要は晴れない日々、晴れても短時間。
日の出日の入りの時刻より
だいぶ日が短いように思われる。
もうコート姿は当たり前になり、
逆に着ていない方が珍しいくらいだが、
自分としてはまだ着ずに粘りたい、
そんな時期。
さて、週末にはポストに、
色々なスーパーやら家具屋やらからの
次週用の広告が入る。
日本だと新聞に挟まってくるのが普通だが、
こっちでは新聞に挟まるのは電器屋の広告くらいで、
それ以外はこうして直にポストに来る。
これらはあまりに多いので、
結構多くの人は読まず手付かずに
そのまま脇のゴミ箱へ捨てている。
ところがベルリン人は安売りに
興味がないかというと、
これは真逆で、多分あり過ぎる方。
彼らはどんな品物が大体どれくらいの値段なのか、
きっちり知っていて、
目玉商品は月曜には売り切れる。
そして店の方も方で、
売り切れた商品の補充をしてくれない。
こうして自分も、逃した品物の何と多いことか。
先週も一つあったさ。
月曜の夜に行ったらもうそこだけ品物がない、
という。
おまけにリントのチョコでも。
リントというのは高級チョコレートメーカー。
スーパーで売られているチョコの中では最高級。
とにかく高い。おもに値段の意味で。
ただ、それに見合って美味しくもある
(中には包装や、チョコ自体の複雑な作りの
せいで高くなっているのではってメーカーもある
わけで。そういう場合、クッキーとかクラッカーみたいな
チョコではない素材がふんだんに含まれていて、
チョコ好き、チョコだけ食べたい自分としては
ちょっと損した気分になる)。
ただやはり高い。
先週から先々週、そのリントのチョコが
色々なところで半額で売っていた。
季節の変わり目だからだろうか。
半額になってもなお高い。
が、半額にでもならなければ
決して買うことはないであろう。
結局2種類買った。
もちろんまったく別々の日に、である。
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