今日は別の人が博論の口頭試問をするということで、
その見学に行ってきた。
どんなことをするのか主に心の準備のために。
前にも書いたが、博論の口頭試問は
基本的に見学自由。
3時開始とのことだったが、
そもそも人が来たのは15分くらいした後で、
なおかつそれから何かの準備とかってことで
一度外に出される。
で、始まったのは3時半くらいだったと思う。
それから当人による論文の概要説明、
一応20分くらいが目安となっている。
A4の紙1枚両面の話を30分くらいで話した後、
参加している教授陣5人それぞれから質問。
順に質問していったようで、
合間に何か言ったり、
論文とは関係ないという前置きで、
教授が自分の所見を述べ、
それに対する意見を聞く等、
結局それぞれ2度くらいずつは
軽く質問していたという感じだった。
終わったのは5時近く。
それから審査の教授陣以外
全員が部屋から出され、
教授陣は合否の相談。
15分くらい後、再び部屋に戻って、
合否発表。
その人は合格だった。
みんなで拍手。
というか、何と言うか、
最初から合格っぽい雰囲気があった。
おそらくはもうそういう合意があったのだろう。
論文自体を見たわけではないが、
話の感じからするに、
コンパクトにまとまって、
「うん、よく書けてる」と言われるような
ものだったことが推測できた。
主査の教授からの一言とともに
終了証みたいなのが渡され、
その人は、この後レストランで一席
(プロセッコをおごると言っていた)
とか話して、むしろそっちが気になった。
え、そういうことする習慣?
さて、自分が確認した限りで、
今週は哲学科だけで
3回の博論口頭試問が行われた。
さらに今度の月曜にもある。
今まで気にしたことはなかったが、
結構開かれている。
中身は、聞いていたもの、
思っていたものと違うところは
驚くほどなかった。
受験の頃の模試を思い出した。
結局のところ、こういったものは
「なんだ、これなら自分の家で
勉強していた方が有効に時間を使えていたなあ」
と思うためにあるものなのだろう、と。
0 件のコメント:
コメントを投稿