるかと。
ここを越せば後はスペインだけ。
僕は今大会はスペイン優勝はないのではないか、と思っている。
根拠はない。実力はトップだと思う。
でも前回のユーロ、W杯と立て続けにタイトルを獲って、
さらに今回も、とはさすがに難しいのではないか、と。
ただそれだけの理由で。
ただドイツの方というかレーヴがスペインとどう戦おうとしているのかは、
その過去2回の戦いで明らか。
勝ちに行くという戦い方はあくまでもしないようだ。
そうなると3度目の正直より2度ある事は3度あることに
なる可能性の方が高いのではと思う。
挑戦なくして3度目の正直もクソもないだろう。
スペインが途中どこかで躓いてくれた場合に優勝、かな。
それも何かなあと思うので、
フランスとかイギリスにもチャンスはありそうな雲行き。
そしてダークホースが出てきてくれると大会としては面白くなる。
ロシアはそれになることが出来るか。
そんなところかな。

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