2012年11月19日月曜日

ドイツのお土産

お土産は正直結構悩んだ所だった。
日本はよその国に対し一面的なイメージを持つ傾向があり、
ドイツだとビール、ソーセージとかになるのだろうか、
もちろん間違いではないから、
それに沿ったものを買うのも手だろう。
相手には、ああ、って分かりやすい。
敢えてそのイメージの裏を狙うって手もある。
その場合には意外性とか、
長く住んでいた人間ならではのものが渡せるだろう。
しかし、一時期の旅行ではなく、
長く住んでいると、どうしてもその感覚はなくなっていく。
日本に居て珍しいものもよく分からなくなるし、
ぶっちゃけた話、今の時代、世界のどこに行ったって
よほど極端出ない限り、割と同じものが手に入るような気がする。
 
自分が買っていったお土産は以下のような感じ。
 
・大学のTシャツ。
大学のだったらロゴも酷く誇張されていたりはしないし、
普通のTシャツとして着て歩ける。
Tシャツだったら最悪気に入られなくてもパジャマに使えるし無難。
 
・大学やベルリンの熊のぬいぐるみ
ベルリンは熊林なので。小さい子供に。
熊と言えばシュタイフのテディとか有名どころはあれど、
探していたときはそれほどかわいいのは無かった。
値段も高い。
シュタイフのは、あれはやっぱ大人向けなんじゃないかとも思うし。
ぬいぐるみというかキャラ(?)ものだと
アンぺルマンとかちょっと有名らしい。
確かにショップは常時賑わっている印象。
しかしアンぺルマンの何をってなるとちょっと難しかった。
 
ちょっと高めの何かが欲しいってなら、
ヒューゴ・ボスとかエティエンヌ・アイグナーとか
ドイツブランドはあるが、自分が入れそうなのは
ヒューゴ・ボスくらい。
 
・食べ物

ジャガイモ。
お湯を沸かすだけでOKのこんなやつ。
他にもパスタとかもあり。
シュペッツレとかあの辺り。
住んでる人には値段も分かろうものだが、
実は1箱/袋1ユーロ前後。
安上がり過ぎて逆に見落としてしまいやすいくらいだが、
これでドイツらしいものが食べられるだろう。
 
自分はアルコールは取らないのでビールはよくわからない。
アルコールを送る/運ぶのは面倒な気もする。
ウインナー。あれはやっぱ新鮮だから美味いのだと思う。
スーパーで買うにも要冷蔵。
瓶あるいは缶詰もあるが、
あれは世界中どこでも同じ味な気がするので、
今回はパスした。
 
煮込み料理あるいは鍋(?)が作れる粉。
上のよりさらに安いことはさておき、
これなんかも材料を揃えて、
この粉と一緒に煮込むだけだから
対費用効果抜群と言える。
 
ただ今回失敗したなあ、と思ったのは、
完成まで時間をかけて煮込むよう書かれたものばかり
チョイスしてしまったことか。
10分、15分くらいで出来るやつを選んでおくんだった。
まあ別にいいけど。
 
上のやつもそうだけど、
作り方の表記はドイツ語なんで、
作り方を教えるか書くか、
結局のところ作る際に自分が同席できる範囲に渡すお土産となる。
 

9月ともなればクリスマス用品が出回るので、
これらのようなものもありだろう。
シュトレンにシュペクラティウス。
クリスマスケーキに保存が効かない生クリームを使うとか、
おかしな習慣なんだとか何とか話題にも出来る。
 
後はちょっとしたお菓子。これは何でもよさそう。
一応ポッキーのドイツ版とか、そんなものも選んだりしたが、
どれも特にドイツ固有というものでもない。
でもちょっとした時に出す分には十分、とそんなところ。
チョコレートは解けるかもしれないし、
クッキーは割れるかもしれない、
これくらいだったら割れても解けてもまあ大丈夫だろう、
的なところをチョイス。これは時期にもよる。
 
その他。
本だったらドイツ語が読めなくても見て楽しめるもの、
たとえば風景の写真集とか画集とか。
 
そんなところかな。

成田到着

奇妙な事と思われるかもしれないが特に写真はなし。
遠足は家に帰るまでかもしれんが、
留学は日本に帰るまでなんだ。自分の中では。
特に写真にするネタがなかったってのもある。
やっぱ服の着こなし方は特徴的だな、とは思ったが、
そんなのは街中を見ればいいだけだし。
 
