2011年12月27日火曜日

その他クリスマスをめぐる話題

別にクリスマスだけではなく祝日一般に言えることとして、
テレビ番組が映画だけになる。
下の写真は統一記念日の時の番組表から。
著作権がどうこうという話になると難なので
わざわざ前のやつ。
こんな感じになるんだという参考までに。
 
子供も休みになることを配慮しつつ、
朝は子供向け映画、時間の経過と共に
対象年齢が徐々に上がっていくのが
一般的な構成の流れ。
ただあくまで「祝」日なので、
それほど面白い映画が流れるわけではない。
そういえば昨日25日、近所のレンタルビデオ屋も
開いていた。ま、そういうこと。

クリスマス、というか冬の期間限定、
コーヒーやら紅茶やら。
ブラートアプフェルは焼きリンゴ、
シュペクラーツィウスはこの時期食べられるクッキー、
グリューヴァインはクリスマス市で飲まれるホットワイン。
 
今年のベルリンのクリスマス市では、
そのグリューヴァインに毒物が混入されるという
事件が何件か起き話題を呼んだ。
確かこれも犯人に賞金が掛けられた。
ベルリン人は知らない人から受け取ったワインを飲むらしい。
まあ、クリスマス市の独特なお祭り的雰囲気や
宗教的儀式、とりわけキリスト教のそれや、
従ってそこに集まる人は皆善だという、
あるいは少なくともそういう所では人は悪いことはしないものだ、
という先入観がそうさせたのではあろうけれど、
基本的に取られる(盗られる)ことは警戒するが、
貰う事にはウェルカムだからなあ、この人たちは。
 
ただの悪戯という可能性もあるし、
犯人もひょっとするとそこまで自覚していないかもしれないけれど、
そんな幾つかの先入観を利用している辺り、
傍目からは知能犯に見える。
ドイツ人はこういう先入観を意識化しない、考えない。
意識化したり考えてしまったら
もうその前の通りに行動できない人たちだから。
日本人は基本的にその逆。
意識化しても考えても、その前と同じように行動する。
あるいは行動することが出来る。
そんなこんな。

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