ベルリンは今週になってやっと寒さから抜け出し、
やってくると言われた雪もドイツ南部の方にはやってきたけれど
ベルリンには今のところそれほど訪れず、
ああ、春の気配、なんて思っても
外は氷点下をちょっと上回ったくらいだったりするけれど、
1週間前より20度も気温が上がったわけで。
最低気温と最高気温の比較だとはいえ。
特に書くこともなかったからブログを放置していたら
各方面からメールが来たので更新しておこうと思った。
でも特に書くことがあるわけでもないから
久しぶりにサッカーの話でもしておくか。
ブンデスリーガの前半戦+後半ここまで。
日本人選手は軒並み苦戦。
ポジション安泰だろうとか書いた長谷部ですら
スタメンが確保できていないという状態。
ロイスが来る、というので尻に火がついた香川は
後半戦になって俄然調子が出てきた。
前半戦は一人だけバレーボールでやってるんじゃないか、
くらいボールが足についてなかった。
みんなを安心させた、と思ったら怪我したみたいで、
またか、と。
いやいや、分かるぞ、
この一進一退っぷりが何ともドイツらしいじゃないか。
そういうところだよ、ここは。
調子が良さそうなのは岡崎なのだが、
彼のところに入った補強もまた中々の選手で
スタメン確保とはいっていない。
そんな中総合で一番の出来だったのは細貝かな。
ドイツで好まれる攻撃参加で活躍できるボランチ、
という役を見事こなしている。
残念ながらチームがちょっと、
はっきりいってしまうと弱い、ので
あまり目立たないものの、
結果が数値にもキチンと出ているということを
先週だったかテレビもしっかりと伝えていたので、
このブログに書いたところで誰が見るんだって話だけど、
見ている人は見ているんだということ。
いいよ、細貝。
こっちでのプレーっぷりを見てから好きになった選手。
1部に限定しなければ2部でやっている乾なんかも
日本に居た時気づかなかったくらいいい仕事をしている。
そしてドイツ人。
ロイスについて前に書いたので、それ以外で‥、
となると‥、
岡崎のシュトゥットガルトのところのキーパー、
ウルライヒというのだけど、彼が凄いね。
見るたびに解説も「強えぇ」と言っている。
多分物凄い集中力の持ち主なんだろう、と思う。
チームは彼に何度助けられたか、と。
止められない場面を何度も止めている。
彼に止められないと本当に止められない場面だったのだ、
と逆に思ってしまうくらい、
とにかくボールをゴールに入れさせなかった。
瞬時に最適な判断を下す力はとにかく随一。
バイエルンに移ってから(決まってから)ミス連発のノイアーに
代わって現在ドイツナンバーワンのキーパーはこの人だと思う。
まだ23歳らしいけど。
いやあドイツ若手が育ちすぎ。
あとベルリンね。
またしても監督の引きとめに失敗したフロント。
何なんだろう、下手なのか魅力がないのかケチなのか。
そして新監督の下でチーム崩壊。
降格した時の反省からか、
今回は素早い対応を見せ、即解雇。
新しい監督の用意が出来ていない段階で。
おおこれは降格が見えてきたか、と思っていたら、
新監督にオットー・レーハーゲルが決まったとのこと。
言わずと知れたあのギリシャをユーロ優勝に導いた監督。
これはフロント頑張ったね。
そして僕は別にサポーターではないが、
それでも驚きの人選だ。
そうか、そういうのが居たか。
これはベルリンは降格しないんじゃないかな。
なかなか面白い。
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