2011年11月25日金曜日

じゃねーか

コートを着るようになったら日本人に間違われるようになった。
いや、日本人だけど。
判断基準は服装?、と。
今着ているコートは本当は安い。
安いがスーツにも合う、をコンセプトに選んだので
高そうに見える。そのせいなのだろう。なのだろうけど。
普段の格好だと絶対中国?韓国?と聞かれ、
なぜ日本が出ないんだ、と多々経験してきたが、
考えてみると酷い話だ。
 
昨日鉄道検札員に出くわしたおかげで
推定この1週間で3度目ということになった。
このブログチェックしてんじゃねーのか、
というくらいタイミングが良すぎる。
でも昨日は子供たちが遠足だったらしく、
大量に電車に乗り込んで
検札員の通り道を塞いだので
自分のところに来ることはなかった。
ドイツの子供たちは頭がおかしいくらい
喋りまくって騒ぎまくっているものなのだが、
たまには役に立つじゃないか。
 
自分の副査の教授というのはちょっと破天荒な人で、
真っ赤なキャップをかぶっていたり、
リュックを肘担ぎ(?っていうのかな、
今は知らんけどちょっと前だと高校生が
セカバンを背中に担ぐようにしながら、
でも何と言うかだらしなく両肘に引っ掛けて担いでいた
ことがあったと思う。あれ)しているし、
講義にはアロハではないけど花柄のワイシャツだし。
そんな教授の下に集まってくる学生も結構個性的だったりする。
個性的な子は後ろの方に座りたがるもので、
自分も後ろの方に座るので、
何かそこに混ざっているような感じになる。
一番後ろとはいえ教授の真正面の席で
講義中毎回横になって寝るやつとか、
ターバンを巻いて海賊みたいなやつとか。
別にお互い話したりしないのだが、
教授や他の学生たちには「後ろのやつら」と
カテゴライズされているのは何となく空気で分かっていた。
この間講義が早く終わって残りを質問タイムに当てたとき、
教授がその「後ろのやつら」の中から
自分の方に君、みたいな手振りをやったので、
皆が一斉にこっちを見るという事態が起こったのだが、
そのとき、ああ、やっぱり自分もその一派に
数えられているのだと確信したのだった。
今度からは前の方に座ろうかな‥。
その教授からの論文評価が来週月曜に来ることになっている。
さて、どんなことになっているやら。
というのも、いでたちはどうあれ、
この教授はかなりきっちり、細かく、丁寧、
要は精緻に読解・分析するタイプ。
何言っているか分からんとかバッサリ言われているかも。
そうだったら笑うしかないな。

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