麻薬取り締まりとかのための(警察?)犬の
犬種が少しかわいかった。
 
荷物はすぐに出てきたことだし、
至ってスムーズにスカイライナーに乗り込む。
上野まで。
 
JRの上野駅は高校時代と大学の一時期通った駅。
構造は変わってなかったが、見かけはだいぶ変化していた。
成田にもあったがスターバックスなんかもここにもあった。
でも日本のスタバってコーヒーくれって言っても
それだけでコーヒーが出てこないんじゃなかったか。
注文に独自の暗号を開発したとか何とか。
風の噂だと。
だから素通りした。
 
飛行機の離陸は遅れたのに、
到着はそれほど遅れなかったため、
夕方前には実家に着いた。
 
さて、このブログも終了間近。
次回からはHDDに残った写真の整理。

アエロフロートで快適でない旅

まず最初に言っておかねばならないのは、
この航空券はどういう見方をしたって安いということ。
シンガポール航空とか安さで有名な所と比べたって、
下手したら10万円くらい安いのだ。
それと、しかしだからと言って、以下の話は
安いから悪いものなんだ、という意見を言わんとしているのでもない。
では何なのかと言うと、どちらかと言えば
単に運が悪かったというような話だ。
おそらくは最初の2時間のフライトが良すぎたのだ。
 
第2ラウンド、モスクワ-成田間、9時間の旅は
期待とともに始まった。
今回の飛行機は前のより大型、
45列で2-4-2の座席数。
最後尾の列だけ2-3-2だったっぽい。
その3の所に腰かけた。
やはり3席独占のようだ。
それだけではない。
今度の飛行機にはテレビだって付いている。
前回のより一段グレードアップした設備だ。
もうこれは最高の9時間になりそうな予感がするわけ。
 
それが狂い始めたのは、
そんな自分の元に一人の客室乗務員が来て
こんなことを言いだした時だった。
「すみませんが、ここがあなたの指定の席ですか?」。
当たり前だ。
チケットの半券を出して…
と思ったら人の答えを待たずどこかへ消えた。
仕方がないから後ろの待機室まで行って
その半券を示し、ほらこの通り、と話をする。
 
これで話は片付いたと思っていたのだが、
その10分かそこら後に別の客室乗務員が来て、
自分が座っている席は客室乗務員用のところだから、
場所を移動してほしいと言う。
もっといい席を前の方に用意しましたので、
何て言われたら、え、もしかしてビジネスクラス?
とかとも思ってしまう。
さすがにそんな甘い話はないにせよ、
確かに自分の座っていた席の頭上には
カーテンがかかるようになっていて、
ちょっと雰囲気が違っていることは分かっていたし、
そもそも頼まれたら席を移るくらい普通するだろう。
別に構いませんよ、なんて返事をしてついていく。
 
着いた先はエコノミーの一番先頭の席だった。
それの左側のところ。
ここには前に席がない。
すなわちテレビがない。
暗雲が立ち込めてきた。
(ちなみにテレビは離陸後しばらくして
ひじ掛けの下にあることを見出した。一言説明が欲しい。
下手したら最初に飲み物が来るまで気づかなかった
可能性もあるじゃないか)
 
ちょっと、え、と思ったが、
前に座席がないなら足は伸ばし放題だし、
これはこれで悪くないかとも思うことにした。
移動してきた身なので頭上のキャビネットは埋まっていて、
荷物は少し無理をしないとすべてを席に乗せられない。
どうせスペースがあるのだし、とナップザックは床に置く。
雪のせいで離陸は1時間遅れ。
本当だったらこれが最大の難点になるはずだ。
がこんなことは全く些細なことにすぎない。
離陸直前になって客室乗務員が来て
荷物は下に置くな、と何か今度は命令口調で言ってきた、
ん、要求を聞いたらもうさっきと態度が変わるのか?
まあ、でもこれも軽く流して荷物は席に上げる。
 
さあ、いよいよ離陸だ。
…と客室乗務員が一人来て、自分の前に座った。
そこはそういう席なのだった。しかも向かい合わせ。
結構気まずい。
客室乗務員は足をこっちに伸ばしてくる。
仕方がないから自分は足を脇にずらした。
もうこの時点でだいぶ快適ではない、むしろ窮屈だ。
しかしさらに、しばらくしたら今度はスカートの短さを気にし出した。
その客室乗務員は40か下手すると50歳くらいに見える。

