前に買った4GBのUSBスティック、
それが図書館でコピーしてきたPDFファイルで
一杯になってしまったので、
新しいのを買ってきた。
また何時不調を起こすやもしれないVistaのSPパック等、
バックアップファイルも入れておくつもりで、
今度は8GB、10ユーロのやつを買ってきた。
これを買うとき、ドイツに来て初めて返品交換を経験した。
レジで6ユーロと言われたのだが、そのとき、
1.打ち間違え→得。
2.レジに持っていたのは4GBの方だった→交換。
の選択肢が頭に出て、1の可能性に賭けた。
2でも交換してもらえばいいだけなのだから、
試してみる価値あり、そう思うでしょ?
商品とレシートを受け取って確認してみると、
ああ、やはり、そう上手くはいかない。4GBだった。
それなので早速、間違えてしまった旨をレジの人に伝える。
すると、サービスカウンターへ行ってくれ、と言われる。
例えばレジのバーコードスキャナーを通った後で
財布にお金が無かったことに気づいたとか、
そういう場合、レジでその商品が通らなかったことに
しているわけじゃん?だから今回の場合だって、
自分が商品を渡して、向こうがそこでお金を
返してくれれば、それで手っ取り早く事が済むってもの。
なのに、そういう融通がホント、ドイツでは通らない。
レジに一度入ったお金を取り出せないとか、
そういう事ではなく、単に仕事が違うとか、
そういう話なわけ。
とはいえ、そういう仕組みも体質も、
もう何となく分かっているんだよね。
特に駄々をこねたりはせず、
分かりましたと言って、サービスセンターへ。
サービスセンターでは向こうの人が
すぐに事情を飲み込んで、
パッと書類を書いてくれた。
どうも同じようなケースが結構あるみたいだ。
というのも、自分だってちゃんと8GBのワゴンから
USBスティックを取って来た。
ただそこに4GBのが混ざっていて、
自分はそれを持ってきてしまったという事情。
商品はちゃんと元の位置に戻せ。
パッケージでなるべく汚れてなさそうなのを
選ぶ方に熱中しすぎて、
よもや4GBが紛れているとは思いもしなかったから、
確認不足と言えば確認不足でもあるとはいえ。
そして4GBと8GB、スティック自体もパッケージ自体も
色、デザインともに同じっても紛らわしい。
そうしてどの商品をどの商品と交換するのか書かれた
書類を持って、再び売り場へ戻る。
適当な店員を捕まえて事情を話す。
ここでまた向こうの人が書類作り。
今度はパッとは出てこない書類。
というのも、名前から住所、生年月日まで
色々なことを聞かれたから。
結局この後もう一度レジで差額を払うのだけど、
すなわち交換と言えど、もう一度レジを
通らねばならないわけで、
一体何にそういう情報が必要なのか、
それは今なお分からない。
別に配送とか頼んでないっすよ、
みたいなことも言ってみたが、
理由は聞き出せなかった。
それまでこっちで商品交換をしたことがなかったので
他がどうなっているのか知らないが、
こういう風にやはりちょっと面倒な仕組みに
なっているものなのだろうか。
そして向こうの人が作成してくれた書類、
これには何を何と交換したかと
それに伴って発生する差額が書かれている、
それを持って再びレジへ。
レジで差額を払い、
それを払ったという証明として、
店側と自分が受け取る受領書計2枚にサイン。
こうしてやっと4GBが8GBになったのだった。
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