見てねーっつーの。
なんだこの緊張の高め方は。
どうにもこうにもならないので窓の外へ顔をむける。
大雪だと書いたように、外は雲だけ、真っ白の空間。
何も見えない。つまらない。
これをどれくらい続けたのだろう。
飲み物の時間、すなわち彼女が目の前を立ち去るまでだ。
 
その頃にはもう気づいていたことだが、
そこの席というのは脱出口があるところ。
外の空気の音がおそらくだが一番聞こえる。うるさい。
常時ゴーゴーいっている。
これはどの辺に快適さを見つけたらいいものか。
(そんなところからテレビと机の発見につながった皮肉)
 
これは別に機内を移動できたわけではないので
もしかすると他の席もそうだったか知らないが、
心なしかちょっと寒い気もする。
ストレスのせいで体温が下がったのか?うーむ。
 
ここで1つ、飛行機慣れしている人は分かるかもしれないこと。
飲み物、機内食は基本前の方から支給していくため、
小さい子供を連れた親や家族は、
子供になるべく早くそれらを与えようと、
前の方に席を予約することがある。
このフライトもそうだった。
自分の斜め前に相当する最前席には
小さい子供2人を連れた夫婦が座っていた。
子供が引っ切り無しに騒いでいやがる。
いや、とはいえ、こっちはドイツのガキんちょの騒がしさで
耐性あり。これくらいでは動じない。
左に右に色々うるさい。
でも子供は仕方ないのだ。
 
機内食が相変わらず美味しかったことだけが救いだったが、
それを食べる机は小さかった。
収納式の机は座席に付いているやつより一回り小さいようだった。
そして前に何もないといざという時の支えもないので、
結構緊張しながら食べねばならなかった。
 
ちなみにテレビだが、特に面白そうでもなかったが、
それ以上に、きちんと正面に来ない。
背筋を継続的に斜め下に傾けていないといけないので、
割とすぐに見切った。
じゃあ読んでた論文の続きでも…
あ、なんか暗い。
そうか夜の照明を落とす時間か。
電気、この席にはそんなのは付けられない構造の場所だ。
機内が暗くなったらそれに従う他ないのだった。
 
あまり眠れる気もしなかったが、何もすることがない。
寝ようか。
ここでもまた問題発生。
自分の前はスペースが空いている。
ここはエコノミー最前列、すなわち向こうがビジネスクラス。
その間にはトイレがある。
それゆえトイレ待ちの人は自分の前で待つ。
要はひっきりなしに人が自分の前に来るのだ。
おちおち寝てもいられない。
他に出来ることなんていったら
前の多少大きなモニターに映し出されるデータ、
今飛行機がどこを飛んでいるかとか、速さとか、
外は何度かとか、到着までの時間とか、
そういったものをボーと見ているくらいだったが、
人が自分の真ん前に来たらそれも見えなくなる。
 
そうこうしている内に座っている事に飽き出した子供らが
ビジネスクラスの方からこっちに侵攻を開始、
目標は自分の斜め前の子供たちだ。
子供は子供の声に反応する。
それに加え、自分の隣に座っていた女性が、
振り返るガキんちょがいれば手を振って、
こっちに誘導しているのだ。
この人も暇なんだろう。
ともあれこっちに来たって、
席に遊んだりできるスペースなんてあるはずはない。
あるとすればそれは、自分の前だ。
というわけで自分の前の空間が子供たちの遊び場、
そして彼らの親たちの井戸端会議場へと化すのだった。
子供は何でも触りたがる。
脱出口が開かないもんかとこんなに思ったことはない。
 
こんなのが9時間。
 
完璧だったはずの計画はどこが悪かったか。
きっと最後尾から2列目を選んでおけば良かったのだろうか。
今こうやって書いているとそんなことはないが、
この9時間の直後はもう2度とアエロフロートには乗るもんか、
と相当本気で思ったものだった。
次に乗るのはロシア語で皮肉が言えるようになったらかな。

2012年11月17日土曜日

モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港

相変わらず名前が空で言えない空港だ。着いた。
時計も3時間進める。
 
本当は(推定)中心の建物が撮れたら良かったが、
着いたターミナルからはいい角度が無かったので。
ちゃんと空港名が入ってるしそれでご容赦を。
 
ここは2009年に完成したターミナルD。
トイレに寄っている内に人がいなくなってしまって、
どこに行ったらいいかよく分からなくなった。
 


窓の外は大雪だった。
どうだ、こんなにも…と、どの写真も伝わりづらい。
とにかく外は人も除雪車もフル稼働。


停泊しているのはほぼアエロフロートの飛行機。
ここが根城だったのか。
 
撮りたかったと言ったのは、向こうのあの建物。
 
さて、別に迷ったわけでもなく、素直にカウンターに聞く。
いやまあ、目があったら手招きされたから行っただけだけど。
 
パスポートコントロール、
チケットコントロール+身体&荷物検査を通る、
ここの警備は厳しかった。
上から下までボディチェック(タッチ)があったし、
上着もベルトも脱いだし、
ポケットの中身は全部出したし。
 
ターミナルの中は飲食店あり、
免税店あり、お土産屋あり、要は結構普通。
 
建物の中は暖かいので、半袖も珍しくはなかった。
ガラス一枚隔てた外とは大違いだ。
 
乗り継ぎまで5時間くらいあったので、
どこかに入りたかったのだが、
中途半端にユーロが使えるのか分からない。
多分使えるのだと思うのだが、
使えると表記してあるところと表記していないところが
あるので不安になるのだ。
使えないって言われても英語で対応できないしなあ。
その場合どうしたものかと。
 
食べ物も特に何か買おうってのが無かったし、
お土産屋で水だけ買う。
結局2ユーロだけしか使わないとか(笑。
 
ブラブラしている内に次のフライトの時間に。

2012年11月16日金曜日

アエロフロートで快適な旅

ベルリンからはモスクワ経由で成田へ。
振り込み手数料まですべて込で477ユーロ。
ベルリン-モスクワ間は最高に快適だったのに対し、
モスクワ-成田間の酷かった事と言ったら…。
二つとも書いていこう。
まずはベルリン-モスクワ間の快適だった方から。
 
チェックインを急いだのは希望の席を取るためだと書いたが、
それは最後尾の席。そんな評判を聞いていたのだ。
 
一番後ろだと、まずトイレに近い。
人が入っているかどうかも分かりやすい。
次に客室乗務員の待機場所にも近い。
何かあった時にものを頼みやすい。
そしてリクライニングが気兼ねなく行える。
まあこれはそもそもそんなに気にしなくていいことだが。
だが最大の利点は、飛行機は基本的に
前から席が埋められていくため、
後ろの方は空席が出来やすい、これに限る。
 
自分が乗った便は25列、左右3席ずつの
少々小さい飛行機だったが、
ベルリン-モスクワ間の2時間、
一番後ろの左側3席独占だった。
右側も男性が一人で3席独占していた。
 
一番後ろはうるさいという話もあったので、
自分は耳栓なんかも用意していたが
(フンボルト大図書館のロッカーの所にある
あのガチャガチャみたいなやつだ)、
使わなくても全然問題なかった。
 
頭上の荷物置き場に客室乗務員の荷物があったり、
飛行機のコップとかその類の荷物があったりで、
そこは使えなかったのだが、
手荷物なんて自分の隣にいくらでも置ける席がある。
どうせ暇つぶし用のグッズはその手荷物の中なのだ。
 
後は食べ物や飲み物の支給が前から行われていくくらいか。
これは別にどうということもないな。
よほどお腹が減っているとか喉の渇きが我慢できないとか
そういうのでもない限りは。
 
外の景色が見たいなら窓際へ、
食べ物、飲み物が来たら通路側へ、
自在に席を移動できる。
この最初の2時間は自分の選択の正解っぷりに
本当に大喜びしていた。
 
こちらが機内食。
ベルリンからモスクワまではたった2時間、
それだけしか離れていなかったのか、
とそんな事をのんびり思っていたが、
客室乗務員の人たちからすると、
その2時間で飲み物を出し、片付け、
機内食を出し、片付け、とすべて行わねばならない。
ずっとバタバタしているようで大変そうだった。
 
そう機内食。これが結構良かった。
特にパンが美味しかった。
そしてパンの美味さ云々という感想が自分の頭に浮かぶなんて
ドイツ生活が長かったんだと思ったりした。
 
ちなみにドイツからの便だというのに
ドイツ語はさっぱり理解してもらえなかった。
英語と(本当に)適当なロシア語で何とでもなる。

2012年11月15日木曜日

チェックインから搭乗まで

チェックインカウンターでスーツケースを預け、
希望の席を伝える。
言葉で十分伝わったが、一応絵も見せる。
待ち時間に描いてあったのだ。
 
自分は今回ネットでチケットを手配していた。
その時送られてきたEチケットや明細なんかを
印刷して携行していたのだが、
コンピューターの中に全部データはあるから、
そういうのは要らないとか言われた。
そんなもんなのか。
ともあれチケットをもらう。
 
そこからすぐに手荷物および身体検査のゲートが続いている。
ここは毎回引っかかるポイントだ。
いつもは身体の方でブザーだが、
今回は手荷物の方で引っかかった。
ナップザックの中を開けと言う。
引っかかったのは3点、デオドラント、水、アフターシェーブ。
デオドラントは1本までOKだった気がするが、
とにかく駄目だった。
水は100mlまで。
これは知っていたのでペットボトルの中にそれくらいを入れていたが
中身の量ではなく容器で判定されるとのこと。
容器は500mlのやつだったのでこれもアウト。
アフターシェーブは150か125mlの瓶でこれもギリアウト。
これら3点はその場で没収されてしまったのだった。
 
それが終わって搭乗までの時間、一通り中を見て回る。
意外に色々あって飽きなかった。
大体は値段が外より高めなのでお勧めではないが、
お土産とかでここで買えるものもある。
これは覚えておいて次回以降だな。
 
しかし悠長に買い物をしていられるわけでもなかった。
パソコンバッグの中で乾燥材が破裂して
中身が出ている事に気づいてしまったから。
あの小さくて丸い粒々を全部取り除く作業。
 
搭乗手続きはカウンターで向こうの人がゴソゴソやるだけだった。
自分の今のパスポートには渡航記録の欄がない。
全部ICカード部分でやっているのだろうか。
半分以上埋まっている査証欄ばかりである。
 
そしてちょっと待った後でモスクワ行きの便に乗り込んだ。
 


ベルリン最後の写真。
離陸直後はデジカメ含む全電子機器の使用を禁じられたため、
上空からの写真は残念ながら撮れず。
 
ラスト熊。

シェーネフェルト空港へ

ゴミや一応スーツケースに詰めては来たが
要らないものを選り分けていたら、
結局またゴミ袋一つ分になってしまった。
逆に言えばこれだけ荷物が軽くなったということか。
一度捨てに外に出ようと思ったら
鍵がかからないことに気付いたのは前述の通り。
 
ゆっくり身支度を整え、6時にチェックアウト。
駅の幾つかのゴミ箱にゴミを小分けにして捨てる。
 
ポストに届け先変更届を投函。
実はポストが見つからなくて
一度空港側へ渡ったのを戻ったりもした。
 
そしていよいよシェーネフェルト空港へ。
 
途中に便名、時間、行き先とどのターミナル発かが出ている。
そこへ行けばいいだけなので非常に分かりやすい。
自分は正面のターミナルAだった。

 
10時の便なのに何故6時なんかに来ているのかというと、
人の情報でチェックインで時間がかかるから
ギリギリに行くと大変だという話を聞いていたのと、
自分の希望の席を確保したいから。
だが掲示板を見ていると、
シェーネフェルトではどうやらチェックインは離陸2時間前かららしい。
取り敢えず読み終わったら捨てられる紙類は結構持っていたので、
それを読んでは千切って時間を潰す。
荷物があるので外を周ったりとかは考えなかった。
イレギュラーでチェックインが早く始ったりするかも、とかも考えて。
パッと見だが、そんなに何かあったわけでもなかろう。

チェックインカウンターの上に空きベンチが多数見える。
エレベーターで上に行ってみたら、
ベンチは空いていたわけではなく、
みんなそこで寝ているのだった。
そんなことをしている内に2時間はすぐ過ぎた。
 
一応空港の写真だが、まだ光が足りなくて残念な画像。
参考までに。
結局下見に来る時間も取れなかったもので。
デジカメが自動で光を補正しているだけで、
実際にはまだ真っ暗な時間。
「Let it be」の弾き語りが聞こえる。